「モテる読書術」とは人、運、お金にモテまくるものだった
ナンパの指南書かと思ったら、めっちゃ硬派だった
思うでしょ?あなたも思うでしょ?
「モテる読書術」とか言われたら、知的なオトコを演出する術かと思って飛びつくやん。
読んだらめっちゃ硬派やん。筋トレするなら読書しろとか言うてるやん。
タイトル詐欺だ!どんな奴が書いたんだ!と思って調べてみると、著者の長倉顕太さんは年収1億円とかすごい人だったし、他の著書に「出会いに顔射」とかあったんで、ああそういう感じの人ねと納得。
普段ならそっ閉じですが、本がめちゃめちゃ面白かったんで紹介してしまう。
なんなら個人的に今年面白かった本を選ぶ記事「読んでやってみたアワード2019」に選びましたよ。
ギギギ、めっちゃ為になる本でした。
まずは読書。知識を武器とせよ
この本の一番のポイントは「読書は武器となる。その武器を持って打って出よ」です。
読書とは人生の地図である。知るほどに知らない事に気付く。
こんな哲学めいた言葉が書いてある本だなんて思わなかった。
知識があると同じ環境にいても見えるものが違ってきます。これはほんと頭の良い人と一緒にいると思うよね。
人生に行き詰まっていると感じるなら、ただ単に知識が無いと考えた方が良い。
読書はあくまで手段であります。目的は人生をより良くすることです。
まずは自分のキャラクターを本を読む人に変えなくてはなりません。
自分のキャラクターは周りの人によって決められています。キャラクターは情報が先で現実が後です。
こういう人だという情報に後から現実が寄っていくのです。
脳は生き残る事を最優先にできているので、環境の変化を嫌います。
周りの人は自分の環境を変えたくないので、こっちちが変わろうとすると悪意は無くとも「無理だよ」とか吹き込んできます。
重要なのは続けることだと、師匠は仰ってます。あ、この本の中で俺を師匠と思えと書いてあったのね。
自分もだし凡人は意志が弱いです。この世の中は続けた人だけが勝っているのです。
モテる読書術実践編
ステップ1.とにかく検索せよ
ではでは、師匠は具体的にどのように本を読めと仰ってるのか見てみましょう。
- まずは読む本について読む前に検索します。どんな書評があるか、どんなあらすじか調べます。
- そして作者についても検索します。他にどんな本があるのか、どんな経歴か、などなど。
- そしてその過程で知った「知らなかった事」をスマホでメモします。
内容やあらすじを前もって知りたくないかもですが、読んでて内容がわからないと本を読まなくなるからだそうです。
師匠は「疑わずに素直にやれ、だから凡人なのだ」と厳しいお言葉を下さってます。
ステップ2.とにかく読め
この本では「読書はスピード最優先」と書いてあります。1日1冊以上。きっつ。
「ああ、速読ね」なんて甘いです。速読はネットで検索出来るくらいの知識にしかならないから、根性で早く読めとの事です。
ここでも知らない事が出てきたら即検索です。
そして、本を読む上で大切なのはメモを取る事です。後で読みたいもの、調べたいものをメモします。スマホを脳の外部記憶装置にするのです。
ステップ3.読書で得た知識を落とし込め
読書をする事で環境を知る、自分を知る、戦略を知る事ができます。これこそ人生の地図となるのです。正確な地図が無いと目的地に行けませんもんね。
だから読書量と年収は比例するんだと師匠は仰ってます。
ただし読書はあくまで武器です。その武器を持ってリアル世界に打って出ないと始まりません。
知識があっても行動しないのは意味無し、知識が無くて行動するのも生き残れません。
読書をすると頭が変わります。頭が変わると見る世界が変わります。
よく「好きな事をやっていこう」というキャッチコピーもありますが、好きな事なんて無くていいそうです。やりたい事が無いのも当たり前です。それは知識が足りないだけなのです。
知識を実践していくと直感が鍛えられます。
直感が鍛えられると、体で感じた情報を瞬時で処理する事が出来るようになります。
この辺りの事は具体的に詳しく本文で説明されてるので、是非本で読んでみて下さいね。
人、お金、運にモテる人って何をやってるの?
モテる人は人間関係を上手に作る
良き人生=良き人間関係
自分とは他者との関係性の集合体です。どんな人と付き合い、どんな関係性を持つのか。
自分で勉強して全部やろうとするのはバカだ、と師匠は書いてます。
読書して勉強してるのにー!という方、ちょい落ち着いて下さいませ。
世の中には各分野を極めてる人が沢山います。そういう人達と繋がって出来ないことをやっていこうという事なのです。
ただ、そういう素晴らしい人達と接するなら、自分の知識レベルを上げるのは必要です。
こちらの知識レベルと同等の人が引き寄せられるからです。よく言われる「普段よく接している人5人の年収の平均が自分の年収である」もあながち間違いではないのね。
なので読書で知識を増やしていきます。知識が無いと相手の価値もわからないのです。
大切なのはリスク、ギブ、情報発信
人脈作りで大切なのはリスク、ギブ、情報発信だそうです。
リスクをとって行動している人は応援される人になれます。
これは結構色んな本にも同じ事が書かれてます。キンコン西野さんの本にも書いてあった。
そして、ギブしまくれだそうです。
出た!ギブ&ギブ。ギブ精神でしか人生は変わらないと師匠は断言されてます。
そして情報発信。
インスタでリア充アピールね!ではないです。
自分の好き嫌いを明確にする、体験を言語化する、それも自分が望むキャラクターとして発信していく。
言葉選びもキャラクターには大切。「カワイイ」と書くか「可愛い」と書くかです。
ただし、ネガティブは発信してはいけません。嫌いとネガティブは違います。
何が起きても大丈夫にしておこう
重要な能力は3つ
本で知識を増やしたぞ!そして即行動だ!
その際に重要な能力は、勝負勘、直感、瞬発力の3つだそうです。
1勝9敗でも、勝負所の1勝が取れれば大丈夫。
その勝負所を見極める為の直感で、直感が鈍いと判断を見誤ります。
勝負所でいける!と判断した時に、最大の爆発力を出せるのが瞬発力です。
その為には日頃からのトレーニングが大切。
普段から即断即決…まずは決めてから後で調整です。迷うほど不安を考えて行動しなくなります。
武士は食わねど高楊枝…ギブを極めよ。
宵越しの金は持たない…無駄遣いしろ!じゃないよ。お金を貯めてから…とか言ってたら瞬発力もモチベーションも上がりません。
全てのオファーにイエス…頼まれる人は頼りになる人。頼まれて即断即決イエスを言える人が結局成果を出します。
コミュニティーに入れ…選ぶのに必要なのは知識と教養。同等な人しか付き合えない。
本を書け…脳の整理になります。
「モテる読書術」を読んでやってみた
体験の言語化やってみた
言葉が無いと考える事が出来ません。言葉を知らないと少ししか考えが広がりません。
ここでオススメなのは体験の言語化だそうです。自分を客観視する為に「書く」事が大事なのです。
一度思考を通して言葉に変える事が非常に効果的です。
そこでこのブログですよ。体験の言語化。
実際なんて言うか、知識の定着率が凄いんです。でもこの語彙力…。
どういう行動に変えようかとも考えますしね。
このブログに限らず、自分を客観視出来ないと人生が不自由になると師匠も言ってます。
ビジネスのコツは自分が高く売れる場所で勝負する事。
その為の地図と客観視なのです!
コミュニティーにも入ってみました
YouTuberでもある、amity_senseiのクリエイティブなオンラインサロン「ipadmate」に入ったんです。
僕はバイトの頃からずっと小売業なんで、デザイナーさんとかクリエイター関係の方とか今まで無縁だったのですが、ここで知り合った方たちは非常に刺激を与えてくれます。
今は話について行けないこと多いけど、知識をアップさせて良い関係性を作りたいですね!
この本はかなり面白いので是非読んでみてください。書き切れないよ!
著書名 頭が良くなり、結果も出る! モテる読書術
著者 長倉 顕太
出版社 すばる舎