この本を読むと得られるもの
- 幸せに働くとはどういうものか考えるきっかけになります
- 行動を起こすのに必要な考え方がわかります
- SNSの正しい使い方が学べます
「もっと幸せに働こう」やりたい事の見つけ方、SNSの活用方法など今すぐやりたい事が満載!
時は来た。やるかやらないか。ただそれだけだ
著者のMBさんは、ブログ「オシャレの教科書 KnowerMag」を運営され、ファッション関連の書籍も多数出版されています。
自身のブランド「MB」も大きな売上をあげられています。
しかし、かつては何も新しい挑戦も出来ず、息苦しい毎日を過ごしていたそうです。
つらい未来ばかりを想像してしまい、もはや人生に諦めすら感じていました。
しかし、そこから数年で人生を激変させることに成功したのです。
それは明るい未来も想像できない現状を一旦忘れて、「自分の理想」だけを考えて逆算して物事を考えるようにした事がきっかけでした。
日本人ってなぜか「仕事とは苦しいもの」「好きと仕事は分けて考えるもの」と考えますよね。
しかし、他人と異なる結果を出そうと思ったら、他人と同じ思考を持っていては不可能です。
なのでまずは「自分は好きなことを仕事にする」と、他人とは違う思考を持つことにしたのです。
そこから自分の古い行動を変えてこられました。
人は行動になかなか起こせません。
「お金が貯まってから」「そもそも何がしたいのかわからない」「時間がない」「そんなことできない」
とかくいろんな言い訳を並べては、自分を正当化しようとするのです。
もちろんこうした言動こそが行動しない元凶です。
結果を変えるには、行動を変えないことには絶対に変わりません。
まずは「自己正当化する思考」を叩き直さなくてはいけませんね。
この本では、
- 人生は自分の意思で変えられる
- 新しい結果は新しい行動からしか生まれない
- ビジネスは勧善懲悪だけでは語れない
- 正しく使えばSNSは成長のスピードを加速させる
- ビジネスの発想は同じ場所にいては拡がらない
- 日本人は完璧主義で失敗を極端に嫌がる傾向がある
- 完成されたコンテンツより未完成なものが好まれる時代に
- 絶望は人生最大のチャンスととらえるべき
- 成功や出世ではなく「自分が幸せに生きる方法」を優先しよう
の項目で、自分の行動を変えていくための指針を与えてくれます。
僕はこのブログを書いていく中でたくさんの本を読み、行動を変えてきて、今は店舗も始めてみました。
まだまだ行動を変えていかないと、店も軌道に乗りません。
この本を読んで、一緒に行動を変えていきましょう!
SNSを使いこなそう
「そんな好きなことで成功できるなんて、持ってるやつだけですよ…」
一生懸命考えて、構想を練りに練ったのに成功していないあなたの心の声が届いてきます。
もちろんスティーブ・ジョブズや織田信長のような偉業を成し遂げたいなら、特別な才能も必要になるのかもしれません。
でも、「好きなことで食べていく」程度なら、その違いは才能や努力じゃありません。
世の中には「やる人」と「やらない人」がいる。ただそれだけなんです。
どんな製品やサービスにも欠点はあります。
100%誰にも受け入れられるものなんて、世の中には存在しません。
しかし「やらない人」はそんなデメリットばかりに目を向けて動こうとしないのです。
人は基本消極的であり、動こうとしないのは本能とも言えます。
その本能をふりきって、やるかやらないか。
そこだけなんです。
ふりきるのは才能とは関係ありません。考え方の違いだけです。
まずは発信から始めましょう。
しょうもない事でも、行動した瞬間に多くの人と差がつきます。
毎日、1時間だけでも発信に時間を使ってみましょう。
これを習慣化すると、それが積み重なっていきます。
最初は全く反応もないでしょう。こころもバキバキに折れるかもしれません。
でも、そこでへこたれず発信を続けてみてください。
するとその中でも、少しずつですが反応の差が出てくると思います。
その少し多い反応のテーマを繰り返してやってみてください。
そうすることでPDCAを回す事ができます。
フォロワーを大量に増やすというやり方はもう古いです。
今大切なのは、観察と修正を重ねる事で「対話できるフォロワー」を増やしていくことです。
発信はただの手段に過ぎません。「何を伝えたいか」を徹底的に突き詰める事が必要かになります。
もうひとつ、SNSのスゴい点はなんだと思いますか?
それはこれまで接点を持つことすらも困難だった人と出会える可能性ができたことです。
ここでも必要な考え方は「多数の人と同じ行動をとっていてはダメ」ということ。
もし自分が放っておいても世間に注目されるようなやり手なら問題ありません。
しかし、そうしゃないなら、独学はめちゃめちゃコスパが悪いです。
だから成功したいなら、デキル人と付き合う必要があります。
「俺みたいなのがコメントを送ってもスルーされるだけなんじゃ…」
ここでも最初からムリと決めて行動しない人と、出来るかもとやってみる人との違いがでます。
でも、ただ送ればいいというものでもありません。
クレクレ君は嫌われるのです。
大切なのは「他人目線」です。
自分のアツい想いや欲望ばかり送りつけても、向こうは鬱陶しいだけです。
必要なのは「どうしたら反応してもらえるか」です。
例えば憧れの人でも、本を出版したら売れ行きを気にしていると思います。
そんな時に「面白かったので50冊買いました。友達に配って薦めていきます!」と写真を添付して送ったら、目に止まる確率はめちゃめちゃ上がると思います。
他にも発売日にオススメレビューを書いて、ブログに投稿すれば喜んでもらえるでしょう。
こんな風にきちんと相手の利益をまずギブしてから行動するのが「他人目線」です。
他人がやっていないことをやるだけで、すでに「非凡な人」になっています。
他人目線で行動すれば「ぜひ話を聞いてください」とお願いしても、相手にしてくれる確率は格段に上がるはず。
人が変わるには何らかの刺激が必要です。
本を読んで内部からの刺激は正直弱いです。自分自身で意志やモチベーションを高めないといけないからです。
それが簡単にできるのなら、もうすでに行動する人のはず。
なので最初は外部からの刺激で自分の内部に変化を起こしましょう。
普段会わない人に会う、緊張するような場面に行く、普段の生活では経験できないサービスを受けるなど、様々な刺激が考えられます。
多くの人はいつもの居心地の良い場所で、いつものメンバーと、いつもと変わらない話をしています。
それももちろん良いのですが、たまには刺激のある体験が絶対に必要です。
「もっと幸せに働こう」を読んでやってみた
稼ぐだけでなく幸せとのバランスを考えてみる
実践してみたこと
- やりたい事をやってみる
頑張っても成果が出るとは限りません。
なんなら上手くいく方が少ないですよね。
苦労や努力は手段であって、目的ではありません。
人生の目的はみんな「幸せになりたい」だと思います。
幸せのイメージは人それぞれどけど、幸せになる為には今の自分に足りないものを埋めるのが努力であり、行動です。
この本でも触れましたが、幸せってバランスが重要です。
お金を稼ごうと頑張っても、身体を壊してしまうと、思っていた幸せとは違う結果になるでしょう。
稼ぐことや出世も大切ですが、それよりも大切なのは「自分自身が幸せと感じているかどうか」です。
「何を甘っちょろいこと言ってんだ。生きる為に嫌な仕事をするのもしょうがないだろ」
確かにお金が必要ないという話ではありません。
でも、それで多くの人が「仕事だから我慢しなきゃ」とお金の方に重きを置きすぎているのかもしれませんよね。
この本は成功を手にするための本ではありませんでした。
「もっと幸せに働こう」がテーマです。
僕は最近、観光地の古民家を使って、ボードゲームスペースを始めてみたんです。
ゲームで楽しく過ごして、尚且つお金が手に入るのです。
まじ?そんな世界線があるの?
一昔前なら、プロゲーマーなんて仕事も信じれなかったですよね。
なんならゲームは悪ぐらいの立ち位置でした。
堀江さんも、これからはつらい仕事から無くなっていくと言ってました。
今更ながら、確かにそうかも…!と思っています。
自分が楽しいからみんなも楽しくて、それがあるからお金が発生する世の中になるということですね。
いきなり仕事を辞めてやってみよう!って話ではありません。
それはそれで幸せではない気がします。
まずはダラダラ過ごしていた時間から、自分のやりたかった事に振ってみて下さい。
休日がワクワクするものに大変身しますよ。
それが軌道に乗ったらなら、その時にまた考えたらいいだけの話です。
「出来るわけない」「そんなのやってる人見たことない」
そんな事言わずに、まずは気軽に動いてみてはいかがでしょうか?
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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仕事に対する価値観を変えてみる事で、本当の幸せのかたちが見えてきます。
人はひとりでは幸せにはなれないのです。
著書名 もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術
著者 MB
出版社 集英社ノンフィクション