全ての知識を20文字でまとめる「紙1枚!独学法」学びをもっと活かそう!
色んなことに応用できて便利すぎる
この本を読むと得られるもの
学びの吸収力を上げて仕事に活かせるようになります。
紙1枚に企画やプレゼンなど全てをまとめることのできるメソッドを学べます。
効率的にアウトプットができるようになります。
僕がブログを始めたきっかけがまさにコレでした。
「学んでもすぐ忘れるし、ただ時間を浪費しているような…」
勉強しないとこのままじゃいかん!と思い読書を始めてみましたが、しばらくするとキレイさっぱり忘れてしまいます。
やば、わたし頭悪すぎ…。
この本を読むと、こんな悲惨なことになるのは学習に対する間違った認識を持っているからだそうです。
誤解①「学んだことは全て覚えていかなくてはならない」
→活かすことが目的なら「全てではなく1行だけ」覚えておく
誤解②「一生懸命勉強=インプット」
→「アウトプットする為にインプットする」が、仕事に活かす大前提
誤解③「勉強は自分の為にやるもの」
→仕事に活かしたいなら「人の為に勉強」することが本質
ポイントは「わかっている」だけでなく「できているか」です。
具体的には3つの勉強法をこなしていきます。
一つ目は「インプット」です。
「学んだことを忘れてしまう」という悩みは「インプットしたことを、ずっと覚えている」が解決のゴールです。
その為の学習法はなんと「紙1枚に書くだけ」です。
二つ目は「アウトプット」です。
「せっかく学んだのに、何もしていない」を「活かすアウトプット」に変えていきます。
「紙1枚」のアウトプット型学習法です。
三つ目は「奥伝」です。
もっと「奥」まで、前提にある「仕事観」にまで踏み込んでいきます。
そうすることで、誰もが納得、それでいて目からウロコな、仕事における本質をつかんでいきます。
これも「紙1枚」書くだけです。
この本では、
なぜ学んだ内容を忘れてしまうのか?
「紙1枚」書くだけの「20文字」インプット学習法とは?
アウトプット力を高める「学び方」
その他大勢から抜け出す「3Q」アウトプット学習法とは?
なぜ、学びを仕事に活かせないのか?
奥義伝授!仕事に即活かせる「1枚」コントリビューション学習法とは?
「知的好奇心」型の学習を取り戻す
の項目で書かれています。
ここでは、第一段階の「紙1枚のインプット法」について要約していきます。
先述したようにアウトプットからの奥義まで行かないと意味がありません。
続きは是非本を読んで習得してくださいね。
学んだことを忘れない3つの勉強法
「これはすごい!こんな勉強になった本はなかなかないぜ!」
そう思っても、いざ人にどんな内容か聞かれると、具体的な中身がなかなか出てこない。
そんな悲しい思い、皆さんはありませんか?
現在は情報が溢れ、学ぶことがお手軽になった分、消費行動になってしまいました。
こうなると忘れるのが当然という意識構造になってしまいます。
となると、「消費」型の学習観から「投資型」の学習観に切り替えていく必要があります。
その場限りでなく、目的を明確に設定して、目的を達成する為に能動的に学ぶ「投資型」に変えるのです。
学んだことを忘れてしまうのは「思考整理」しながら、学んでいないからです。
能動的なインプットが出来ていないと、本のキーワードを咀嚼して、自分の言葉で話す事が出来ません。
3つ目の原因は「短く要約していない」からです。
思考を整理しても、その結果が長すぎるととても覚えられません。
一言どころか一息で言えるレベルまで縮めます。
20文字あれば、なんでも言い表せる
先程の3つのキーワード
- 目的の明確化
- 思考整理
- 端的な要約
これらを使って、学んだ内容を長く記憶に残せるようにインプットしていく学習法を構築していきます!
ひとつひとつの学びを20文字前後でまとめてみましょう。
例えば、ここまでの話だと
学習を消費として捉えているから(15文字)
思考整理しながら学んていないから(16文字)
出来るだけ20文字前後でまとめましょう(19文字)
なるほどね。このブログの文章にもこんな風に「要約した一文」が随所にあれば、わかりやすくなりますね!
「でもどうすれば20文字にまとめれるの?」
なんか心配になってあれもこれもと入れたくなりますよね。
著者の浅田さんは、以前はトヨタで働いてました。
トヨタには、企画書や報告書、資料など全てを紙1枚でまとめるという企業文化があるんですって。
「1枚の紙」には「複数のフレーム=枠」がついています。
加えて各フレームの上部には「何について書いてあるか=テーマ」があります。
この制約の中でまとめていくのです。
思考整理とは、テーマについての本質を考え抜くことです。
本質とは、多くの事象に当てはまる「よりどころ」です。
判断基準とも言えるので、どんな時にもブレずに判断でき、応用が効くため不測の事態にも対応出来ます。
学習とは、思考整理による本質探究そのものなんです。
さて、いよいよ20文字インプット学習法に入りますよー!
まず用意するのは紙と、赤青緑の三色ペンです。
これはここでは紹介しませんが、「中伝」「奥伝」でも同じです。
まずは緑のペンで枠線を書いていきます。
枠は本で確認して下さいね。
このシートでは、今回は本を読んでまとめることにします。
左上には日付とテーマを書きます。
pの所には、その本を読む目的を書きます。この問いの答えを読書前に赤ペンで書いておきます。
目的が明確になると、目的達成に関係ない事は切り捨てることが出来ます。
さらに、この訓練を繰り返すと、学習時に「目的を意識する」習慣が身に付きます。
そうすると、言語化も簡単になっていきます。
そして、pの部分をチラチラ意識しながら本を読む読んでいきます。
ほんのちょっと意識するだけでも、全然変わってきますよ。
一通り読んだら、フレームワークの中段部分にキーワードを書き出していきます。
これは青ペンで書いていきます。
この「青ペン」プロセスは、あとで20文字まとめを作る時のベースとなります。
ここで重要なのは、また熟読しないことです。
キーワード出しは10分以内を目指します。
最後にまとめ作業に進みます。
再び「赤ペン」の登場です。
「青ペン」プロセスは思考整理における「情報の整理」だったのに対し、「赤ペン」プロセスは、後半の「考えをまとめる」に該当します。
似たような意味の言葉をグルーピングしてみたり、複数の言葉に共通するキーワードを考えてみたりします。
この際には赤ペンで囲ったり、つないだりと「動作をしながら考える」ことが大切です。
ある程度まとまったら、下半分の「1p?」の欄に「赤ペン」で20文字程度にまとめたものを書いていきます。
1マスに1文字ずつ埋めていきます。
これを20枚くらいやっていくと、まとめるのも楽しくなってきます。
自分なりの答えを目指していけばいいそうです。
大切なのは、「目的の達成な役立つかどうか」です。
以上が3つのうちの一つ目、20文字インプット学習法でした。
「紙1枚!独学法」を読んでやってみた
タイトル1つ書くのにも真剣に考え出した
実践してみた3つのこと
- ブログの中タイトルを20文字でまとめてみた
- 仕事の企画書や報告書をトヨタスタイルで提出するしてみた
- 人に説明する時には20文字アウトプット法を使ってみた
20文字で表現する技法をこのブログの中タイトルでも取り入れてみようと思います。
中タイトルとは、ブログの中で使っている見出し3ですね。
これを
- 目的の明確化
- 思考整理
- 端的な要約
の3つを意識して書いてみました。どうでしょう?イマイチ努力の跡が見られませんね。
もうちょっと上手になるまで時間がかかりそうですが、このまま継続していきます。
会社に提出する企画や報告書にもトヨタ方式のアウトプットを取り入れてみました。
文章で書くよりも断然伝わりやすくなると思います。
同じように他人に物事を伝える時にも20文字アウトプット法を使い始めてみました。
これがまた難しい!
ダラダラ要点もわからない話し方をするクセがあるので大変です。
でもこれで少しでも伝わりやすくなればいいなと取り組んでいます。
これをアウトプットでスムーズに出来るようになるには練習が不可欠だなあと実感しました。
でもその分出来るようになった時のメリットは大きいと思います。
是非本で読んでみて下さいね。
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インプットの話をしましたが、アウトプットこそ大切なんです。
著書名 すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
著者 浅田すぐる
出版社 SBクリエイティブ