
目次
メンタリストDaiGoに学ぶ「好きをお金に変える心理学」自分の幸せは何かな?と考えてみよう
好きでお金を稼げると幸せだろうな
この本を読むと得られるもの
自分の好きな事を掘り下げ、自覚する事で「お金」と「幸せ」のバランスが見えてきます。
お金の悩みから抜け出す為には、自分が満足出来る器、充足感を覚える環境がどの様なものか知ることが欠かせません。
幸せに繋がる道を探し出すことが出来る様になります。
スタバで頼んだコーヒーが、バケツみたいなカップに入って出てきたらどう思いますか?
こんなにいらない、もったいない、飲み切れない、などと思うでしょう。
それがお金だったらどうでしょう?
ほとんどの人がこんなにいらないとか思わないでしょう。僕ももちろん大歓迎です!
なぜコーヒーだったら適量がわかるのに、お金だとルーズになるのでしょう。
それは、自分が美味しく飲めるコーヒーの量は知ってるけど、お金はどれだけ待てばいいのか知らないからです。
自分にとっての適量がわかれば、満足して、充足し、幸せになる事ができます。
これが「お金」と「幸せ」のバランスになります。
足りていないのは、知識と経験です。日本人は学校でお金の勉強をする事なく社会に出ていきます。
その結果、お金の稼ぎ方と使い方に関して誤解したまま、最も大切な「お金と幸せのバランス」を理解しないまま暮らしているのです。
海外は投資の勉強などもするらしい。
大きなカップにいつまでもコーヒーを注いでいるから、足りないと思い心が満たないのです。
日本では年収800万でも破産する人が多くいます。
彼らは不安だけでなく、稼いだ以上に使ってしまいお金を失う傾向にあります。
そこには「イースタリンの逆説」という法則が関係しています。
これはアメリカの経済学者イースタリンが提唱したもので、
「貧しい時には収入が増すと幸福感も増す。しかし年収が一定レベルに達すると、それ以上収入が増えても幸福感は変わらない」
というものです。
なぜ幸福感が小さくなるのか。
自分にとってのお金の適量がわかっていないと、満足感や充足感が得られる「使い方」が出来ていないからなんです。
すると、「こんなに頑張って収入も増えたのに、おかしい」と感じるんです。
そこで更なる充足感を得ようと、たいして欲しくもないモノにも大金を払うようになります。
お金を使う事で幸せが得られると錯覚し、破産するまで使うのです。
そうなのか、満足感って大切なんですね。
どこが自分にとって最低限必要なものか知らないと大変です。
DaiGoさんの場合、衣食住に困らず暮らせて、好きなだけ本が読めれば良いと気付きました。
これがDaiGoさんにとってのちょうど良い器です。
本の購入、快適な読者環境の追求、本を読む為の時間を作る事の3つにお金を使うことをが絞られていきます。
これが実現できるだけの稼ぎがあれば幸せを維持できるという事です。
こうなると、お金に振り回されなくなります。
なんか素敵な生活やなあ。羨ましい。
この本では、
お金を遠ざける3つの誤解
「好きなこと」を見出す
「好きなこと」をマネタイズさせる5つのポイント
さらなる稼ぎを生み出す7つのルール
について書かれています。
ここでは、「好きな事をマネタイズさせる5つのポイント」について要約します。
読む人の段階によって必要なパートは変わると思います。
是非本で必要な箇所を読んでくださいね。
「好きな事」をマネタイズさせる5つのポイント
人に知ってもらう
好きな事をマネタイズする第一歩は「人に知ってもらう」ことです。
自分はなにが好きで、どれだけ得意で、実際には何が出来るかを知ってもらう所から始まります。
周りに知ってもらう努力が「アピール&コミットメント」です。
イェール大学が実験した「六次の隔たり」という理論があります。
これは友達の友達の友達…とたどっていくと、六次の隔たりで世界中の誰とでも繋がる事が出来るというものです。
本気でアピールすれば、誰とでも繋がる事が実現します。しかし、心で願っていても変化はありません。
ただしアピールだけでは押し付けなんで、コミットメントが必要です。
「自分はこういう事が好きだから、何か困ったことがあったら言って下さい。力になれます」
このように相手の需要にコミットして、磨いた力で助ける準備がある事を宣言しましょう。
また、アピールする時は、自分がやろうとしている事をひと言で言えるようにするのも大切さです。
人を助ける
2つ目のポイントは「ギブ&ギブ」です。
出ました!このブログのパワーワード!
これで周りに味方を作っていきましょう。
周りの人達を味方にしていくと、マネタイズに向けてサポーターになってくれます。
高価なものでなくて構わないので、周りの人達にプレゼントをしていきましょう。
次の段階では「貢献」していくので、ここではドリンクとかそんなものでも結構です。
「お疲れです」や「おめでとう」などメッセージも添えて渡していきましょう。
付箋をコーヒーとかにピッと貼ってね。
「好きなこと」で「貢献」する
マネタイズの3つ目のポイントは「貢献」です。
「ギブ&ギブ」で「好きなこと」で他人の役に立つ行動をしていきます。
相手の夢に耳を傾けて、その夢に対して自分はどんな貢献が出来るかをいつも考えます。
「好きなこと」で貢献できると、副次効果で幸福感も得られます。
この幸福感が自分の幸せにも繋がるのです。
返報性の法則も働き、口コミであなたの評判も広げてくれます。
人脈とは、誰かに知られている事です。強みも知ってもらって伝わってこその人脈と言えます。
「弱いつながり」こそ大切
スタンフォード大学の社会学者マーク・グラノヴェッター教授は、転職したばかりの専門職、技術職、管理職に就いているひと達の、仕事の情報経路について調べました。
その結果、「強いつながり」が17%、「弱いつながり」が28%となりました。
強いつながりとは、家族や友人、社内の親しい人です。
弱いつながりは、取引先の担当者、ご近所、趣味サークルの仲間たちなどです。
「強い繋がりの方が困った時に助けてくれそうやけど??」
確かにそうです。しかし「強いつながり」の人達は、あなたと似た環境で生活しています。
つまり、今いるコミュニティの外にチャンスを求める時には、自分とは異なる環境にいる「弱いつながり」の人達の方が役立つのです。
「弱いつながり」の知人から、「普段お世話になってるし、それなら任せて」とチャンスをもらえるような関係性を作っておくことが4つ目のポイントです。
脳の機能として、定期的に連絡を入れて取り合って友好関係を維持できる人数は150人だそうです。
「弱いつながり」もそんなに多く作れないんですね…。
でも、その150人の向こうにはそれぞれまた150人がいると考えると、可能性は広がっていきますね。
どんどん好きな事でギブ&ギブして、貢献できる宣言をしていきましょう。
決断は「直感」を信じる
あなたの存在を周りに知ってもらい、好感度を上げ、いよいよネットワークの向こうから、チャンスが巡ってきたとしましょう。
その時に迷わずチャンスを掴みにいけますか?
5つ目のポイントは「直感」です。
直感は実験でも明らかになっている、れっきとした能力です。
なんとなく違和感を感じるけど、具体的には説明出来ない。
それは脳が直感を働かす部分と、じっくり判断する部分が全く違うからです。
両者は脳で行われている情報処理のプロセスが全く異なります。
イスラエル大学の研究では、直感の90%が的中するという実験結果も出ています。
人は意識的に思考しても無理なことに、直感で正しい判断が出来るんですね。
そして、自分に自信を持っていて、ポジティブに挑戦できる人は判断を迷いません。
あれこれ考えると行動が止まってしまいます。
好きなこと、得意なことをチャンスに変えていく決断をする時は、直感を信じて動きましょう!
慎重に考えているうちに、チャンスは過ぎ去ってしまいます。
「好きをお金に変える心理学」を読んでやってみた
お金の使い方を気をつけよう
やっとこ収入が発生しても、ご褒美とか買ってはいけません。
さらに好きなことを磨けるように投資するべしです。
動画で稼いだらジンバルを買うし、ブログで稼いだらFacebookの広告にまわします。
新しいスキルや機材を手に入れるのは楽しいし、出来なかったことが出来るようになるのも嬉しいです。
ギバーになる!
ギブ&ギブを実行して、ギバーになる!
僕は完全にマッチャーなので、意識を変えてギバーを目指しました。
トップのギバーは、全体のパイを大きくする事に尽力するそうです。
そして拡大した分を周りに分配する。
他の人の強みを伸ばす感じですよね。
そして次に大切なのが、他のギバーと一緒に仕事をしていくことだそうです。
そんな人と出会えるのだろうか。
まずは自分がギバーにならないとです。
ギバーになる方法は、マインドではなく行動なんです。ギバーの人がやってる事をマネすればいいんです。
よっしゃ、観察してマネしよう。
好きをマネタイズする為に意識しないといけないことがわかりました。
他にもお金に関する心理学や、好きなことでフローに入る条件なども書かれています。
是非読んでくださいね。
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好きなことをお金に変えるのは、これからの時代の働き方とも言えます。
むしろ好きなことしか仕事になりません。
是非押さえておきたい本達です。
著書名 好きをお金に変える心理学
著者 メンタリストDaiGo
出版社 PHP研究所