時間革命

 

「自分時間」を生きているか「他人時間」を生きているかで人生の豊かさは変わってきます。

川の流れに乗るように身を任せ、気になったものをどんどん手を出していけばそれでOK。

無駄な時間をどれだけ排除し、自分にとって大事な事をする時間に変えていくか。

「多忙」ではなく「多動」なのです。

堀江貴文「時間革命」自分の時間を生きているか?ムダな時間を生きていないか?

時間を無駄に使いまくってました

この本を読むと得られるもの

  • 堀江さんの密度の凄い時間術が学べます
  • 自分が幸せになれる時間の使い方がわかります
  • 時間を管理できれば将来を心配する必要がなくなります

 

時間とは人生です。

堀江さん曰く「時は金なり」なんてのはバカな考え方です。

人間にとって時間とは、何よりも尊いものです。

 

ホリエモンこと堀江さんは超多忙な日々を過ごされています。

その堀江さんをして「時間ほどかけがえのないものはない」と仰ってます。

お金は無くなっても何度でも稼ぎ直す事が出来ます。

 

しかし、一度無駄になった時間はもう戻ってきません。

なのに、みんなお金にはヤイヤイ言うのに、時間がコッソリ盗まれても大して気にもしません。

 

全ては時間の質を上げるためです。

時間の質を高めると必ず人生の質も良くなります。

 

堀江さんの膨大な仕事も、美味しい食事も、人付き合いも、遊びも、全ては「より良い時間」を生むための手段でしかないのです。

時給1000円で働いている人の1時間は、本当に「1000円の価値」しかないのでしょうか?

 

僕らの時間は他人に切り売りするためのものではないはずです。

時間こそ唯一誰でも平等に与えられるものです。

その時間の「投資先」を常に考えて、その価値を最大化することに、全てを注ぎ込まなくてはなりません。

 

この本では、

  1. 「他人の時間」を生きてはいけない
  2. 徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
  3. 「常識や世間体」に時間を溶かすな
  4. 「夢中」が時間密度を濃くする
  5. 「健康」こそが最大の時間投資である
  6. 「将来を心配する」という究極のムダ

の項目で、時間革命の起こし方について解説されてます。

 

時間を大切に使えてますでしょうか?

僕は全然ダメでした。

もし使い方に不安があるなら、是非この本を読んでみましょう!

堀江さんの時間の使い方が徹底されててヤバい

忙しい=充実ではない

自分時間」が多いと人生の質は高くなります。

自分時間とは、好きな仕事、やりたい事、楽しいイベントなどです。

 

逆に「他人時間」ばかり過ごしていると、自分の人生に満足出来なくなります。

 

「自分時間を増やして、他人時間を減らすと、人生の質は高くなる」

この本の核心はいたってシンプルです。

 

問題なのは、自分の人生が「他人のための時間」で埋め尽くされていると気付いていない事です。

もしくは、気付いても知らないフリをしているか。

 

僕はまさにこの知らんフリをしてきました。

堀江さんにしてみれば、「なぜ平気でいられる?」と不思議に思われます。

 

堀江さんは刑務所の中ですら、自分時間を大切にしてこられました。

手紙でやりとりしながら、メルマガの更新も休まず続けてこられました。

本も1000冊以上読まれました。

ホリエモン読書術「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた」

 

結局、時間を自分のために使えるかは、自分次第なんですよね。

時間がないのを環境や他人のせいにしているだけなのです。

 

「暇」はもちろん悪です。

しかし、どれだけスケジュールがびっしりでも、それは「多忙」なだけで「多動」ではありません。

 

自分のやりたい事で埋め尽くされていれば、忙しいとは感じません。

一日中好きな事で遊んでたら、「多忙」なんて思わないですよね。

時間の価値を高めたい時、注意すべきはこの「多忙」と「多動」を勘違いしない事です。

樺沢先生はどうやってあんなに発信しているの?「神・時間術」で教えてもらおう

 

無駄な時間ってなんだろう?

堀江さん曰く、

「人生における最大のムダは、悩む事だ」

です。

うーん、悩まずに生きていけるものなのでしようか?

夢をかなえたいなら「自助論」を読もう!人としての品格と器量を磨く

 

悩むとは、何か決まった問題に対して前向きな解決策を考えるのとは違います。

本当は「こうしたい」という答えがあるのに、プライドや自意識が足を引っ張っている状態が「悩む」です。

 

よく堀江さんは悩み事相談で「やりたいなら、明日にでも辞表を出してきなよ」と仰ってます。

これは意地悪で言ってるのではありません。

むしろこれこそが正しい悩みの対処法なのです。

 

でもここでみんな変なプライドが邪魔します。

「みんなにバカにされたら恥ずかしい」

「小さな会社で働くのはみっともない」

「周りはどんな目で見るだろう」

 

はっきり言われてますが、これは前はただの自意識過剰です。

みんなそんな事を気にするほど暇ではありません。

いちいち気にしているのは自分だけなのです。

 

時間を増やすには、「シンプルに考える」ことが一番です。

実際、物事は複雑に考える方が簡単なんです。

もっともらしい理屈をつけて引き伸ばす事が出来るからです。

 

シンプルに考える方が「勇気」や「エネルギー」を必要とします。

「趣味に打ち込みたいし、好きな仕事をしたいけど、家族との時間も大切だし、でもリスクは背負いたくない。んー…このままでいいか」

 

これは本質が分かっていません。

世の中は全てがトレードオフです。

全ての希望を叶える事は出来ません。

 

シンプルに考えて、「本当に大切にしたい事」以外は全て手放し、自分の根本的な欲求に向き合う必要があります。

シンプルに絞り込めた人こそが、自分の時間を手に入れれるのです。

名著「エッセンシャル思考」捨てることから人生のブレイクスルーは始まる

 

隙間時間は黄金時間

悩む時間を削ることの次に大切なのが、「すきま時間」の使い方です。

皆さんはちょっとした待ち時間とか移動時間は何に使っていますか?

 

大事なのが「すきま時間」をどれだけ有効に使っているかです。

ランチが出て来るまでの時間を、スマホを眺めながらボーッと過ごしてませんか?

移動時間につまらないゲームをしたり、くだらないSNSの話題を見てませんか?

うう、やってるかも…。

「忙しい、時間がない」という人に限って、こうした時間の浪費を平気でしています。

 

隙間時間をうまく使うコツは、あらかじめ「そこてやる作業」を明確に決めてしまう事です。

例えば、あと5分あるなって時は、アウトプットする情報のチェックをします。

30分ある時は、ブログを書きます。

 

隙間時間は「締め切り」があるので、集中して作業をする様になります。

だからこそ、やるべき仕事は細かく分解して、いつでも隙間時間にサクサクやれるように準備しておく事が好ましいのです。

 

隙間時間を奪うのはスマホですが、隙間時間を有効活用出来るのもスマホです。

まさにスマホの使い方次第で時間革命は決まると言っても過言ではありません。

「時間革命」を読んでやってみた

時間を上手に使えるようになりたい!

実践してみたこと

  • 努力しない
  • ストレス時間を減らす
  • 気持ちよくなるルールを作る
  • 長期目標は立てない
  • ノリで生きる

努力しない

堀江さんの本は、やるべき事が明確に書かれているので行動しやすいです。

まずは「努力しない」。

 

のっけからそれかい!って感じですが、確かにそうかもって思いました。

人生は「川下り」のようなものなのです。

 

流れに逆らって泳いでも進みません。

たまにどこからか果物が流れてきて、かじってみるととてつもなく美味しかったりします。

 

川下りを楽しむには、ポイントは2つ。

まずは、自分から「果実」を探し求めない事

人が食べてるのをみて羨んで探し求めても疲れるだけです。

 

もう一つは、少しでも美味しそうだと思ったら、選り好みせずに手を伸ばす事

心がブレーキをかけますが、気になったら手を伸ばすべきです。

 

今日は夜、新しい事を始めたいので打ち合わせに行ってきます。

上手くいくかわからないけど、とりあえず始めてみます!

 

ストレス時間を減らす

僕はストレス溜まりやすい性格みたいです。なんでこうなった…。

でもストレスの原因ってほとんどが、逃げる事が出来るのに、不満に思ったまま現状に甘んじるんですよね。

なにこのマゾ体質。

 

川下りで流れてきた残飯を不味いと言いながら食べてる状態です。

捨てればいいのに、「こんなに不味いの、ひどくない?」とか言いながら食べているのです。

 

そう考えると、ストレスの原因からは逃げないといけません。

嫌な奴には近付かなければいいだけなんですよね。

「これで金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない」お金と時間を確保!

 

気持ちよくなるルールを作る

何かに熱中出来ると、自分時間は増えていくってことですよね。

どうやって「熱中出来るもの」を見つけましょうか??

 

これも川下りの話です。

とにかく果物と出会う回数を増やすってことです。

まずは優先順位をきっちりつけて、効率よく手にしないといけません。

 

今できる事は、今する。

これを基本にすれば、信用も上がるし、時間も作られます。

 

そしてルールは自分で作る

どういうルールにすれば、面倒が解消できるのか常に考える癖をつけないといけません。

 

長期目標は立てない

堀江さんはあんなにたくさんのプロジェクトを回しながらも長期目標はないそうです。

好奇心の赴くままにやっているのね。

 

まさに遊びと一緒なんやなあ。

遊びに長期目標なんてないですよね。

長期目標とかアタマで考えれば考えるほど、動けなくなって時間貧乏になってしまうのです。

 

「いつか〇〇をやりたいなあ」

その「いつか」は、永遠に訪れません。

やいたいなら、今やればいいのですね。

よし、やってみるか!

 

ノリで生きる

どこに次のチャンスがあるのか、どんな戦略で市場をとっていくのか。

そんな事考えてもわかりません。

現時点で「やりたい」と思えるかが基準となるだけです。

 

経営戦略では「選択と集中」は大切です。

しかし、個人だと当てはめない方がいいそうです。

どこに自分のリソースを割くのか、とか考えずにまずはやってみる。

 

つまりノリの良さが大切ってことですね。

「とりあえず、やってみるかー」ぐらいが丁度良いってことね。

なんやこれ、ってなったら捨てればいいだけ。

 

「ひとまず」「とりあえず」「いったん」

これを合言葉にやっていきます。

 

堀江さんの本はサプリです。

「なんか最近イケテないな」って時に読むと、不思議とスッキリしてまた始める事が出来るんです。

みなさんも、そんな時には是非読んでみて下さいね。

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著書名 時間革命 1秒もムダに生きるな

著者 堀江貴文

出版社 朝日新聞出版

 

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最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて