エッセンシャル思考

 

名著「エッセンシャル思考」捨てることから人生のブレイクスルーは始まる

自分にとって本質的なものに全力投球

この本を読むと得られるもの

  • 余分なものを切り捨てる大切さが理解できます
  • エッセンシャル思考の流れが分かります
  • エッセンシャル思考になると人生が有意義なものになります

 

「エッセンシャル思考」とは、より多くの仕事をこなす為でなく、やり方を変える為の思考法です。

エッセンシャル思考になる為には、

  1. やらなくては
  2. どれも大事
  3. 全部できる

この3つのセリフが邪魔してきます。

わかります!めっちゃこれです。

 

エッセンシャル思考では、この3つを

  1. やると決める
  2. 大事なものは滅多にない
  3. 何でもできるが、全部はやらない

に置き換えなくてはなりません。

この3つが本当に大事なことを見極めて、最高のパフォーマンスを引き出してくれるのです。

これもなんかわかる気がする。

 

この本では、

  1. エッセンシャル思考とは何か
  2. 見極める技術
  3. 捨てる技術
  4. しくみ化の技術

の項目で解説してくれます。

 

世の中の大半のものはノイズだそうです。

本質的なものはほとんどありません。

ノイズを取り除いた時にはどうなれるのでしょう。

 

ここでは、エッセンシャル思考とは何か?正しいことを見極めるにはどうすれば良いのかについて要約します。

捨てる技術、しくみ化については本で勉強して下さいね。

エッセンシャル思考ってどんな人のこと?

デザイナーの巨匠ディーター・ラムス。

彼は当時立派な家具調度品扱いであったレコードプレーヤーのデザインを担当します。

ラムスは装飾をすべて排除して、プラスチックカバーだけの超シンプルなデザインにしました。

当時はそんなの誰も見たことないので社内でも叩かれます。

不要なものを取り除くのは、いつだって度胸が必要なのです。

 

ラムスのプレイヤーは世界中で大きな反響を呼びました。

ラムスは自らのデザインに対する考え方を「より少なく、しかしより良く」と表現しています。

これぞまさにエッセンシャル思考。「より少なく、より良く」の追及です。

 

新年の抱負に「もっと仕事を断ろう」とか唐突に部屋の片付けをするのだけではダメです。

「今、自分は正しい事に力を注いでいるか?」と絶えず問い続けるのがエッセンシャル思考の生き方です。

与沢翼「ブチ抜く力」とは目標達成の為に全てを注ぎ込むことである

 

エッセンシャル思考の人は、適当に全部やろうとは考えません。

トレードオフから逃げず、何かを得る為には何かを捨てます。

そうしたタフな決断は、この先やってくる様々な決断の手間を省いてくれます。

一番重要なものごとにおいて、最大の成果を上げれるのです。

 

非エッセンシャル思考だと、何もかも中途半端で、いつも振り回されてます。

何かがおかしいと思いながら、疲れ切ってます。

 

その点、エッセンシャル思考だと質の高い仕事ができて、コントロール感もあります。

正しいことをやっていると自覚し、毎日を楽しんでいるのです。

 

自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまいます。

 

優秀な人ほど、成功のパラドックスに陥りやすいです。

なんなら、成功を求めることによって人は失敗をしてしまいます。

 

ビジョナリーカンパニーでも言ってました。

企業も「規律なき拡大路線」に陥ると衰退します。

やたらと多くを求め過ぎなのです。

 

規律なき拡大は失敗へ一直線

ピーター・ドラッカーも「人々は選択肢を持つことになり、社会はいまだ、そのような事態に対応できていない」と言ってます。

心理学で「決断疲れ」と呼ばれる状態です。

 

最優先事項とは、他の何を差し置いてもいちばんにやるべき事です。

自分で選べない人は、他人な言いなりになるしかありません。

 

自分に正直に生きるとは、わがままとは違います。

不要な事を的確に見定め、排除していく事です。

やる事を減らし、人生をシンプルにして、本当に重要なことだけに集中するのです。

 

でも、やっぱり難しいです。

部屋の片付けは簡単に出来るのに、自分の選択肢の片付けは出来ません。

部屋の整理も方法を確立しないと、大切なものを捨ててしまったり、二度と着ない服をずっと持ってたりします。

人生も同じなのです。

 

エッセンシャル思考の人は、そうでない人より多くの選択肢を検討します。

え?って感じですが、そうなんです。

なんでも引き受ける人は、何も検討していません。

 

エッセンシャル思考の人は、あらゆる選択肢を検討した上で重要なことを選択します。

本気でやるからこそ、最初の見極めに力を入れて入れるのです。

 

選ぶ基準を明確にすれば、脳は厳密な結果を返してくれます。

「良いチャンス」で検索すると、脳からはなんとなく良さそうな情報が永遠と出てきます。

そこで、次の3つを検索ワードに付け加えてください。

  1. 自分は何が好きか
  2. 自分は何が一番得意か
  3. 世の中の大きなニーズに貢献できるのは何か?

 

すると、検索結果は絞られます。

なんとなくをやっている場合ではありません。

エッセンシャル思考の人はじっくり選択肢を見比べ、意見を聞き、熟考します。

悩んでいるのではなく、大量のどうでもいい事の中から、少数の本質的なことを見極めようとしてるのです。

5人の幕末志士の生き様に学ぶ「人生最後の日にガッツポーズで死ねるたったひとつの生き方」

選択する力

そもそもなぜ選択する力を手放してしまったのでしょう?

それは「学習性無力感」にあります。

 

有名な実験で、可哀想ですが動物に電気ショックをあたえるとものがありました。

片方のグループはボタンを押すと電気ショックが止まります。

もう片方のグループはボタンを押しても止まりません。

 

その犬たちを別の部屋に連れて行きます。

その部屋も電気ショックが与えられるのですが、低い壁を超えると電気から逃れられます。

ボタンで止められたグループはすぐに壁の反対側へ逃げることを発見します。

しかし、止められなかったグループは逃れる方法を探そうともしませんでした。

 

選択肢があることを忘れてしまったのです。これまでの経験でどうしようもない無力感を身につけてしまったのでした。

 

人間の学習性無力感には2通りがあります。

ひとつは努力をすっかりやめてしまう人。

もうひとつはあらゆる仕事を引き受けてしまう人です。

自分では何一つ選べないから、全てを引き受けているだけなのです。

 

選択に必要なのは見極めです。

数ある選択肢の中から本質的なものを見極めなくてはなりません。

その為に必要なことは5つです。

  1. じっくりと考える余裕
  2. 情報を集める時間
  3. 遊び心
  4. 十分な睡眠
  5. 何を選ぶかという厳密な基準

 

非エッセンシャル思考な人にとっては、え?何それ?って感じです。もちろん僕も思ってます。

忙しく動き回ることが有能の証だと思ってる人は、上記の時間を削ってまで働きます。

本当は立ち止まることこそ前に進むための最短なのです。

 

じっくりと考える余裕

誰にも邪魔されない時間を作り、考える時間を作らないといけません。

集中せざるを得ない状況に自分を置くのです。

1年に2週間でも、毎朝5分でも、スマホにも家族にも邪魔されない自分だけの時間を確保しましょう。

 

情報を集める時間

日々入ってくる情報は膨大です。

情報量が多すぎて、逆に何をすればいいのか分からなくなったりしません?

僕は今完全にこれね…。

あらゆる事実の中にある本質的な意味を見出さないといけないのです。

 

その為の方法があるいくつか紹介されてます。その中でも日記をつけるのは効果的です。

日記は脳のバックアップ装置のようなものです。

どれほど優れた記憶力も、鉛筆一本に敵いません。

日記を書く時も「より少なく、より良く」書いた方がいいです。

遊びで内なる子供の声を聴く

遊びと成長の調査では、遊びが人間の様々な面に良い影響を及ぼすという結論が出ました。

遊ぶと健康になり、人間関係が改善され、頭が良くなりらイノベーションを起こしやすくなります。

遊びは脳の柔軟性と順応性を高めるのです。

 

また遊びはストレスを軽減します。

ストレスは生産性を下げ、好奇心や創造性を弱めます。

ストレスで認知機能を司る海馬の働きが弱くてなり、上手くものを考えられなくなります。

 

最近では職場環境に遊びを取り入れてる企業も多いですよね。

フィギュアが飾ってあったり、スポーツ道具が並んでたり。

この遊び心こそがエッセンシャル思考には大切なのです。

睡眠は自分自身という資産を守る

やっぱり健康が一番の資産ですよね。

自分への投資を怠り、心と体をないがしろにすると、価値を生み出す為の元手がなくなるのですから。

 

働き過ぎるのは簡単です。

本当に難しいのは働き過ぎないように制御する事です。

エッセンシャル思考の人は、睡眠を武器だと考え、自分の力を引き出す為に活用しています。

後で最高の成果を出す為に、目の前の些末な仕事を切り捨てます。

このトレードオフが、やがて大きな利益となるのです。

 

脳は寝てる間に、膨大な量の情報の整理と再構築を行います。

多忙なリーダーたちも8時間寝てるそうです。

 

何を選ぶかという厳密な基準

もっとも厳しいので基準で決めてみるのも大切です。

「絶対やりたいぜ!」か「やらない」の二択です。

「うーん、やろうかな」程度は却下です。

 

引越しなら「住めたらいいな」はすべて除外です。「ここしかない!」なら即座にOK。

まさにエッセンシャル思考。

 

どうでもいいことを捨てられずにいると、本当に重要なことをする余裕がなくなります。

「イシューからはじめよ」まずは仮説を立てる事で無駄はなくなる

「エッセンシャル思考」を読んでやってみた

まさに非エッセンシャル思考だった俺

実践してみた3つのこと

  • 考える時間を作ってみた
  • 睡眠について改善してみた
  • 捨てる技術を会得したい

 

もう鈍器で殴られたようなダメージ。

あれもこれもやって、結局どれも中途半端な事に最近薄々気付いてたんです。

「ん?なんか結局全部ちょっとずつしか進んでいないような…でも、やり始めたしこのまま頑張ろう」

はい、非エッセンシャル思考の完成です。

この状況から脱出しなければ。

 

考える時間を作ってみた

夜の15分ほどで考える時間を作ってみました。

手帳と向き合って、頭の中だけで考えていたことを書き出します。

それをスケジューリングして、やる事の整理を始めました。

 

なんかやる事の整理って、断捨離に近くないです?

その為の厳格な基準が必要って事なんですね。なんかわかってきたかも。

モノを減らせば豊かな生活が待っています!「ミニマリストな暮らし方」

 

睡眠について改善してみた

もうこのブログでも何回も書いてますが、睡眠の改善が一歩進んで一歩戻るみたいな状態が続いています。

うーん、原因は明確です。YouTubeです。

 

寝る前に見るのがホントダメです。

これすると睡眠の質がだだ下がりなのが実感できます。

 

一旦YouTubeのアプリを消すぐらいのことしないとダメですね。

いつも観るのに使ってる iPad ProのYouTubeアプリを削除しました。

精神科医樺沢紫苑先生に学ぶ「ストレスフリー超大全」溜め込まない方法

 

捨てる技術を会得したい

捨てるのってホント難しいですよね。

「捨てようかな。でもまた使うかもな」

 

そんな時にはこのセリフを言うそうです。

「これをまだ持ってなかったら、今からお金を出して買うかな?」

仕事でも同じです。

「もし今この話が来ていたら、自分から積極的に乗っかるかな?」

まあ、大体乗っかりません。

 

人生のブレイクスルーは「捨てる」事から始まるんですって。

その為にはまず最終形の目標をはっきりさせましょう。

手帳の1ページに将来の目標完成形をつらつらと書いてみました。

 

「かなり明確」ではなく「完全に明確」にすると書かれています。

めっちゃ難しいです。これをすると視力0.1が2.0になるような感覚になるそうです。

「達成した」という状態を何で判断するかも決めてしまいましょう。

 

まだまだたくさんの重要なことが書かれている本です。

今年読んだ中でもおすすめの名著です。

是非とも読んでみてくださいね。

関連記事 この投稿も読んでみよう!

羽生善治永世七冠「決断力」とは直感と集中力と情熱

偉人たちはどうやって決断してるんでしょう?

羽生永世七冠の決断方法について学びましょう。

 

Audible トップ

 

著書名 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

著者 グレッグ・マキューン 高橋璃子

出版社 かんき出版

 

オーディブル

最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて