
脳科学が教える「世界で通用する人がいつもやっていること」
意外と堅実なものばかりでした
この本を読むと得られるもの
- 世界で活躍する人を間近で見てきた解説が得られます。
- 脳科学の見知からも解説されてます。
- 課題式なので自分の生活に即取り入れる事が出来ます。
東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了し、脳科学者で認知科学者で評論家てもあり、MENSA元会員でもあり、フランス国立研究所ニューロスピンで働いていたという、国際エリート全開の中野信子さん。
もちろん世界中の頭の良い人と接してこられました。
MENSAなんて、世界中の上位2%の知能指数の人しか入会出来ない団体ですよ。
そんな人たちと触れてきてわかったのが、逆境も味方にして、したたかに生きていくのが「世界で通用する、本当に賢い人の要件」だということだそうです。
日本人ってこういう人あんまりいないような。
「空気を読まない」「嫌いな仕事は人に振る」「敵を味方にする」など、日本人の観点からでは非常識にも見える行動をするそうです。
そして、それらの行動が脳科学者の中野さんからみても、理にかなっているそうです。
そんなすごい情報、是非教えて欲しいですよね。
この本では、
「世界で通用する人」はどんな人か?
「世界で通用する人」が心掛けていること
「世界で通用する人」のスケジュールの立て方
「世界で通用する人」の自己分析と自己改良
「世界で通用する人」に近づくために
という項目で書かれています。
ここでは、
「世界で通用する人」ってどんな人?
空気を読まない
空気を読まない事なら僕も定評がありますよ!
いえ、そんなガチKYという意味ではなく、自分が好きなことと得意なことに集中するという意味です。
成果を上げる人は、苦手なことを克服するために時間や労力は使わず、自分の得意なところをどんどんブラッシュアップするのに徹しているのです。
日本人で重宝されるのはゼネラリストですが、それは狭い中でしか通用しません。
自分が苦手なところをフォローするには、他の人を頼りにします。
これも脳科学的に理にかなってて、人は得意な分野で人に頼られることに快感を覚えるのです。
結果的に、自分も協力した人も、素晴らしい成果が付いてきます。
オールマイティーになるれるのなんて天才だけです。
野球でも、投げれて走れてアベレージヒッターでホームランも打てる人なんて、ほんの一握りですよね。歴史に名を残すレベルです。
不得意なことは無理してカバーせず、得意な事を伸ばした方が結果も出るし、なにより自分が楽しいです。
決まった儀式を行う
勉強とか仕事をいきなり始めても、なかなか調子が出ない。そんな時ありますよね?
そういう時は、自分なりの「儀式」を行なってから、始めてみてください。
「儀式」を行う事で、脳が勉強の為の準備を始めるので、自然に効率が上がります。
ラグビーの五郎丸選手とかイチロー選手、羽生名人なども儀式にあたる行動をしてますよね。
決まった儀式を行うと「これから始まるぞ」ということが脳に伝わります。
そして5分だけ我慢して集中してやってみましょう。
すると脳は勝手にモードのスイッチを入れてくれます。するとそのまま1時間でも続けていくことが出来るのです。
そして集中後はきっちり休憩を取りましょう。
ニコニコしながら主張する
経歴を見るといかつい人も、実際に会うと紳士的で機知に富んで、一緒にいると楽しくなるような人が多いです。
でもそんな人が厳しい世界でどうやって自分を売り込み、カモにされることなくやってこれたのでしょう?
その秘訣は、物腰柔らかくニコニコ話しながら、主張は絶対に曲げない事です。
議論を戦わせて自分の意見を通していると、相手はどう思うでしょう。
相手を言い負かした時は優越感な浸れますが、持続的に関係を築く事は難しくなります。
周囲を気遣いながらも、譲らない。そして相手を巻き込んでしまう。
これなら相手のプライドも傷付かないし、自分のやりたい事も貫けます。
皆を上手に褒められる
輝いている人は必ず豊かな山脈を持っています。
僕はまったく持っていないです。
どうして集まらないのでしょう?使えないから?
彼らも元々は「すごい人」ではありません。
良い友人を惹き寄せる為に、ヒトの何十倍もこころを砕いているのです。
魅力的な自分である為の努力をし、けっして怠らないのです。
あなたはどんな人を好きになりますか?
一緒にいると楽しい、元気になる、真剣な話しを聞いてくれる、生き様がカッコいい、時間に遅れない。
それでは、あなたはそんな人間でしょうか?
当てはまる部分は無理やりにでも自分を褒めて下さい。
毎日そうやって良い所を褒めていると、本当にそんな人間になっていきます。
これが健全な自己評価になります。
これって、神メンタルでも書いてたな!
あなたの周りの人も、社会的報酬を本能的に求める「人間」です。
なので自分の事を褒めてくれる人の見方になろうとします。
ここから価値ある人間関係を築いていけるのです。
脳には報酬系と呼ばれる部位があり、刺激によって活動が高まると、大きな快感を覚えます。
報酬系は女性よりも男性の方が活発です。
相手の自尊心を満たす為には、まず相手の話をよく聞く。そして相手の意に沿う形で、満足するように褒める事です。
東大生に「頭が良い」と褒めても、周りも頭が良いので、褒められた気にはあまりなりません。
自分だけが知っている、その人だけの長所を褒めるのです。
その為には相手の趣味、特技、好きなことの観察が欠かせません。
「世界で通用する人がいつもやっていること」を読んでやってみた
地道に積み重ねるしかねえ
実践してみた3つのこと
- やらないことリストを作ってみた
- 流れ星に願い事を言ってみた
- 身近な目標を作ってみた
意外と堅実な内容が多かったなって感じですよね。
大技なんてものはなく、コツコツしかないってことですね。
「やらないことリスト」も、小さいながらも確実にプラスになることでした。
「ダラダラとテレビを見ない」とか当たり前のやらないことだけでなく、「やること」を膨れ上がらせるものも「やらない」事です。
勉強なら、試験までもう問題集は買わないとか、課題も、こういう条件ならしない、みたいな感じです。
そうしないと、目標達成に時間が足りなくなり、実現不可能な計画になったしまいます。
目標達成にはかならず期限を設けた方がいいので、やる事がどんどん増えないように制限が必要です。
流れ星の話も以前どこかで聞いたので、そう言えばそうでしたって感じです。
流れ星って一瞬じゃないですか。
その一瞬に願い事を言えるのって、常に「そうなったらいいな」と考えてるってことです。
目標達成までについてずっと考えてると、カラーバス効果で、達成のための使用法も勝手に集まってくるんです。
目標は遠すぎると、やる気が継続できないそうです。
なんか、遠い目標しか無いなあって感じでした。
とりあえず、今ポストカードに使えるイラストを描いてるんですが、来週までに仕上げます!
他にもたくさんの「世界で活躍する人」がやってる事が書かれてます。
奇抜なものは全然無いんで、是非本を読んで取り入れていって下さいね。
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