弛まぬ努力こそが「Gacktの勝ち方」だ。自分に嘘をつかないように毎日努力する
圧倒される努力量。見てて奮い立たないわけがない!
ガキの頃からGackt(ガクト)が好きです。
Gacktのすごい所を集めたニコ動が好きで、無性に見たくなって定期的に見ています。
この動画を見る度に奮い立ち、頑張ろう!という気持ちになれます。なんか始めなきゃ!ってなれます。
そんなGacktが自らの事、ビジネスの事、生き方まで語った本がこちら。
誰もが思う「なんでそんなお金持ちなの?」「なんであんなに格付けで間違わないの?」「なんでそんな何でも出来るの?」
その答えは全て「努力」なのです。
当たり前っちゃ当たり前なんやけど、凄すぎて別次元の人間やと思っちゃうでしょ。
そうじゃない、その思考こそが逃げなんだと気付かせてくれる本です。
理想の自分の姿を常に思い浮かべる
この本の一番のポイント、というか個人的に一番胸を打たれた一文がこちら。
物事を途中で諦めてしまうのは、
いつも他人の影を追いかけているからだ。
他人の影を追いかけず、オマエが持つ理想の自身の姿を描き常に自分の前に立たせれば諦めることなどない。
諦めそうになった時、理想のオマエは振り返りこう言うだろう。
「そんなもんか?」
理想の自分か…。全然あかんかった。
この文章を読んだ時、カーッと体温が上がったのです。震えました。武者震い。
いいですよね、この理想の自分の姿が今の自分を奮い立たせてくれる感じ。
理想の姿を明確に作り出すのは、脳科学においての目標設定においても重要です。
理想像を作り実現し、実現する事に更新します。
まずは踏み出すこと
「夢」なんて聞こえはいいが、所詮は自分の欲求。
否定しているのではない。
どんな夢があってもいいということ。
オマエの夢に、理由などいらない。
夢を実現する、とかいうと確かに自分自身にブレーキをかけてしまうかもしれません。
「今の自分にはスキルがないから」「まずは貯金ができてから」
勝負から逃げる免罪符はいくらでも作ることが出来ます。
そうしている間に時間はどんどん過ぎていき、
自分がスタートボタンを押さず悩んでいる間に、世の中には根拠なき自信でとっととスタートボタンを押す者たちがいるのです。
その人たちも失敗することもあるでしょう。
でも、「ほら、失敗しやがった」とか言ってる間にその人たちはとっくにリスタートしています。
そして経験値を貯めてレベルアップしていくのです。
数年後、レベルアップした人と免罪符の使い方だけを極めた自分とではどれほどの差になるか。
ビジネスにおいて「これだけ準備すれば成功する」という法則は無い。
例え優れたセオリーがあったとしても、
自分のカードの使い方やタイミングを誤ればあっさり負ける
本には吉田松陰の言葉も引用されています。
夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に、夢なき者に成功なし
アツい、アツイぜ…。こんなメッセージがぎっしり詰まっています。
是非読んでみてください。ぼーっとしてる時間が怖くなります。
思考は日々の生き方で構築される
もう一つだけ紹介します。
思考というのは日々の生き方で9割が構築されている。
残りの1割は読んだ本や出会いなどから自分が選んだものを取り入れられる。
つまりは、自分の思考を変えるのは、自分の日々の生き方を根本的に変える必要があるのです。
その為にも日々、今この瞬間をどう生きるか、に対し真剣に向き合うことからスタートしなくてはいけません。
毎日継続することが精神の軸になります。週に1度のトレーニングでも鍛えることは出来るが、そこじゃ無いのです。
「これだけ毎日やってるんだから誰にも負けない」という自信になります。
そして毎日の積み重ねでこそ仕上がった自分を見て、「やれば出来るんだ…」と自信は確信に変わります。
嘘つきは信用できない。
だから、自分に嘘をつかない為にも、
一度決めたトレーニングは必ず毎日続ける。
「毎日サボらずやっている」という行動が、「自分は出来る」という自信になります。
精神的な軸はそこで生まれるのです。
体型も同じこと。全く気にしないで生きているのは、
「わたしは自分に弱く、自堕落な生活をしているので、打ち合わせの場には遅刻するかもしれません。
やると決めたことをやれないかもしれません」
と、ネガティブなメッセージを発信しながら生きているようなものなのです。
うう、厳しい。ブヨブヨになった二の腕を触りながら書いてます。
歳をとることも同じ。
歳をとる、のではなく「歳を重ねる」
歳を重ねるというのは、経験を積み上げ、責任を増やしていくという生き方。
歳を取るのは、責任を取り除き、ラクをしようとする生き方。
それはただの老化、劣化でしか無いとGacktはビシッと指摘してくれるのです。
「Gacktの勝ち方」を読んでやってみた
ネガティブをポジティブに
もちろん思い通りにいかないこともある。
大切にしていた人に裏切られることもある。
ただ、何があったとしても、それをポジティブに受け入れる。
本気で取り組んだ事に対し、役に立たないことなど一つもない。全ては糧になる。
だから悲観的になる必要は全くない
ううむ、なるほど。
これってほんと大切ですよね。自分も読んで以来、無駄にネガティブにはならないように気をつけています。
損切りの考え方はよくしてます。
「これぐらいで済んでラッキー!」みたいな。
瞬間瞬間の思考の積み重ねにより、人生は形成されます。
ネガティブな言葉が出る人、ネガティブな発想が出る人、ネガティブな行動を取る人。
これらの人の人生はネガティブな言葉の積み重ねて形成された人生になります。
そして言葉にしてこそ、意味が生まれるとも書いてあります。
大切な人を失ってからでは遅いですもんね。
目標も、愛情も、優しさも言葉にして発信していきましょう!
著書名 Gacktの勝ち方
著者 Gackt
出版社