
英国アンティークが大好きな土橋さん。好きが高じてコーディネーターとしてスタート。
コレクターとしてずっと憧れの存在だった北原さんに出会って人生が急速に変化します。夢が次々と叶うようになったのです。
理想の人に追いつくにはどのようにすればいいのか、そのメソッドを紹介してくれる一冊です。
「そこまでやるか!土橋くん」憧れの人を追いかけて夢を次々と叶えていく方法
「好き」が結局一番強い
この本を読むと得られるもの
憧れの人を目指して動けば動くほど
夢はひとつ、またひとつと叶い、理想は現実となっていく
そんなエネルギーと情熱に憧れて自分も動き出せます
著者の土橋さんは、英国アンティークのコーディネーターをしつつ、ギャラリーやティールームなどを経営されてます。
依頼があると、イギリス家具を配置して依頼主の好みに沿ったインテリアにするのです。
一晩で普通の会場を優雅なティールームに変えてしまいます。
そして講師をしたり、トークショーを開催して、英国文化の素晴らしさについて伝えてらっしゃいます。
すると「元気をもらえる」「夢に向かって頑張ってみる」「今日は会えてよかった」と言ってもらえるのだそうです。
どんな話をしてるんやろ?
英国について伝えながら、仕事や人生観、夢についても語られます。
思っているように動けば動くほど、ひとつひとつ夢が叶い、現実となっていきます。
好きなことをやっていたら、コーディネーターになり3軒のお店も経営するようになりました。
そして英国アンティーク博物館を作るという山も叶おうとしています。
この本では、
- 英国アンティークとの出会い
- メンターとの出会い
- 夢を叶える3つのTTメソッド
- そこまでやるか、土橋くん!
のテーマで、夢を叶えるまでの道のりや、考え方や行動した事などを教えて下さいます。
誰でも出来て、かつ最短距離で山を叶える方法なんですって。
この本を読んで、土橋さんのTTメソッドを学び、夢を実現させてみましょう!
英国アンティークに魅せられる土橋さん
土橋さんが英国アンティークに魅せられたきっかけは、イギリスに旅行に行った時にある英国紳士と知り合った事です。
その出会いで土橋さんの人生は一変します。
彼の家は芝生や花も手入れされたお庭があり、そのお庭を眺めながらアフタヌーンティーを楽しみます。
夜は暖炉の前で談笑し、まさに絵に描いたようなイギリスの暮らしがそこにはありました。
あんなある日、彼はイギリスらしい仕立ての良いスーツを貸してくれます。
英国紳士気分の土橋さん。
クラシックカーに土橋さんを乗せて、彼はとある洋館に連れて行きました。
重厚なオークの扉。
鍵を差し込んで開けると、中から漏れてきたのはロウソクの灯りとパイプの香り。
ドラクエやん。
ここは「ジェントルマンクラブ」という場所でした。
鍵を持っている者しか入ることが出来ません。
まさに大人の社交場。
ビリヤードを楽しむ人、カウンターでお酒を傾けながら談笑する人。
とても優雅な空間です。
部屋を彩るのは全てが美しく、歴史を感じさせるアンティークな家具たち。
土橋さんはこれがきっかけで一発で英国文化に魅了されたのです。
帰国した土橋さんはまずは自宅を英国調にコーディネートしようとしました。
でも、あの理想的な家具を見つけることがなかなか出来ません。
土橋さんが働いていた会社はイギリスにもあり、その時の経験は今の買い付けに役立っているそうです。
好きになると夢中になる性格の土橋さん。
これは良くも悪くも強みです。
イギリスには年に数回買い付けに行きました。
イギリス人はアンティークが大好きで、週末には至る所でアンティークフェアをやってらんですって。
ロンドンタクシーを改造したカフェスタンドもあったりして、本当に楽しそう。
そして土橋さんは「開運!なんでも鑑定団」で鑑定士としても活躍されている北原照久さんの存在を知ります。
北原さんはブリキのおもちゃをコレクションし、博物館まで作りました。
そんな北原さんは、土橋さんにとってはまさに生きる道標。
この時は一方的な想いですが、いつか必ず会いたいと決めました。
英国アンティークのプロへ
アンティーク家具を買い付けて自宅をコーディネートしてるうちに、友人にも部屋のディスプレイを頼まれます。
そして噂を聞きつけた英国好きな人たちが、土橋さんの元に相談にやってきます。
その願いに応える為にイギリスに買い付けに行き、この繰り返しでプロのコーディネーターとしてやっていくようになりました。
もっとわかりやすく伝えたいなと、モデルルームを作ることにします。
部屋ごとにジョージアン、ヴィクトリアなどの時代設定を決めて、徹底的に作り込んでいきます。
小物から壁の塗料までイギリスにこだわる徹底ぶり。
そんな時、商品の配達先で運命の出会いをします。
あの北原照久さんです。
感動で泣く土橋さん。
北原さんは驚きながらも、その様子に思いやってくれ、後日自宅に招待してくださったのです。
北原さんも嬉しかったやろうなあ!
北原さんがなぜブリキのおもちゃ博物館を作ったのか。
その想いを聞いているうちに、北原さんに自分を重ねていきます。
北原さんは次々と自分の夢を叶えています。
土橋さんもそんな人になりたい、と心の底から思いました。
そして北原さんに出会った日をきっかけに、たった1年間で土橋さんもあらゆる夢を叶えていったのです。
土橋さんがとった行動は、メンターの行動を真似ることでした。
TTP(徹底的にパクる)、TTK(徹底的に行動する)、TTS(徹底的に調べる)
この3つを実践すればするほど、驚くほど短時間にやりたかった事が実現していきます。
「そこまでやるか!土橋くん」
憧れの人って誰やろう?
実践してみたこと
北原さんと出会ってから、土橋さんの夢は次々と叶っていきます。
メンターってそんなに重要な存在なんですねえ。
当然ながら僕にはそう呼べるような人がいません。
メンターと出会いたい。
周りにはメンターって感じの人が見つからないので、出会ったことないけど理想の人を少しでも真似ていこうと思います。
西野さん、マナブさん、イチローさん、堀江さん、hideさん…。
憧れの人は沢山いるんですよね笑。
全員をインストール出来たらとんでもないことになるな。
大切なのは常に夢を語る事なんですって。
そうするといつ何時でも夢をスムーズに伝える事が出来て、様々なチャンスに繋がります。
僕は奈良町に住むという夢をずっと持っていました。
色んな人に話すうちに、ひとりの地主さんを紹介してもらえました。
そこから話が横に広がっていき、とうとう物件を借りれるようになったのです。
人は行動する事で自分を変えられます。
逆に言えば、考えているだけでは何も変わりません。
まずは一歩をエイヤと踏み出す事が大切だとなんですね。
99人に牟夢をバカにされても、1人の協力者が見つかればそれでいいのです。
結果を心配して何もしないのはもったいないですね。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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著書名 そこまでやるか!土橋くん: 単なるイギリス好きが英国アンティーク博物館をつくるまで
著者 土橋 正臣
出版社 BAM出版
