勝間和代さんの「汚部屋脱出プログラム」で失った幸せを取り戻す!
勝間さんのYouTubeが面白い!
最近勝間和代さんのYouTubeチャンネルを登録しました。
面白いなー。
あんまりどんな人か知らなかったけど、こんなはっちゃけた人だったっけ?
僕が言うのもなんですが、「一皮剥けましたね、和代さん」です。
動画を次々見てて気になったのがこちら。
え?こんな綺麗な部屋に住んでるのに、元は汚部屋だったの?
自分の部屋も綺麗か綺麗じゃないかで言えば、間違いなく汚部屋なんで、めっちゃ気になる!
早速買ってみました。
この本は断捨離、捨てる事のメリット、リバウンドしない生活習慣などについて書かれてます。
このブログでは断捨離のメリットやそのルールなどを掘り下げます。
色んなコツやリバウンド予防については本で確認して下さいね。
勝間さんは断捨離した
物が捨てれないこと
勝間さんは断捨離する事で、大げさでなく「後半の人生を取り戻せた」そうです。
部屋が汚くなった理由は「自己効力感」が落ちてきたから。
「おばさんだし、恋愛する事ももう無いし、部屋が汚くてもいいや」という意識があったからです。
これだと自分の価値が、特に恋愛市場で、全く無いような気持ちになります。
汚いから自信が無い→自信が無いから恋愛に積極的になれない、という悪循環に。
でも、気になる男性が現れてめちゃ焦ったそうです。部屋に呼べない!
勝間さんは掃除をしていないというより、「物がかなり多い」生活でした。
自分の部屋も物が多いのです…。
勝間さんの部屋はなぜそんなことになったのか?
一番の原因は「ものの処理の送り癖」でした。
不要になった服や化粧品も「また使うかも」と、とりあえず取っておく。
頂き物はとりあえず物置に置いておく。
この繰り返しで物がどんどん増えていったのです。
収納破産ポイントを超えると一気に汚部屋へ!
物が増えてある一定のレベルを超えると、モラルハザードが起きます。
片付けそのものを放棄するタイミングが来るのです。
お金が収入より支出が増えて破産するような感じね。
私たち人間はカロリー消費を防ぐ為に、基本的に「ものぐさ」です。
思考でも行動でも、カロリー消費を防ごうとします。
勝間さんは「思考」に関しては意識的にものぐさを回避されてましたが、「行動」に関しては効率化という名目で、実はかなりものぐさになってました。
その事に気付いたのはアップルウォッチのおかげです。
アップルウォッチは体が動いてないと、1時間ごとに動くように通知が来ます。
座る事は喫煙よりも体に悪いが、1時間に数分でも動くと緩和されます。
人間は自分が想像しているよりも動いていません。
その事で自分のものぐさに「このままではヤバい!」と気付いた事が、こまめに動いて片付けようと思った最初のポイントなんですって。
もう一つのポイントは睡眠でした。
「寝室に寝るのに関係のないもの、テレビやパソコンなどを置くと睡眠の質が下がる」
これを実践しようと寝室を片付け始めます。しかし何かおかしい。
寝室に散らばっていた服を片付けようにもクローゼットに入りません。
しかもその散らばってる服は普段よく着ているものなのです。
つまり、着る服が汚く散らかってて、着ない服が綺麗に並んでクローゼットを占拠しているのです。
この事に自分で気づいた事で、勝間さんの中で何かが発動します。
断捨離や片付けは頭では分かっていたけど、ものが溢れている事はなんと非効率なのか。
勝間さんは片付けのルールを決めた
目覚めた勝間さんはまず
- 1日1時間ずつ、5年間貯めてきたものを捨てる
- ある程度きれいになってら、ちゃんとリアルタイムで整理、処分していく
初めはおそるおそる捨ててましたが、そのうち捨てても困らない事が分かり、
「普段使っているもの以外は原則捨てる」
というルールにしました。季節もの以外は1か月、季節ものは1年以内に使わなかったものは処分です。
とにかくやる事は決まって、
- 活躍しているものには、もっとお金とスペースを配分する
- 活躍できなかったものは、捨てるか活躍先を探す
よく使っているものはボロボロ、使っていないものは新品という矛盾を無くすんですね。
断捨離の効果が現れた!
断捨離を1か月かけて終了し、初めて身を持ってわかったのは
睡眠の効率も、仕事の効率も、料理の効率も、すっきりした方が圧倒的に良い
という事です。そりゃ当たり前ですが、実感されたんですね。
明らかにコストを上回るリターンです。ものが無くなったので、二度と元に戻る気はしません。
目標を達成するには、努力や意志の力でなく、「仕組み」を作る事が大事なんです。
実際、アップルウォッチで計測しても、断捨離後は前より活動量が増えたそうです。
またキッチンが片付くと、料理も苦じゃなくなり、自炊でバランスの良い食事をしようとなります。
ものが少ないと仕事も集中しやすく、体の状態も良くなっているのも合わさり、仕事の生産性が爆上がりになりました。
その結果収入もアップしたそうです。
ものを探すなど無くなり、行動のスピードが上がるので無駄な時間も減ります。
作業スペースの拡大はそのまま行動スピードアップにもなります。
片付けの為の基本ルール
スペースで考える
家の家賃を日割りして、1平米あたりのコストを算出してみましょう。
ものを置くコストは想像以上にかかっている事がわかると思います。
再調達コストが3万を上回らないものも処分です。思い出の品も写真で十分なものも多いです。
簡単で効率の高いものから
断捨離はどこか始めるとドミノ式にやっていくようになります。
まずはどの場所から始めるかは重要です。
簡単で効率実感の高い場所から始めると成功しやすいです。
自分が長倉過ごす場所、目的のはっきりしている場所、もの自体が少ない場所。
こういう場所から始めましょう。
一度に一気にやる必要もありません。迷っているものは置いておきましょう。
リバウンドを防ぐ
ものを捨てた後は、残ったものをいかに使いやすく配置、収納していくかを考えなくてはいけません。
基本は「毎日使うものだけを外に出す」です。
そして見えない場所に収納するものは、「住所を明らかにする」ということです。
「勝間式 汚部屋脱出プログラム」を読んでやってみた
とりあえず捨ててみた
多分自分の物の量って、大きい部屋だと全然多くないとは思うのですが、なんせ狭い部屋に住んでおります。
でもちょっと前までもっとスッキリしてたのに…。
これは確実に自分が作った「Tシャツ」の在庫が原因です!
クローゼットがTシャツでいっぱいだってばよ!
そこで自分の服を整理しました。痛んでるなと思えるのは処分。
空いた場所にTシャツを整理します。これは在庫なので捨てるわけにはいかない…。
次にキッチン、トイレ、風呂周りの断捨離です。
使っていないのはもったいないと思う瞬間に捨てます。
スポンジも5個もあるけど、1個でええやろって感じです。
キッチン周りもなんか徐々にものが増えてきましたが、シリコン調理器具を買ってから必要ない物が色々出てきました。
シリコン調理器具はほんと便利なんでおすすめです。これ一個で全部出来ますよ。
紙の本もまた読みたいものは電子書籍で買い直し。
もう古い情報の本は処分!
ちょっとスペースが出来るだけでもめちゃ気持ち良いですね。
目標はホテルの部屋です。
いいきっかけになるので是非本を読んでみて下さいね!
著書名 2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム (文春文庫)
著者 勝間和代
出版社 文藝春秋