「やめてみた」のわたなべぽんさん、今度は断捨離です。
想像を超えた汚部屋に住んでらっしゃいました…。
一念発起して片付け開始。そこにはぽんさんの隠された心理も見えてきました。
最後にはキレイになったお家も写真で紹介されてますよ。
「ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました」人生が変わる!掃除で価値観を変えるんだ!
汚部屋あるあるのわかりみが強すぎる…
この本を読むと得られるもの
- 汚部屋から脱出する機会になります
- モノが増えるのはなぜなのか考えるきっかけになります
- 部屋をきれいにキープするコツがわかります
以前紹介した「やめてみた」というコミックエッセイを書かれていた「わたなべぽん」さん。
なんと以前は汚部屋に住んでいたそうです。
部屋はマンガとゴミで溢れ、食器と食材はテーブルの上。
服はベッドの周りに積まれています。
当然掃除も出来ません。
ある日、友達たちとぽんさん夫婦でカラオケに行った時のこと。
ブラックライトの部屋に入った途端、ぽんさん夫婦だけが全身光輝いているのです。
ホコリがブラックライトに反応して光っているのです…。
掃除した方がいいよな…。
帰り道、流石にぽんさんも気付きました。
しかし、一緒に住んでる旦那さんがすごいな…。
まずはゴミをまとめて。本は本棚に…入り切りません。
洋服はタンスに…入り切りません。
こんなぽんさんの家は果たしてキレイになるのでしょうか…?
この本では、
- ホコリだらけの部屋に住み続けて…
- いつもの片付けってこんな感じ
- なんでそんなに身軽なの!?
- 我が家は「使ってないのに、持ってるだけでなんとなく安心」なものだらけだった
- 「ダメな自分」を認めて脱ぎ捨てよう
- 「いつか使おう」を普段使いにしてみる
- 使うものこそ、しまっておこう
- 「痩せてから着よう」をやめてみた
- ストックはもう買わない
- 大切にしてこそ、飾る価値のあるものだ!
- 生まれて初めて、しまえるようになってきた
- 部屋がキレイになったら、新しい自分に出会えました
のお話で、ぽんさんの家が変わっていく様子が語られています。
最後にはお家も公開!まじすごいですよ!
さあ!あなたも自分の片付けを見直そう!
安心する為に買ったモノを見直そう
まずぽんさんは物を持ち過ぎです。
友達たちと2泊3日の旅行に行った時、ぽんさんだけ荷物がやたら多いのです。
無駄なものなんて持ってきたつもりもないのに。
部屋に友達が遊びにきた時。
会話の中で年賀状やアルバムを出したいなーってなりますよね。
ぽんさんは探し出すのに半日かかるし、出した後は部屋がごちゃごちゃになって大変です。
どうすればすぐに必要なものが見つかる部屋になるんだろう?
どうやらモノを減らすのがポイントだと気付いたものの、モノを少なくするってどういうこと??
ぽんさんにはその方法が全くわかりません。
そうかー。モノを捨てれない人ってそういう思考なんやなーって初めて知りました。
旅行の時の荷物を確認すると、薬や寒かった時用のパーカーとストール、生理用品に退屈しのぎの本2冊などなど。
どれも結局使いませんでした。
「確かに、使うかわからないけど持ってるだけで安心ってあるよね」
「ぽんは心配性なのかもね」
友達の言葉にハッとします。
わたしのバッグや部屋って、「使うかわからないけど、持ってるだけで安心するもの」がたくさんあるってことなのかも。
ということは、「確実に使うもの」だけにすればスッキリするってことか。
旅行から帰ってきたぽんさん。
お土産のお茶をさっそく飲んでみましょう。
コップを取ろうと棚を開けると、とって溜めてたコンビニのプラスチックスプーンの束が落ちてきます。
もしかして、こういうのが「持ってるだけで安心」するものなのかも…。
そのスプーンをひたすら迷いながらも、エイヤッと捨ててみます。
その勢いで食器棚の中のものも捨てていきます。
可愛いお菓子の缶も、ケーキ屋の綺麗なリボンも、いつ開けたのかわからない調味料も…。
断腸の思いで捨てましたが、捨てるとそこだけ見違えるようにスッキリしました。
取っておいたものだけでなく、使っていないレシピ本や調理器具も山ほど出てきます。
でもどれも何年も前から使っていません。
ということは…。
もう何年もホームパーティーもしていないし、料理の腕もさっぱり上達していないということです。
「持っているだけで安心するもの」であふれ返っているこの部屋は、まるでダメな自分を守る為の鎧のように思えてきます。
モノを買った時は、目標に向かって頑張る「デキる自分」になったつもりでいます。
しかし、本当の自分は飽きっぽくてすぐに投げ出して、結局何もしていないのです。
モノさえあれば「デキる自分」でいられるから、進歩していない自分を見て見ぬフリしてきたのです。
でも、買った値段を考えるともったいなくて捨てれません。
それに捨てると「なりたい自分」を諦める気持ちにもなりそうです。
でもそれじゃあ、自分の欠点を忘れるためにモノを買っていることになります。
「デキる自分」になったつもり→気が紛れたのでどうでもよくなる→結局進歩がないので凹む→紛らわせる為にモノを買う。
以下繰り返し。
よし、思い切って処分しよう!えらいぞ、ぽんさん。
「なりたい自分」を諦めるのではなく、再スタートなのだ。
部屋がスッキリしてくると、心の中モヤモヤも晴れてきます。
こうしてダメな自分の鎧をぽんさんは脱ぎ捨てたのでした。
好きで買い集めたモノを見直そう
いらないものはまだ捨てやすいです。
問題は好きで買い集めたモノたちですよね。
つい買っちゃうカワイイ雑貨、コンプ目指して買い集めた食玩、ゲーセンで頑張って取ったフィギュア。
捨てればもちろんスッキリするのはわかってますが、そんなポンポン捨てるなんて考えられません。
でも、もしかしたらテキトーに詰め込んだり、一度手に入れてからはまったく見もしてなかったりしてませんか?
それって大切な物って言えるのでしょうか?
手に入れた時の嬉しさや、費やしたお金のことを考えて捨てれないだけなんのでは?
そんなぽんさんに旦那は言います。
「捨てちゃうのがもったいない気持ちはわかるけど、使っていないものに占領されてる部屋に毎月家賃払ってるのが一番もったいないよね」
つか、旦那さんほんまよく今まで一緒に暮らしていたな…。
それを言われたぽんさんは決断します。
心のルールを決めました。
- コレクションはキレイにとってあったものだけ残す。
- 「これのおかけて人生が変わった!」と思えるものだけ残す。
- 決めた場所に置けるだけしか持たない。
ホコリまみれのぬいぐるみや、床に置いてあった本は処分です。
とんでもない量をゴッソーと捨てました。
するとそこには…!
本当に好きなものだけに囲まれているのにスッキリ広いリビングの誕生です!
家もゴミ箱から宝箱にクラスチェンジ出来ました。
飾ってあるものも以前より可愛く見えます。
部屋を素敵に見せるのは、モノじゃなく空間なのですね。
ゴチャッと飾るよりは、お気に入りをひとつ飾った方が断然素敵な部屋になりますよね。
本やDVDが溜まってきたら、持ってるものを見直して処分してするようになりました。
本棚は少し空間に余裕を持たせるのがポイントです。
ソファの下には以前はラグを敷いてましたが、掃除の手間を無くす為に処分です。
手間を省くことがこまめに掃除をする習慣につながります。
床に物を置かないだけで、掃除はびっくりするくらいやりやすくなります。
「ダメな自分を認めたら、部屋がキレイになりました」を読んでやってみた
僕も汚部屋出身です
実践してみたこと
- モノを捨てよう!
- キレイにキープする三か条
モノを捨てよう!
最近引っ越しをしたのですが、とりあえずめちゃめちゃ無駄なものをたくさん持っていたことがわかりました。
その時に結構頑張って捨てたつもりなのですが、この本を読むとまだまだだったなと痛感です。
あれこれ考えることをせず、心に響かないものはどんどん捨てることにしました。
特にまた買えるものは気にしない。
まさにこんまりさんの「ときめき」を実践しました。
キレイにキープする三か条
僕も部屋の綺麗さをキープする為の三か条を守るようにしました。
- 夜寝る前に5分間の片付けタイム
- 起きたら掃除機をかける
- 雑貨を飾る場所は決めたところだけにする
寝る前には、ローテーブルの上には物を残さないようにしました。
寝る前には必ず全て片付けるようにしたのです。
掃除機も面倒なので、朝一に終わらせるようにします。
サッと掃除してからブログを書く作業開始。
雑貨は2カ所にだけ飾りました。
続編も出てたのでさっそく買ってみました。
まだ読んでないのですが、面白かったらまたこのブログでも紹介しますね。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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なんとなんと、あの勝間さんも汚部屋出身だそうです。
どのようにして勝間さんは脱出したのでしょうか?
著書名 ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました (コミックエッセイ)
著者 わたなべぽん
出版社 KADOKAWA