まんがでわかるライフシフト

 

100年寿命の未来を楽しく生きる方法「LIFE SHIFT」ライフシフト

これからの時代を生きる手段

この本を読むと得られるもの

未来において生き方はどう変わるのかがわかります。

変化する未来に向けての働き方がわかります。

自分の人生計画を見直すきっかけを与えてくれます。

 

今回紹介する本はリンダ グラットンさん、アンドリュー スコットさん著「ライフシフト」です。

前作は未来の仕事はどう変わるのかというのを書いた本「ワークシフト」でした。

 

ワークシフトは2012年に書かれた本なのですが、最初は「ホンマかいな」と疑う人が多かったと思います。

テレワークで世界中の人と仕事をし、出社しなくてもバーチャルな空間でのオフィスがあるんだと言った内容なんです。

それがどんどん書かれてた内容に世の中は変化していってますよね。今なお再評価されてる本なんです。

 

机上の空論とか言ってた奴に靡いてたらやられてました。危ない危ない。

この本もいずれ紹介したいと思います。

 

そしてこの続編「ライフシフト」ですよ。今度は人生の変化について書かれています。

これは押さえとかないとダメですね。未来を知っているのは最強の能力となんかのマンガでも言ってた。

 

今回はライフシフトでも「マンガでわかるシリーズ」の方を紹介したいと思います。

書いてる内容はグッと簡略されてますが、なぜこちらを紹介したかったか。

それは鈴木△だからです。

 

ライフシフトではどのような未来が来ると書かれているのか

ライフシフトで最も重要なポイントはズバリ「来たるべき時に備えて無形資産を蓄えよう」です。

 

現代における人生の基本的なモデルは、

教育→仕事→引退

という形ですよね。もうすぐこのモデルが終了します。

 

今後は、

仕事、学び、遊びの境界線が無くなる

というマルチステージに移行すると言うのです。

2つ、3つのキャリアを持ち、生涯を通して再創造を繰り返す生き方です。

 

マンガの中では、就活に悩む娘の美咲、転職に踏み切った兄達也、役職定年後の人生に悩む父と一人妙に達観している母の家族の物語が進んでいきます。

美咲はエルザという外国人留学生に、「100年寿命社会」がやってくる事を教えてもらいます。

 

そして先ほど述べたモデルにシフトチェンジしていくのだとも教えられます。

そこから、兄と父にも話が広がっていくわけです。

 

定年後の人生に悩む父のストーリーを紹介します

今回はかっこいい鈴木さんに絡む父にスポットを当てて紹介したいと思います。

今のまま平均寿命が伸びていくと、間も無く100歳寿命社会がやってきます。

 

そうなると今までみたいに定年60歳で余生をのんびりとか言える人はほとんどいなくなります。

仮に蓄えがたくさんあっても残りの人生、何して生きるの?問題が発生します。

定年後もこれを読めばバッチリ安心!大前研一さんに学ぶ「50代からの稼ぐ力」

 

父にもその影響はやってきます。

使えない部下の田中を叱りつけ、そんなに怒りなさんなとなだめてくる先輩鈴木さんを、社内をブラブラしてるだけの出世レースの落ちこぼれと見下している。

しかし、自分もああなるのでは…。

一生懸命働けば幸せになると思って頑張ってきたのに、相談できる友達も居ない。

自分の人生はこれでよかったのか…と悩みはじめるのです。

辛い、辛すぎる…。強がる父が痛々しい。

 

そんな時に娘の友達エルザに会い、マルチステージの生き方について聞かされます。

なんでエルザがそんなに凄いのかはわかりません。

 

マルチステージの人生は本業の仕事の他に副業や地域活動など様々に人生の幅を広げていく事が求められます。

そしてステージごとに新たな能力を身に付け、視野や人との繋がりも広げていかないといけないのです。

 

マルチステージでは有形資産と無形資産の中でも特に無形資産が重要になるとエルザは言います。

有形資産はもちろんお金や土地などですよね。

 

無形資産は大きく3つに分かれます。

所得を得るための生産性資産

心身の健康を維持する活力資産

変化に柔軟に向き合う変身資産

 

生産性資産は稼ぐ為のスキルや知識、仕事の仲間、世間の評判などです。

ただ知識を蓄えるだけではダメです。環境の変化に合わせて常に更新しなくてはいけません。

現在ではテクノロジーの進化が早いので、過去の知識は使えなくなります。

 

仲間やネットワークも大切です。一つの会社で仕事ができるようになっても、それは会社の風土や組織文化によるものです。

自分の力だけでなく、相互補完できる人間関係が必要となってきます。

落合陽一とSDGsを考えてみると新しい世界には希望しかなかった!「2030年の世界地図帳」

 

活力資産は、バランスの取れた生活や家族との良好な関係。肉体的、精神的な健康の事です。

もちろん長い付き合いの友達もとても大切になってきます。

アドラー心理学で学ぶ自己受容と貢献感「嫌われる勇気」

 

そして、変身資産。ってところで父はもう嫌だーって帰っていきます。

聞けば聞くほど、俺は何も持っていないじゃないか…。

半泣きで歩いているところに、ばったり鈴木さんと出会うのです。

 

「こんな時間にこんな所で何してるんですか?」って質問に鈴木さんは「ここに僕のオフィスがあるんだよ」と言います。

「は?!」

驚く父。お帰りなさい社長!と迎えられる鈴木さん。

鈴木さんはただ社内をブラブラしてたんではなく、他部署の手伝いとかして新しい経験や人脈を広げていたのです。

そして自分のスキルを活かし、本業である会社のお墨付きで副業で起業していたのです。

 

そこには部下の田中の姿も。鈴木さんは優秀な人材を集めていて、その一人が田中だったのです。

父の人を見る目全然ないこともしれっと発覚。

す、鈴木さん、カッケーっす!

そんな鈴木さんに父は変身資産について教わります。

 

変身資産とはマルチステージを生き抜く為に社会の変化に対応し、新しいステージへの移行を成功させる能力です。

変化への対応能力を高める3つのポイントは、

1。自分について理解し、自分の将来の可能性を知る事

2。幅広いネットワーク

3。積極的に新しい経験をしていく事

なんですって。

起業の真実がわかる!USPを小説で学ぶ「鈴木さんの成功」

 

父も思わず「鈴木さん…。こんな俺でも出来ますか…?」と、ミッチーのような問い掛けをしてしまいます。

そして、めっちゃ笑顔で新しい活動を始めた父の姿でフィナーレ。父、ええ笑顔やで…。

 

そして本書ではマルチステージの3つのステージについて詳しく説明が続くのですが、それは本を読んで下さいね。

大切です!大人になってからの勉強。「仕事2.0」で学ぶこれからの働き方

そしてマルチステージに対応するために読んでやってみた

実践してみた3つのこと

  • ブログと動画制作を始めてみた
  • 健康に気を使い始めた
  • お店を始めてみた

 

ブログと動画制作を始めてみた

僕も無形資産欲しいわ…。俺も何も持ってないじゃないか…。

と、打ち拉がられてる場合じゃない。無いのなら手に入れよう。

 

何ならこのブログもその一つであります。

YouTubeもやり始めよう。ゆうこすおすすめのカメラも買いました。

モテクリエイターゆうこす流「共感SNS」を発信して一緒にワクワクしてくれるファンを創ろう!

 

健康に気を使い始めた

健康のために食事にも気を使い始めました。ブロッコリー食っとけ。

とりあえず揚げ物と甘いもの、マーガリン、加工肉、パスタ、白米は食べなくなりました。

食事の本はまた別で紹介しますね。

ダイエットも健康も食事で決まる!メンタリストDaiGoさんの「超健康法」

 

お店を始めてみた

小さなスペースですが、場所を借りてお店も始めてみました。

とりあえず失敗してもいいので、何かしら始めてみないと!と意気揚々。

奈良のお土産になるTシャツを作って販売しました。

外国人観光客の方が買っていってくださりました。

嬉しい!

 

奈良の観光地「ならまち」の情報発信も力入れてますので是非。

バナーつい2

 

人生の指針ともなる本です。

サラタメさんもこの本を読んで、転職とYouTubeを決意されたそうですよ。

是非読んでみて下さいね。

関連まとめ

人生100年まとめ

これからの働き方を教えてくれる本8選

人生100年時代を生き抜く為に役立つ本のまとめを書きました。

是非合わせて読んでみて下さい。めっちゃ役に立つと思います。


 

著書名 まんがでわかる LIFE SHIFT

著者  星井 博文リンダ・グラットンアンドリュー・スコット松枝 尚嗣 (イラスト)

出版社 東洋経済新報社