
この本を読むと得られるもの
- 成功者が共通で持っているものが分かります
- 自分の脳を成功者脳に書き換えていきます
- 本当のプラス思考とは何かが分かります
目次
「面白いほど成功するツキの大原則」成功する脳の作り方!ツイてる成功者に共通する思考に書き換えよう
めちゃめちゃ面白い!自分に足りなかったことが丸わかりになる本です
著者の西田さん曰く、成功者に一番大切なのは、「ツキと運」だそうです。
そう聞くと元も子もないような印象を受けますが、実際ツキと運を持ち合わせた人なら「うん、そうだね」と言うんですって。
疑った僕はツイてない奴なのか…。
ツキとは何か?それは「出会い」です。
運とは何か?それは「ツキの持続」です。
ツキには原則があって、それに従って生きていれば、すごくツキまくった人生を送ることが出来るそうです。
めっちゃ知りたい!
この本では、
- 今のあなたはドツボにはまっていないか
- あなたの脳は不機嫌に生きていないか
- あなたは金儲けを難しく考えていないか
- あなたは苦労して働こうとしていないか
- あなたは大切な人の心が見えているか
- 今のあなたにもツキは必ずやってくる
の項目でツキを手に入れる方法を教えてくれます。
逆に知らないとツキから見放され、悪い方悪い方へと進んでしまいます。
お金にも、素晴らしい恋愛にも、健康にも、容姿にも縁のない寂しい人生を送ることになるのです。
恐ろしい…。
是非この本を読んでツキを手に入れましょう!
だからあなたは失敗する!これが成功の法則
ツキを手に入れる2つの方法
「自分はこんなに努力している」と思うのは、ツキのない人間と決まっています。
なぜなら「努力は苦しいものだ」という先入観がインプットされているからです。
だから「努力しろよ」とか「頑張れ」などの励ましは、「今のままではダメだ」という恐ろしいマイナス思考を含んでいます。
またどんな夢や願望も自分ひとりの力では決して実現できません。
成功とは個人的な達成だと思いがちですよね。
でも、個人の力なんてたかだかしれています。
にも関わらず自分ひとりで何とかなろうという人が、一人で努力し、その結果うつ病のような結果に陥ってしまうのです。
心の病が起こるのは、常に人が孤立した時です。
ツキや運は自分の努力では掴めません。
他人が与えてくれるものです。
自分の力だけに頼ろうとする人は、結局運やツキを掴み損ねるのです。
なるほどなあ、運は人に与えられるものなのか。そう言われると確かにそうだった。
どうすればそんな風にツキを変えれるようになるの?!
基本は2つだそうです。
- 自分自身を知ること
- 成功者のマネをすること
まだ成功してないって事は、自分に何か問題があるという事です。
必死で頑張ってるのになぜ成功しないのか?
それは自分の問題に気づかない、もしくは気づこうとしていないからなんです。
「頑張る」とは、言い換えると自分のやり方に固執している状態です。
つまりどんなに頑張っても決して成功しない方法で頑張ってるというわけです。
成功者ってどんな人?
成功者のマネをするって言っても、身近にいないです。
でもご安心を。成功者に共通する4つのポイントをまとめて下さってました。
- 「とんでもない夢」を持っている
- 「強い熱意」を呆れるほど長く持続する
- 「徹底したプラス思考」の持ち主である
- 「ツキのある人間」が集まってくる
ううむ、なるほど。
これは堀江さんも言ってたけど、この本でも頭の良い人ほど成功するのが難しいと書かれてます。
利口な人は可能性の低いバカげた望みは持ちません。
しかし、そういう理屈や分析などお構いなしに、夢の実現を信じてしまう頭の悪い人がいるのです。
成功者とは、確率など無視してかかる非常識な人間です。
誰が考えても出来るはずのないことを「出来る」と思ってしまう錯覚人間です。
願望がないと、頑張る意味がありません。
願望がないと、行動するのが辛い人間になります。
願望がないと、仕事がつまらない人間になります。
次の共通点である熱意。
熱意は誰でも持つことができます。
本を読んだり、テレビでドキュメンタリーを見たりすると、「うおお、俺もやるぜ」となります。
でもある日、ふと気付くと記憶の中にも見つかりません。
成功者は、この熱意をいつまでも持っています。
どの世界でも熱意を持続させる人間だけが勝ち残っていきます。
凡人にはそれが出来ないのです…。
それは凡人は「優れた適応能力」を持っているからです。
「成績はいつも真ん中」「いつも上手くいかない」という現実に、すっかり順応しているのです。
成功者はどんなにひどい状況になっても、目の前の現実や、力不足な自分に順応しません。
逆に夢を実現するという熱意をますます強く持ち、やがて環境や自分を変革してしまうのです。
次はプラス思考です。
これは色んなところで大切だと言われていますよね。
でも「これはいける」と思って挑む段階ではまだ本当のプラス思考ではありません。
真価を問われるのは、これがボロクソに言われた時です。
ほとんどの人がそこで屈辱感と悔しさで涙がこぼれそうになります。
しかし成功する1%の人は「あそこまで言ってくれるのは期待しているからだ。あの言い方は愛情に溢れていた。次はあの期待に応えよう」と、凡人からすればマジかと言いたくなるような錯覚を抱くのです。
状況が良くても悪くても、最悪な状況でも、「自分はツイている」と思える人間が成功者です。
錯覚でも誤解でも関係なしに、何でもかんでもプラスに考えるのです。
でも、普通に考えて気持ちがマイナスの感情になっているのに、頭だけで「ラッキー!」なんて考えることはできませんよね。
そもそも「プラス思考になろう」という言葉自体が、マイナス思考を含んでいます。
この本では、成功者のマネをしつつ、プラス思考にもなる方法が書かれています。
是非本で読んでくださいね。
夢を語れる友達を見つけよう
成功できる人間は、夢を抱き、その夢を語り続け、その話を真剣に聞いてくれる友達を持っています。
ソニーの井深大さんには盛田昭夫さんがいたように。
アップルのジョブズにはウォズニャックがいたように。
それは辛い時の慰め合いではありません。
常に成功をイメージしていたのです。まさに最良のイメージトレーニングです。
確かに自分の夢を信頼する友達が頷きながら聞いてくれるなんて、なんて素敵な環境なんやろ。
ところがツキのない人は、一生懸命に逆のイメージトレーニングをしています。
不平不満、他人の悪口。つい口にしてしまうなら、今この瞬間から止めましょう。
その度にマイナス思考が蓄積されていきます。
夢や願望からもますます遠ざかっていきます。
どん底にいるという事は、それだけでもうツイています。
そう思えるようになったら、間違いなく成功する人間の仲間入りです。
人間とは脳の記憶データです
人間とは、記憶データの蓄積です。
この世の中には3種類の人間しかいません。
「できる」と予感する人間。「できるかもしれない」と予感する人間。「できっこないとない」と予感する人間。
この予感はもちろん過去の経験から蓄積された脳の記憶データからきています。
「できなかった」という不快な記憶データを多く持っていると、当然「できない」と予感するわけです。
逆に「できた」という記憶データがたくさんあると、「できる脳」になり、できる前からできた気がして、心もワクワクしてきます。
となると、過去に成功経験がないと、ずっとダメなまんまって事?
その通りです。それがツキのない人間の現実なのです。
ただし、記憶データはいくらでも変えることが出来ます。
それまでの記憶データを徹底的にチェンジしていく事で、「できる脳」に変えていけるのです。
お金の貯まらない人間は、間違いなくお金を稼ぐことが嫌いです。
お金を稼ぐ事は難しく、苦しい事だと思い、お金を稼ぐことに対して脳が不快になっています。
過去の事件におけるマインドコントロールってなぜそんな簡単に人間って変わるのだろうって不思議に思います。
これには理由があります。
人間の脳には、快と不快を切り替える部分が存在します。
本能や感情に深く関わる大脳辺縁系という脳の中にある、「扁桃体」がそのポイントです。
人間が難しいと感じる時は、すでに脳がそれを拒絶している時です。
人は自分が本当に必要とするものに対しては、決して難しい=不快とは感じません。
人間の脳の活動は大きく分けて、①生命維持(脳幹)②感情・本能(大脳辺縁系)③知的活動(大脳新皮質)の3つに分類されます。
そしてその要に位置するのが扁桃体です。
なぜ小さな扁桃体が脳の機能の中心に位置しているのか?
それは扁桃体の最大の仕事が、危険から身を守り、安全に生存する為に絶対必要となる「快不快」「好き嫌い」を判断し、記録する事だからです。
そして扁桃体のデータは書き換えられていきます。
初めてリンゴを食べる時に辛子を塗って食べさせられると、脳は「嫌い」と記憶します。
しかし、甘いリンゴを食べると条件が書き換えられ、脳は「好き」と書き換えます。
成功者の体験談を聞いたりして勉強しても、成功できるのは元々脳に「成功のソフト」が入っている人だけです。
「失敗のソフト」が入っている人は何をしても失敗します。
この「成功するソフト」をインストールするためには、3つのスイッチをオンにする必要があります。
思考、イメージ、感情の3つがプラスに入れば、脳というスーパーコンピュータは、「成功するためのソフト」を自動的に実行し始めます。
「間違いなく成功する」と思える。「成功した自分」をリアルに想像できる。「成功の喜び」が感じられる。
こうなると嫌でも成功するのです。
このスイッチの鍵を扁桃体の「快不快」「好き嫌い」が握っているのです。
「面白いほど成功するツキの大原則」を読んでやってみた
スイッチを入れて扁桃体を書き換えたい!
実践してみたこと
- お金に対する意識を変える
- ツキのある人と付き合えるように変身する
お金に対する意識を変える
まず最初に「お金は素晴らしいものだ」と思う必要があります。
僕はお金は汚いものとも思ってませんが、お金を稼ぐ事は難しいと思っているので、無意識のうちにお金は「不快」と脳が判断していたのでした。
そういう人は面白いように貧乏になるそうです。つらい。
抜け出すには、どのような思考をすればいいの?
潜在意識の書き換えからスタートです。
それには、「お金より大切な価値を実現するには、お金が必要だ」という考え方です。
同じように「世の中はお金ではない」と考えていても、脳の条件付けが変わってきます。
そこで行うのが「お金に感謝する呪文」です。
お金を払う時に必ず「ありがとう」「仲間を連れて、戻っておいで」と心の中で声を掛けるのです。
貧乏な人ほど何故かお金を大切にしませんよね。
今から僕もお金を大切にして、お金に感謝していきます。
「そんなアホな」と思っている方。
感謝というのは脳を「快」の状態にします。
なのでお金に対しても、仕事や上司にも感謝の気持ちを呟いた方が勝てるんですって!
先述した中に「自分を知る」というのがありましたよね。
漠然と「お金持ちになりたい」と思っていても、何も変わりません。
お金持ちになる為に自分に足りないものを明確にしないといけません。
お金持ちは必ず3つの能力を持っています。
- 稼ぐ能力…願望力・チャレンジ精神・行動力
- 貯める能力…ケチ・計画性・分析力・自己管理
- 使う能力…明るさ・決断力・勇気・経験力
僕の場合、圧倒的に「貯める力」に欠けていました。
計画性も自己管理もありません。ここを鍛えないと。
まずはお金を貯めないと行動も出来なくなります。
100万円貯まると、脳は300万円くらいのことを易々とイメージできるようになります。
1000万円貯まった人は、3000万円くらいの夢を平気で見るようになります。
1億円くらいになると一気に5億円くらいに跳ね上がります。
それだけ願望や夢の器が大きくなるのです。
お金が貯まると、脳は「お金を増やすことを考える」のにシフトします。
貯めるには、
- 計画を立てる…いつまでにいくら貯めるという目標設定を具体的にする
- 使わない…お金を貯める最大の秘訣は使わないこと
- 無駄を省く…欲しいものの8割は必要のないもの。お金を可愛がる
- 使い方を考える…資産価値のあるものにお金を払い、人的つながりを得る為にお金を使う
- 増やし方を学ぶ…貯まってから増やすことを考える。お金持ちを目指さず、コツコツ小金持ちを目指す
ツキのある人と付き合えるように変身する
そしてツキは人から与えられるものでしたよね。
ツイてる人間をどうすれば引き寄せられるのか?どうすればツイてる人間に好かれるのか?
それは「熱量」と「感動」です。
一日の大半を費やしている自分の仕事に感動さえできないような人は、ツイてる人間と付き合う資格すらないそうです。
ツイてる人間と付き合えるように、これを実行していきます。
- 物事を強気に考えて、相手と付き合う習慣を身につける
- 情熱を吹き込む
- ナンバーワンのイメージを持って、ナンバーワンのつもりで話す
- リスクには進んでチャレンジする。リスクなくして進歩なし
- 一貫性を持って行動する。一貫性は継続的能力の現れ
- 自分の全てを曝け出さない。見苦しいだけ
- 夢を持ち、語り続ける
- 絶対に不満や言い訳をしない
- 人の噂話はしない。不信感を与える
- 親密すぎる付き合いは避ける。親密性は信頼を失う
変えるところだらけやけど、実践していきます。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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お金持ちの習慣や思考について書かれた本をまとめました。
これを読むとあなたもお金持ちの思考に近づけますよ!
著書名 面白いほど成功するツキの大原則 ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます
著者 西田文郎
出版社
