ビジネス書は速読ではなく多読!「レバレッジリーディング」のすすめ
読書はコスパ最高の自己投資です
著者の本田直之さんは年間で400冊ぐらい本を読まれるそうです。
めっちゃ忙しいのに、めっちゃ本を読まれます。
そんなに読書って大切なんですか?
答えは全力のYES。
この本の重要ポイントでもあります。
なぜなら読書とは「投資活動そのもの」だからだそうです。
本を読むのは自分への投資です。しかもめちゃめちゃ率の良い投資です。
大体1000円ちょいぐらいで学んだ事が、元を取るどころか100倍くらいで返ってきます。
つまり読書はリターン100倍の投資なのです。こんな良い投資はありません。
しかも結果が必ずプラスになるという珍しい投資です。
これと全く同じ事をメンタリストDaiGoもイケハヤも他の偉い人もみんな言ってた。
のがちゃんも「レバレッジ・リーディング」は一推しされてました。
「そんな本を読むようなヒマはないよ」
という方も多いでしょう。しかし、それも本田さんに言わせれば
本を読む時間が無いのは、本を読まないから時間が無い
のです。え?禅問答?
ビジネス書には先人が努力や苦労の末に得た、知識やノウハウが詰め込まれています。
それを読むという事は、成功した人から学ぶ他になりません。
それなのに読まないのは、せっかく答えが書いてあるのに、自分一人で試行錯誤して、なんなら失敗して終わる。
要領が良くないやり方です。
誰でも1日の時間は同じく24時間1440分です。それなのになぜ平等ではなく差が開くのか。
それはやっぱり要領の良し悪しがあるからなのです。
「でも、良い本を見つけてじっくり読んだ方が身につくんじゃない?」
いやいや、この本では「累積効果」を最重視されています。
なぜなら、たくさん読む事で情報の取捨選択が出来て、主体的な思考力が身につくからです。
そして、日々変化する世の中についていく為に、読み続けて「自分の常識を更新」しないといけないのです。
100冊読んだからその貯金で一生、というわけにもいかないのです。むしろ読み続けると未来を予想できるようになるそうです。
めっちゃ強い能力。マンガでも最強キャラは未来が見える人。
ここについては後で再度触れますが、是非本で確認して欲しい部分です。
目的を持って本を選ぼう
なるほど、まさに読書をしない手はありませんな。
するとここで出て来る問題。
「どの本を読めばいいのか?」
もうぶっちゃけ。
You、このブログで紹介してる本読みなよ!ってことで問題解決ですが。
一応この本で解説されている、4つの選び方も紹介しておきます。
まずは自分にとってやさしくて読みやすい本を選ぶ。
難しい本はそのジャンルに慣れてからです。
これは確かに思います。意味がわからない本は読んでても全然頭に入らないです。
それに「俺ってベストセラーも読めないほどアホなんや…」と鬱モードにも入ってしまいます。
個人的目安としては4割は知ってる事が書いてあるのが丁度良いかなと思います。
次に、教養型より経験型を選ぶ。
学者が解説している学術的な本よりは、オヤジ社長が書いたようなリアルなものを選ぶという事です。
最初はマクロ経済学よりは、ドタバタ経営指南書みたいな本を読んだ方がすぐ身になるもんね。
なので、本を選ぶ時は、著者がどんな人かをチェックしましょう。
そして、身近なテーマを選ぶ。
国際情勢よりかは営業。カッコ良いよねと小難しい本を選ぶ時もありますが、今じゃない感。
そのうち直接関係ないテーマでも自分に重ねて読めるようになるそうです。
最後に、同じジャンルの本を読む徹底して読む。
同じキーワードが出て来たらそれ重要。
例えば「ギブ&ギブ」とか「すぐ行動」とか「睡眠」とか。
この辺のキーワードはしょっちゅう出て来るので、もはや普遍的なものなのだなと理解できます。
目的を持って読むので、斜め読みでもOK。余計な部分を読まなくて済みます。
でも、これが難しい。なかなか余計な部分が分からず、結局全部読んでしまいます…。
ヒントとして書いてあったのは、
常に目的識を持って、いらないところは切り捨てる読み方をすると、一冊の本を短期間で読み終えることが出来るので、どんどん本が読めます。
必要な情報だけが入ってくるし、次々に新しい有益な本を読むことが出来ます。
つまり、情報の取捨選択能力がアップしたのです。
※追記
これ最近出来る様になりました。
ブログ書きながら読む事が多いのですが、要約の能力が上がったのか「あ、ここは読まなくてもわかるな」って所はバサッと切れるようになりましたね。
通勤電車の行き帰り、ちょこっと休憩時間もで1冊読むペースになりました。
追記終了
そして重要なのは、読んだ記録を取ることなんです。
オススメは「ビブリア」というアプリ。色んな読書記録のアプリを使いましたが、ここに落ち着きました。
本を読むときは目次、あとがきを読んでから本文は読みます。
「レバレッジリーディング」読んでやってみた
読むだけじゃダメなんだ
さあ、本も読み終わりました。
で、終わりではないです。
もうお分かりですよね!
そう、行動が必要なのです。
読書しながら本のポイントをメモするだけではダメです。
その内容を実行しないといずれ忘れてしまいます。
そして繰り返す事で習慣化する。これをしないと100倍投資にはなりません。
自分もメモ取って満足してたんで、しばらくするとすぐ忘れてました。スケジュールに落とし込んで習慣化が必要でした。
習慣化にはバレットジャーナルがオススメです。
バレットジャーナルを毎日する様にしてから、習慣化がグッと楽になりました。
本を読んで、「あ、これいいな」と思った事は即行動。
この方達も即行動について名言を残してらっしゃいます。
人生で一番害のある言葉は「明日」。この言葉を多く使うのは貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人。
人は明日を見た事がない、あるのは今日だけだ。ロバートキヨサキ
待ってはいけない。絶好の時など無い。今いる場所からスタートし、使える道具を使う。
そうすればやがてもっと良い道具がみつかる。ナポレオン
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著書名 レバレッジ・リーディング
著者 本田直之
出版社 東洋経済新報社