勝間和代さんの「年収10倍アップ勉強法」で基礎スキルを鍛えよう!
勝間さんは勉強の鬼だった
この本を読むと得られるもの
基礎スキルの身につけ方がわかります。
勉強を習慣化できます。
収入アップにつながる勉強が出来ます。
勝間和代さんの事を、YouTubeでトランポリン飛んでる陽気なおば…、ぐらいに思ってませんか?
確かに間違いではないですが、侮られては困ります。
勝間さんは史上最年少で会計士に合格されました。
その後、中小企業診断士、オンライン情報処理技術者、TOEICは新卒時400点から3年で900点に、証券アナリストをしながらMBAも取得されました。
資格の勉強をされてる間も社会人としてフルタイムで働き、子育てもされてます。
そうした結果、年収は16年間で10倍に。年率で16%ずつアップです。年収アップモンスターです。
どうやって勉強されたのでしょう?
社会人になって勉強が出来ずに困っている人も多いと思います。
重要なのは、勉強の内容ではなく、続かせる仕組みづくりなんです。
この本では、仕組みづくりマイスターの勝間さんにそのノウハウを教わる1冊です。
この本では、
なぜ勉強するのか?
なぜ勉強が続かないのか?
勉強の基本的なコツ
何を勉強すればいいのか?
身につけたものをお金にしよう
などの項目で書かれています。
ここでは、勉強の基本的なコツについて要約します。
時代を超えて役立つ情報満載なんで、是非読んでみてくださいね。
なぜ勉強するのか?
なぜ勉強するのか?もちろん幸せになるためです。
なのに、なぜ勉強しないの?
社会人の勉強の敵は、モチベーションが続かないことです。
やる気になっても忙しくて、なかなか勉強に対するモチベーションが続かないのです。
では、どうすれば続くのでしょう?
それは、勉強すればするほど、毎日だんだん幸せになっていけばいいのです。
どうやって??
勉強することで年収が実感できるスピードで上がって行けばいいんです。
大体年収1500万くらいまでは、年収と幸福感は正の相関があるそうです。
勉強するほど幸せになる、という成功体験を作ってしまえば、無理矢理目標を設定しなくても、自然と隙間時間に勉強する様になります。
ただし、同じ勉強でも、基礎スキルアップの為の勉強と、教養の為の勉強は違います。
まずは基礎スキルの勉強です。
その後教養が必要になってきます。
未来を予測する為の歴史の勉強、新しいアイデアの為の文化の勉強などです。
勉強すれば、経済的にも立場的にも自由になれます。
企業に隷属する必要もありません。
全ての勉強に共通するコツ
全ての勉強に共通するコツがあるんですって。
だから勝間さんは色んな勉強が出来たんですね。
そのコツとは、
- 基礎を最初に徹底的に学ぶ
- 先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
- 学ぶ対象の基礎思想を理解する
- 学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる
- 勉強をワクワク楽しむ
独学で何の仕組みも作らずに我流でやると、基礎体力作りが出来ません。
これには意志の力は関係ありません。そんなの嘘っぱちです。
人間の脳は成果の現れないものよりも、目の前に迫る大事なことを優先するようにできているのです。
一度勉強の基礎が出来ると、どんな勉強でも、セールストークでも、エクセルでも、編集作業でも、なんでも上手に出来るようになれます。
もちろんすぐに出来るようにはなれません。
収入の5〜10%は、勉強法の勉強のために投資しましょう。必ず、何倍にもなって返ってきます!
基礎を最初に徹底的に学ぶ
まず1ですが、ひたすら基礎訓練を行います。
基礎訓練の敵は「飽き」です。
正直面白くないので飽きてしまいます。
そこで、まずは進捗を計量できるようにしてみましょう。
TOEICとかだとわかりやすいですよね。点数が上がっていくのをわかるようにします。
カレンダーに出来た日をチェックするのもオススメです。
壁に貼ってみて下さい。楽しいですよ。
半年間は、基礎訓練に費やして下さい。
司法試験なら、法体系の全体像を掴むことに集中します。
短期間で結果を出す人たちに共通するのは、辛抱強く、半年間、基礎力をつけることに集中できる、ということです。
先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
2つ目のコツは、センパイにコツを教わろう!です。
勉強内容じゃなくコツね。
本はどうしても情報量が落ちるそうです。細かいニュアンスが伝わらないのです。
なので人から学び、補助的に本や教材を使います。
「学ぶ」とは「真似る」ことです。
まずはマネすることから始まります。
「なら、動画最強じゃない?」
そうなんです、ネットには合格体験記も数多くあります。
まずは、動画で学んで、コンタクトを取ると個人的にも質問できるかもしれません。
学ぶ対象の基本思想を理解する
どういうこと?基礎とは違うの?
例えば会計士の勉強なら、どういう思想があって、社会ではどのような役割を果たしてて、どういう構造で出来ているかを理解するのです。
これらをわかってから勉強を始めると、効率も楽しさも、上達の早さも深さも、全部まったく異なるそうです。
へー!そんなの考えて勉強してなかったなあ。
英語の勉強をするなら、イギリスとアメリカの歴史も理解しておきます。
世界的で使われているのは、比較的わかりやすい、簡単なので言語体系になってるからでもあります。
言語学習で言えば、英語は目で読むよりも、耳で聞くのに向いている音声系の言語です。
日本語は目で見て書く方が効率的です。
だからこそ、英語はヒアリングです。
こうした基礎的な違いをわかってると、知らないで学んでる時より効率が全く変わってくるのは当然です。
仕事で使う資格だと、仕事の基本思想を理解して、求められる脳裏を要素分解するスキルが大切です。
俯瞰して大局的に見て、資質を理解して、それに沿って勉強するということですね。
学んだことを自分のことばでアウトプットしてみる
これなー!自分に今足りてないのは間違いなくこれ!
インプットよりもアウトプットは多い方がいいです。
とにかく学んだらアウトプット!
アウトプットして初めて自分が理解しているかどうかがわかります。
インプットしてると勉強してる気持ちになりますが、全然理解してない事も多々あります。
資格などの場合は、とりあえず過去問です。
Twitterやブログで、専用アカウントを作って発信するのも良い方法です。
このブログやっててもわかります。
誰も見てなくても、発信するだけで劇的に自分のものになりますよ。
勉強をワクワク楽しむ
最後のコツは勉強を楽しむことです。
「勉強を…楽…しむ…?」
という方も多いと思います。自分もそうです。楽しいもんなの?
日常で感じる楽しくなる時は、知識と情報がつながった時ですね。
法律の勉強をしてると、ニュースを見てても、「そうか、会社法ってこういう時に役立つのか」と、新しい発見が生まれます。
脳科学的にもこれは脳の大好物なんです。
世の中のパズルが解けるようになってくると、だんだん勉強も楽しくなるはずです。
為末さんも遊びを取り入れようと仰ってます。
これからは乗ってる船がいつ沈没するかわからない時代です。
転覆しなくても、船から追い出されるかもしれません。
自分で勉強のスキルを身につけないと生き残れないと認識しましょう。
それなら放り出されても、荒波を自力で泳いで行けるでしょう!
「年収10倍アップ勉強法」を読んでやってみた
勝間さんの勉強法を取り入れてみた
まずは情報の乱読だそうです。
量でひたすら勝負です。
僕も毎日1冊以上本を読むようになって、読むスピードが上がってきました。
といっても、眼球を動かすのが速くなったわけではありません。
読まなくてよい箇所がなんとなくわかってきたのです。
ちょっと読み始めて、「あ、この章はいいや」ってわかるようになった感じです。
最初は半信半疑なんで読んでみますが、「やっぱりこの本の中では特にいらないとこだったな」となります。
次に問題意識を持って、質を求めましょう、とあります。
これのおすすめは目次を読み込んでから本文に入ることですね。
目次を読むと、本文を読んでても、頭の中に「今ここでは〇〇の情報を探してるのだ」と意識が働きます。
本のタイトルは、一番はセンパイに教えてもらう事ですね。
人に勧められたものをドンドン読んでいきます。
ブログやYouTubeでも書評系って多いので是非試してみてください。
耳でする勉強だと、オーディオブックが今のところ最強です。
オーディブルというAmazonのサービスを使ってます。
全ての時間が勉強時間になりますよ!
勝間さんの勉強法はまだまだいっぱいありますよ。
是非本で学んで下さいね。
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年収を上げる勉強法はこちらもオススメです。
著者 勝間和代
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン