ミスが多くなってきたなと思う時は、脳が疲労感を感じている時です。放っておくと大変なことになります。

この本では脳疲労を回復し、ワーキングメモリを鍛える方法が学べます。

また、ミスを減らす仕事のやり方などのテクニックも脳科学の見地から教えてもらえます。

樺沢紫苑「絶対にミスをしない人の脳の習慣」ワーキングメモリを鍛えよう!

脳疲労は放っておくと大変なことになります

この本を読むと得られるもの

  • 最近ミスが多いなという人にとって有益な知識を得られます
  • 仕事が捗るワーキングメモリの鍛え方がわかります
  • 効果的なアウトプットの方法が学べます

 

僕はミスが多いです。

なんでこんなにうっかりするのかな?寝不足?そもそも頭が悪い?

かなり凹んでいたので、この本を読みました。

 

冒頭の樺沢紫苑先生の言葉にいきなり救われました。

すべてのミスは、脳の情報処理に関わる「仕組み」のせいであって、あなたの能力が低いせいではない。

という一文です。

 

自分の能力のせいでないなら、まだ改善の余地はあるのかも。

精神科医の樺沢先生が脳科学の研究を進めながら、多くの患者さんを通してわかってきた脳のメカニズム。

  1. 集中力の低下
  2. 記憶を一時的に保存する、脳の「ワーキングメモリ」の機能低下
  3. 脳疲労
  4. 加齢による脳の老化

こうした、ミスを引き起こす「4大原因」を根本的に解決するための行動習慣について解説されてます。

 

うつ病の患者さんは、ほぼ例外なく、初期段階で「ミスが多くなる」そうです。

えー、嫌だ。うつなんかな…?

 

「うつ病」の初期段階で、集中力を高める脳内物質が低下して、注意力、集中力の低下が必ず起こるのです。

うつ病までいかなくても、その手前の「脳疲労」には誰でも陥る可能性があるんですって。

つまり、ミスは「脳が疲れてますよ。放置するとヤバいですよ」という警告なんです。

うわぁ、めっちゃ怖いやん…。

 

しかし、先生は大丈夫と仰ってます。

どの様なミスをどれくらいの頻度で起こしてるかを自覚することが出来れば「自分の脳がどの様な状態にあるのか」を自覚することが出来ます。

 

ミスを無くすのは簡単なんですって。

日頃から脳のパフォーマンスを高める生活習慣を身に付け、脳と体のコンディションを「絶好調」の状態で維持できれば、ミスとは無縁の人生に変わります。

 

この本では、誰もが日常生活で行なっている脳の4つの働き「入力」「出力」「思考」「整理」に着目し、それぞれのプロセスに合ったミスを防止する為のノウハウが以下の項目で書かれています。

  1. ミスの「4大原因」
  2. ミスが多発する4つのシチュエーション
  3. 「ワーキングメモリ」を使いこなす
  4. 仕事の9割は「出力(アウトプット)」
  5. 「自己洞察力」を鍛えてミスをゼロにする
  6. 感情を整えてミスを防止する

 

やっぱり樺沢先生は心強いです。

同じようにミスが多くて悩んでいる人は、是非この本を読んでみて下さいね。

ミスをしない脳の基本原則

集中力はなぜ低下するの?

脳はどのようなメカニズムでミスをするのでしょう?

全てのミスは、仕組みをしれば防止できます。脳科学的に「ミスをしない脳」の作り方を学びましょう!

 

先述したミスの4大原則。

その1は集中力の低下でした。

じっくり時間をかけて出した結論が間違いだった場合、普通はミスとは言いません。

本来の自分ならやらない失敗がミスです。

 

そして「ケアレスミス」と言われるように、ミスと注意は不可分な関係であります。

注意力散漫な状態というのは、集中力が低下した状態と言えます。

ですから、ミスの主要な原因は「注意力・集中力の低下」と言えます。

 

集中力は、朝が一番高くて、午後、夜と時間が経つにつれて低下する傾向があります。

これはほとんどの人間に共通するもので、「疲労」とも言えます。

疲労による集中力の低下は「休息・休憩」によって、ある程度回復します。

集中力には波やリズムがあるということですね。

 

なので、ミスしやすい仕事を集中力の高い時間帯にこなす、単純な仕事を集中力の低い時間帯にこなす。

これだけでもミスは大幅に減らすことが出来ます。

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脳疲労は危険

もしここ数週間、ずっと忙しいといった状況が続いているなら「脳疲労」による集中力の低下が考えられます。

脳疲労とは慢性的に脳が疲労して持続的に集中力が低下した状態を言います。

 

そうした状態では副腎皮質からストレスホルモンであるコルチゾールが上がっているかも知れません。

コルチゾールが上がると、さらに注意力と集中力は低下します。

これを防ぐには、自己洞察力を高めて早いうちに対処する事が重要です。

 

ノルアドレナリンも、慢性的なストレスや脳疲労によって低下します。

「うつ病」はこのノルアドレナリンが枯渇した状態に陥っています。

ストレスを成長に変える!「ストレスを操るメンタル強化術」をメンタリストDaiGoに学ぼう

 

これは健康と病気の二択ではなく、悪い状態から順番に、

病気→未病→健康→絶好調

の4つの状態が存在します。

これは日々変化しますので、上のレベルを目指してパフォーマンスを高める必要があります。

 

未病の状態であれば、休養や生活習慣の改善だけで、「健康」に戻ることが可能です。

しかし、「病気」の状態まで行ってしまうと、治療を受けないと、そう簡単には治りません。

なので、未病から病気への進行は、絶対に阻止しないといけないのです。

 

ワーキングメモリの低下

「あれ?何を取りに来たんだっけ?」

こんな「ど忘れ」は実は認知症とは直接関係ありません。

 

これは脳が一時的に情報過多に陥った状態です。

つまり脳のオーバーフローこそが「ど忘れ」の原因です。

 

人間の脳には作業スペースである「ワーキングメモリ」があります。

脳内に入力した情報をごく短時間だけ保存して、その情報をもとに思考や計算、判断などの作業を行います。

 

ワーキングメモリは長くても30秒ほどの時間だけ情報を保持します。

切羽詰まった状態でパニックになるのは、ワーキングメモリが不足している状態です。

 

最近ミスが増えてきた人は、原因は脳疲労であると思われます。

かたや昔から不注意で悩んでいる人は、このワーキングメモリの容量が少ない可能性があります。

 

「うわぁ、俺ダメ社員確定かよ…」

いえ、大丈夫。ワーキングメモリはトレーニングすれば鍛える事が出来るんです。

 

ワーキングメモリの鍛え方にはオススメの9つがあります

睡眠

ワーキングメモリが100%の力を発揮するには7時間以上のきちんとした睡眠が必須です。

睡眠不足は十分な人に比べて、業務が14%長く時間がかかり、ミスの確率は20%高くなるのです。

認知機能の低下は睡眠時間が6時間切ると現れます。

 

運動

運動は、ワーキングメモリに限らず、注意力・集中力・記憶力・学習能力など、多くの脳の働きを活性化し、認知症を予防します。

運動は最強の脳トレなのです。

 

この運動とは、筋トレではなく有酸素運動です。

ランニングや早足のウォーキングなどがオススメ。

活性化させるには週2時間以上の有酸素運動が推奨されてます。

 

継続的な運動は、脳由来神経栄養因子が分泌され、脳のネットワークも強化されます。

運動はワーキングメモリの基礎力も高めてくれるんですね。

 

自然と親しむ

自然の中を歩いたりするだけでも、脳が活性化されます。

他にもストレス発散効果にリラックス効果もあります。

山登りとかは、自然の中で運動するので非常に効果が高いと言えます。

 

読書

大阪大学の研究では、ワーキングメモリと読解力は相関関係があり、読書をして読解力が鍛えられると、ワーキングメモリも鍛錬される、というのが明らかになりました。

 

記憶力を使う

何かを記憶したり、暗記すると、ワーキングメモリが使われます。

ですから、何かを意図的に暗記することが、そのままワーキングメモリのトレーニングになります。

 

外国語の習得は格好のワーキングメモリのトレーニングになります。

何かの資格を受験するのもよいトレーニングです。

 

暗算する

スマホの計算機ですぐ計算してませんか?

暗算でもワーキングメモリは鍛えられます。

暗算で出来るものは暗算しないと、脳の老化はどんどん進んでいきます。

 

ボードゲーム

将棋や囲碁などのボードゲームは、認知トレーニングとして非常に有効であると知られています。

将棋の一手先を読む過程でワーキングメモリが使われます。

 

料理

料理は複数の作業を同時進行でこなしていく必要がありますよね。僕は出来ませんが。

これもワーキングメモリがフル稼働で使われます。

料理ができなくなったところから認知症が発見される事もあります。

 

料理は美味しく楽しく食べるとストレス発散の効果もあるので一石二鳥ですね。

 

マインドフルネス

Googleも取り入れて、メンタリストDaiGoさんも自身の成功の秘訣と言ってたマインドフルネス。

カリフォルニア大学の研究では、マインドフルネスを2週間続けると、ワーキングメモリに関する得点が増加しました。

平均して16%も伸びていたそうです。

 

マインドフルネスには、ストレスホルモンを抑制する効果や、前頭葉を活性化させる効果、さらに脳内物質セロトニンを活性化させる効果も報告されています。

 

「絶対にミスをしない人の脳の習慣」を読んでやってみた

脳疲労を和らげないといけない…!

実践してみたこと

  • 瞑想と運動をやっていこう
  • マルチタスクを減らしていこう

 

脳疲労を回復したい

ミスを減らしたいなと読んだ本なのですが、意外なところでも効果がありました。

最近ずっと目が回っているような感じだったんですよ。

この本を読んでた朝はほんと気持ち悪くて…。

 

この本を読んで、「これは脳が疲労しているのではない?」と思い、運動や瞑想を早速やってみました。

するとびっくり。目眩が随分と和らいだのです。

 

最近引越しとか転勤とかで大変やったか、やっぱり脳疲労やったんやなあ。

これからも習慣としてやっていかなきゃいけませんね。

 

それと、睡眠改善の為に、仕事から変えると風呂に入ってそのまま寝るようにしました。

11時過ぎには寝れるので、5時半起きでも6時間ほど寝れます。

スマホもなるべく見ないようにお布団にインします。

 

マルチタスクって良くなかったんだ!

そしてミスを減らすために、マルチタスクをやらないように心掛けました。

マルチタスクとは、メールを書きながら電話するような感じです。

 

一見仕事出来る風なんですが、これは同時進行ではなく、脳が切り替えを何度も行なってるだけなんです。

なので、脳に大きな負担となり、処理能力も低下します。

IQで言えば10ほど下がるそうですよ。

 

また、マルチタスクはストレスホルモンも分泌されます。

海馬に悪影響を与えて、記憶障害の原因となります。

長期にわたって分泌されてると、海馬の萎縮が起こるんです。

 

音楽を聴きながらってどうなんでしょう?

これは、「学習」「記憶」「読解」ではマイナスに、「作業」「運動」ではプラスに働くそうです。

使い方次第で効果が分かれるんですね。

 

最近どうも頭がボーッとするな、スッキリしないな。

そんな人は是非読んでみて下さい。

症状がひどくなる前に生活習慣を改善していきましょう!

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