
この本を読むと得られるもの
- 行動することの必要性が学べます
- 好きなことを仕事にする方法がわかります
- 迷っている時に読むと背中を押してもらえます
「やりきる力」ホリエモン流覚悟のススメ!まずは動くことから始まります
堀江さんが言うとやたら説得力あるな…
「勇気ある撤退」は時として美談として語られます。
しかし、そこに堀江さんは待ったをかけました。
「勇気ある撤退を選択した人に、成功者はいない!」
潔い撤退は、リスクを最小限に抑えられる処世術としては有効です。
でも、それは成功を望むなら、邪魔な存在になります。
実績をあげている人たちは、みんな潔くなんかありません。
諦めることなく、やれるところまで、とことんやりきっています。
一度やると決めたら、たとえ失敗に終わろうとも、途中で道が閉ざされようとも、やり切らないとダメなんですね。
やり切った先にこそ、目指すべき道が開けています。
それはまさに、やり切った人だけが知っている、揺るぎない事実なんだそうです。
堀江さんって世間的には、なんか効率良くできるだけ汗をかかずに済む方法でやっているように思われてません?
でも実際はかなり泥臭いことしかされてません。
とにかく継続する、とことんやりきる、シンプルにめちゃめちゃ努力する。そんな感じなんです。
コツなんかありません。近道なんて知りません。王道も正解すらもないのです。
ただやるべきことを淡々と実行するのみです。
責められても、バカにされても、苦しんでいる自分からは逃げない!
そうやって踏ん張っていると、いつかどこからか新しい仲間が現れるんですって。
そのことを堀江さんはこの本で、
- やりたいことに、今すぐ飛び込め!
- その道をただ進め!
- 後悔せずに生きろ!弱い自分と正面から向き合え!
- お金を稼いで未来を切り開け!
- 変わることを怖れるな!
という項目で伝えようとしています。
まじ熱血的な項目しかありません。
「何をやっても上手くいかないなあ」
そんな時には是非この本を読んでみて下さい!
チャンスは行動を起こした人のみにやって来る
堀江さんは、
「人は常に、自分のやりたいことのために生きるべきだ。人は人のために生きているのではない。やりたいことをやり尽くすために生きているのだ」
と仰ってます。
もちろん他人のために尽くす生き方も素敵です。しかし、それによって自己犠牲が生じることは認められないのです。
現代では、これまでのレールを外れても生きていける世の中になりました。
自分の意思で、自分のサイズに本当に合った仕事を見つけれる時代が、とうとうやって来たのです。
会社に安定を求める生き方は終わろうとしています。
見栄や世間体に縛られているより、やりたいことを本気でやりましょう。
「やりたいこと」は、向こうからやってくるモノではありません。動き回っているうちに、「あ、これかも!」と気付く感じです。
もし間違っても、またすぐ戻れるようになってるんですって。なので、レールから降りたいなって思ったら、怖がらずに降りて大丈夫なんです。
桃太郎に登場するおばあさんも、怪しい桃を持って帰るところから始まります。
普通の人なら、川上から流れてきためちゃめちゃでかい桃なんて食べようと思わないし、いきなり真っ二つに割ったりもしません。
この「異常行動」こそが、自分たちが幸せになる恩恵のきっかけとなったのです。
チャンスという桃を拾う異常行動をした人たちのみが、ビジネスでもスポーツでも学問でも、成功しています。
桃がむこうから「ほら切ってみて〜」と近付いてくることはありません。
自分自身で掴みに行くしかないのです。
最短距離のコツなんてありません
「やりたい事はあるけれど、どうやったらいいのかやり方がわかりません」
情報は無料でいくらでも手に入るこの時代に、そんな事を言う人も減ったかと思いきや、そうでもないようです。
堀江さんの元にもこの手の質問はずっと届くそうですが、実際に答えはこれしかないそうです。
「やり方なんて、実際にはありません」
起業がやりたい事でもお金がないならクラファンです。
人と出会う方法もいくらでもあります。
全ての行動や挑戦は、結局のところトライ&エラーしかありません。
思いつく限りのことを、失敗も込みで、次々と試してみるしかありません。
辛抱強く繰り返しているうちに、いつの間にか理想の形に近付いています。
堀江さんもビジネスを次々と試しては、何度も失敗してきて、上手くいったものだけが残っただけの事なんです。
センスとかやり方とか、運もほとんど関係ありません。
ただひらすら努力!泥臭く努力するだけです。
単に有名人というだけでは、お金は集まりません。
他の人との約束を守る、受けた仕事を真面目にしっかりこなす、出された課題を期待通りに提出する。
やると言ったことを人より大胆に、早くやりきるといった積み重ねが大切なんです。
そうすることで「信用」はできます。
信用は、すなわち期待でもあります。
「この人に協力したら、きっと面白いことが起きるだろう!」という期待が信頼となり、やろうとしている事もスケールが広がっていきます。
挑戦の数だけ、信頼とは貯まり続けるものです。
また信用とは熱量でもあります。
なんの実績もない人がひとつ上のステージに行くには、恐るべき熱量で周囲を説得して、巻き込んでいかなくてはいけません。
リスクも丸ごと引き受けて、狂気にも似た熱量に人は惹き寄せられます。
「やりきる力」を読んでやってみた
誰もやってなかったらチャンスしかない
実践してみたこと
- 一番乗りをしてみた
一番乗りをしてみた
現代においてアイデアに価値はありません。
以前なら情報にも価値はありましたが、今や誰でも情報をフェアに入手できます。
なので唯一無二のアイデアだと本人は思ってても、絶対にどこかで誰かが同じことを考えているでしょう。
アイデアが価値を持つのは、ただ一つの瞬間だけです。
それが「実行された時」です。
僕はとある機会にボードゲームを遊ぶ機会に恵まれました。
すごく楽しかったのでまた遊んでみたいなあと思い、その時ボードゲームを教えてくれた方に聞いてみました。
「もっとやってみたいんですが、奈良ってどこにボードゲームカフェがあるんですか?」
「それが無いんですよ」
「え?」
ボドゲーマというボードゲーム専門サイトでは、登録されている全国のボードゲームカフェ、ボードゲームスペースが検索できます。
奈良で検索すると、確かにゼロです。
今までの僕なら「遠いけど、大阪か京都に行くかー」と言ってたことでしょう。
でも今や違いますよ。
「無いのなら、作ってしまおうボードゲームスペース。字余り」
早速借りていた古民家をいじくって、翌月にはボードゲームスペースを名乗りました。
世間のボードゲームカフェは数百タイトルを持っているのも普通ですが、この時僕が持っていたのは10程度。
普通に見たらとてもボードゲームスペースとは言えませんが、名乗ったもの勝ちです。
それまで全国でも数県しかなかった、ゼロ登録の県にボードゲームスペースが登録されたという事でTwitterでも話題に上げてもらえました。
まさに一番乗りの恩恵です。
どんなにしょぼくてもそこしか無いのだから、人がやってきます。
売上を全てボードゲームの購入代にあてて、次の月には30タイトルにまで増えました。
まさに行動したもの勝ちなんやなあと実感しました。
行動するための情報は、外に出ていく、人に会うのが一番手っ取り早いです。
僕も家にこもっていたらこんな行動を起こそうというきっかけもなかったでしょう。
とにかく情報にふれて、思いついたらすぐに行動に移してください。
それもやりたいことをやって下さい。
興味もないのに儲かりそうだからと始めても、最初は儲からないのでモチベーションが続きません。
好きなことをやり尽くす気持ちで始めてみて下さいね。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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須藤元気さんも見るたびにやる事変わってる気がする。行動力の源を教えてもらいましょう!
著書名 やりきる力
著者 堀江貴文
出版社
