「30代で人生を逆転させる1日30分勉強法」人生の逆転は勉強でしか起こせない
人生逆転なんて勉強以外にないから
「仕事がうまくいかない！」「クソパワハラ上司が鬱陶しい！」「なんか毎日がつまんねえ！」
お、落ち着いてください。気持ちは痛いほどわかります。
では、どうしたら人生は逆転できると思いますか？
①助けたおじいちゃんが大富豪だった。宝くじで１等が当たった。実はお金持ちの一族だった。
②玉の輿に乗る。なんか持ってて教祖になった。芸能界デビューした。
③社内で一目置かれるスペシャリストになる。好きな会社に転職する。起業する。
①はたまたま運が良かっただけです。②はアイドル性やカリスマ性、オーラなどが必要です。
このブログを読んでるようなら③しか方法はありません。
そうです、あたなには（もちろん僕も）もう勉強しか残っておりません！
著者の石川さんも偏差値30からのダメサラリーマンで一時期は借金で食いつなぐどん底人生でした。
それが今や税理士、専門学校講師、建設会社総務部長と見事な３足のワラジを履いて充実した人生を送ってらっしゃいます。
この華麗なる「逆転人生」を可能にしたのはもちろん勉強です。しかも1日30分の勉強だったそうです。
きっかけは会社に来た税理士を見て、その自分との格差に感銘を受け、「僕も税理士になろう！」と決意するところからです。
目標が出来てからは毎日ノートに未来の夢予想を具体的に書いていきます。すぐにいっぱいになります。
人生逆転の定義。
それは強い願望を見つけること。そして1日30分でいいので毎日勉強すること。
不純な動機でもまずは人生を逆転させる。道徳心は後からでもいいです。
この本ではめちゃめちゃ具体的な勉強法が数多く掲載されています。
ここでは勉強法について要約して掘り下げていきます。
時間の作り方や目標の見つけ方、三日坊主の防ぎ方などは本で学んでくださいね。
おとなの勉強とは何だ？
「え〜、大人になったのにまた勉強かよ…」
いえ、大人の勉強と子供の勉強とは違います。
大人の勉強はすでに何をやるかわかっている。そのやるべき事に向かって行う勉強です。
受動的だった勉強から能動的な勉強へ。我慢してやった受験勉強と目標に向かって一心不乱にやる勉強とはワケもケタも違うのです。
勉強を始めるのに遅いもありません。人生で一番の後悔はやらなかった後悔のはず。
ネガティブに考えれば今日は人生で一番歳をとっている日です。
しかしボジティブに考えれば今日はこれからの人生で一番若い日です。
吉田松陰は29歳で生涯を終えました。坂本龍馬は31歳です。
これからの人生はまだ少なくとも坂本龍馬より長い可能性が高いのです。
何でも出来そうな気になりませんか？
「もしも世界が100人の村ならば」にも書いてあります。
もし世界が100人の村なら50人は栄養失調で苦しみ、70人は文字が読めません。
大学の教育を受けるのは1人、コンピュータを所有するのも1人です。
もう日本に生まれただけでめちゃめちゃ豪運なのです。間違いなくチャンスです。
周りを見て下さい。勉強してるやつって何人いますか？
30〜49歳の平均勉強時間は１日7〜8分です。その中で30分も勉強したらもうどうなるか想像も簡単です。勝ち組確定です！
死ぬ間際になって「勉強なんかして時間無駄だったなあ」なんて絶対思いません。
30分が2倍にも3倍にもなる勉強法
ジャックバウアー勉強法
最初の勉強法はジャックバウアー勉強法です。
ジャックバウアーとは、ドラマ「２４ twenty four」の主人公です。
一時期めちゃめちゃハマって僕も観てました。
CTUは実在しない組織ですが、CIAの下部組織という設定になっています。その割には侵入者続出、情報漏れまくり。
社員の半分は死ぬし、ジャックは24時間働くという超ブラック企業です。
24の面白さの魅力は常に時間に追われているストーリー展開です。
期限付きだからこそ燃えるのです。
勉強も同じです。
この昼休みの30分で問題集を解こう。電車が来るまでの2分でNewspicksを見よう。隙間時間の5分で全てのメールに返信しよう。
期限があるから燃えるのです。
これがいつでもいいから、暇な時にでも、だといつまで経っても出来ません。
期限を意図的に作って勉強する。これがジャックバウアー勉強法です。
スラムダンク勉強法
本では「あしたのジョー勉強法」だったのですが、正直よく分からなかったので「スラムダンク勉強法」に変えてみました。
別にワンピースでもキングダムでも何でもいいと思います。
山王戦を思い出して下さい。もうみんながむしゃらに試合に打ち込んでました。
そんな風に勉強するのです。
勉強法にはいろいろなスタイルがあります。
赤城は声を出してガンガンやります。
流川は自転車乗りながら耳で聴いて勉強してます。
桜木はひたすら基礎を繰り返し体で覚える。
サラリーマンは30分しかありません。その30分をどう使うか。
それこそがむしゃらです。山王戦のラスト30秒の攻防のように。
一斉に走り出すように、目と口と手と脳を全て動かす。
30分という限られた時間に負荷と目標意識を持ってチャレンジする。
ひと回り大きくなる事間違いなしです。
良い仲間勉強法
ネイルサロンを開業するためのサロン、弁護士になるための学校、起業セミナーでの勉強。
居るのは共通の目的を持っている人たちです。
大人もだんだんグループにも分かれていきます。
「デキる仲間」と「デキない仲間」に分かれるのです。
もちろんデキる仲間になるには対等のスキルを身に付けていないといけません。
「デキるグループ」の人達はジャックバウアー勉強法もスラムダンク勉強法も自然に使っています。
仲間になれば助け合いもしますし、ライバルでもあります。
良い仲間に出会う事が自分が高みへと押し上げてくれる近道となります。
心的飽和勉強法
心理学で「心的飽和」という用語があります。
繰り返し同じ作業。行う事で飽きることです。作業をやめてしまう場合もあります。
勉強は８割は復習です。何度も何度も復習します。
新鮮味がなく飽きがきてしまう復習をどうしましょうか…。
賞罰を与え勉強にメリハリをつける事、ゲーム感覚で楽しく勉強する事で心的飽和を解消しましょう。
筆記用具を変えてみるのも良いと思います。
勉強する場所も変えましょう。個人的にはお金を払って場所を確保するのが良いですね。
無料の場所はぶっちゃけ横にアホが来る場合があります。
「30代で人生を逆転させる1日30分勉強法」を読んでやってみた
勉強時間を確保してみた
「時間がある時」は永遠に来ません。時間は作るものなのだ。
時間が無いのではありません。優先順位が低いだけなのだ。
なのでまずは、やらないことを決めないといけません。
僕はiPhoneはスクリーンタイムで、夜に使うと時間を浪費するアプリを使えなくしました。
ダラダラ触る時間を削ってとっとと寝ると、次の日に早く起きれます。
タバコは健康もですが、吸う時間がもったいないので止めました。
1日20本吸ってる時間を止めるだけで、30分は確保できそうでしょ。
オーディブルで本を聴きながら作業もいいですよね。
電車が混んでてKindleが持てないときは、オーディブルを使います。
これを全部すると1時間は確保できそうです。
これをこのブログを書くとかに回してます。
モチベーションのあがる良い本だと思います。
是非読んでみて下さいね。
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こちらも30分での勉強法です。合わせて読んでみてはいかがですか？
著者 石川 和男
出版社 CCCメディアハウス