サラリーマン2.0

「サラリーマン2.0」自分らしい働き方で週末世界一周旅行!

サラリーマンしつつ好きな事を発信していくって楽しい

 

「リーマントラベラー」の東松寛文さんの著書です。

東松さんは激務の広告代理店で働きつつ、週末は世界を旅して情報を発信されてます。

もう本の表紙がすでに楽しそう過ぎる…!

その週末旅行でとうとう世界一周もされて、色んなメディアに取り上げられました。

 

東松さんは、社畜として働きながら「自分らしい生き方」を模索されてました。

だが言ってもサラリーマン。自主的に働き方はなかなか変えれません…。

 

しかし、サラリーマンでも簡単に変えられるのが一つだけありました。

「休み方」を変える事です。

 

休み方が変わると、働き方も自然と変わります。そして働き方が変われば「生き方」も自ずと変わるのです。

 

サラリーマンを続けたからこそ、「自分らしい生き方」を見つけた東松さん。

そんな東松さんを見て、少しでもいいなーって思えたなら、是非本を読んで一歩を踏み出しましょう!

旅が働き方を変えて、人生が広がった!

ずっとバスケ部だった東松さん。憧れのNBAプレーオフのチケットを手に入れます。

是非行きたい…!

上司を説得してお休みゲット!しかし一緒に行く人が見つかりません。

 

仕方ない、一人で行こう。

しかもこれが初の海外旅行だったのです。

出国手続きも不安ながらもなんとか成功。いよいよ出発です。

 

そしてとうとうロサンゼルスに到着!

ワクワクしながら唯一の情報源である「地球の歩き方」を見て…あれ?無い!

なんと本を忘れてきたのです。2012年はまだ無料Wi-Fiも普及していませんから繋がらない。

困った…。

 

地図を買いますがサッパリです。勇気を振り絞って片言英語で現地の人に話しかけます。

無我夢中で色んな人に聞いて回ると、ホテルの場所も教えてもらいわかりました。

フロントでカギをもらった時の安堵感は今でも忘れられないそうです。

 

ガイドブック無し旅行にも慣れてきた東松さんはNBA会場でも知ってる英単語だけで満喫。

その結果、想像を遥かに超えた旅を楽しむ事が出来たのです。

 

「海外旅行って英語が話さなくても、簡単に出来るんだ」

たった3泊5日でも十分充実した、価値観を180度変えるインパクトがありました。

 

残業が減り、仕事の評価も上がる

それ以来、週末旅行に夢中になった東松さん。

働き方も変わっていきます。

 

金曜日の夜のフライトまでに必ず仕事を終わらせる為、月曜日から意識して働くようになりました。

前もってスケジューリングしながら、効率良く働いていきます。

 

そうやって働き方が変わっていくと、残業も減少していきました。

それなのに、仕事の評価は年々上がっていったのです!

自分一人で最強の働き方改革!「すごい効率化」で2週間で変わる

 

気がついたら、旅先で見た経験が仕事のアイデアに繋がったり、話題が豊富になり人間関係が上手くいったりといい事ずくし。

旅が休み方を変え、働き方を変え、そして人生も変えたのです。

 

でも悩みも出てきます。

仕事が規模や範囲が変わるだけでは楽しくなくなったのです。

ふと気付くと死んだ魚のような目をしています。

「旅ほど熱くなることが会社の中では見つからない…」

信頼を得てこそ好きなことに打ち込める!「モチベーション革命」

 

このままじゃいけないと思いつつ、モヤモヤしている東松さん。

そんな思いを払拭するきっかけも旅でした。

 

キューバに行かれた時に、現地の人との沢山の交流があり、桁外れの温かさ、優しさに触れられました。

困っている東松さんを見ず知らずのおばさんが、困った顔を一目見ただけで助けてくれる。

それは今まで見てきた世界の絶景の中でも一番美しい「絶景」でした。

やりたい事について考えてみた東松さん

なぜ海外旅行に行くのか?

キューバから帰ってきて、一皮むけた東松さん。

一度初心に返って、会社という枠にとらわれず、「やりたい事」「好きな事」について考えてみました。

「もしかしたら、会社の中にはやりたい事がないかもしれない」という気持ちも思い始めてました。

 

東松さんの一番好きなものはもちろん旅行です。

ではなぜ、忙しい生活の中、ここまでわざわざ海外旅行に行ってるのでしょう?

 

その糸口はキューバにありました。

もう一度キューバの人達に会いたい。

そんな想いになったのもキューバが初めてです。

この旅にこそわざわざ行く理由があるのではないか?

 

そしてやっと旅の目的がわかったのです。

「さまざまな生き方」を見に行く

これこそ、東松さんが本気でやりたい事を、ようやく見つけたのです。

丸山ゴンザレスの「アジア罰当たり旅行」は怖い物知らずクレイジージャーニー!

 

情報発信スタート!

東松さんは早速ブログを始めます。

むしろ今までやってなかったのね!

「リーマントラベラー」という言葉も誕生しました。

 

世界一周」もしたい。そんなデカい夢も出できます。

しかしサラリーマンで世界一周はかなりの無茶計画。

しかし東松さんの欲望はもう止まんない。

 

海外旅行に行き、日本に帰ってくる。

そして次の旅に行くまでの期間をトランジットと呼ぶ。

 

そうやって繰り返せば世界一周も出来る!天才!

そうして夢をどんどん現実のものへとされていったのです。

 

一番大変だったのが、職場での根回しです。

想いを本気で伝え、ご飯を奢り、上司も一度一緒に旅行に連れ出します。

そうして快く会社のみんなにも送り出してもらえたのです。

 

そして3ヶ月かかった世界一周も終了。総額250万。

波乱万丈のめちゃアツい旅の内容は是非本とブログで確認して下さい!

 

生活が激変!

2016年には「地球の歩き方」から「旅のプロ8人」に選ばれました。

そこからテレビに出演。

ブログ読者とのツアーも開催。いいやん、めっちゃ楽しそう!

 

東松さんがいつも着ている「リーマントラベラー」Tシャツも1000枚以上売れました。

そして延べ350人以上の人がリーマントラベラーTシャツを着て海外旅行に行ったのです。

そこから派生したオンラインサロン「リーマントラベル研究所」もスタート!

岡田斗司夫が現代のカリスマを解き明かす「カリスマ論」

 

これらをサラリーマンしながらやられたのですが、忙しいけど好きな事をしているからこそ、オンもオフも本気で生きれるようになられたのです。

 

「サラリーマン2.0」を読んでやってみた

まさに理想形!

「自分らしく生きる」とは「順調らしい生き方」を自分に対して証明する事です。

そして東松さんは自分らしく生きるようになった結果、毎日本当に幸せなんですって!

それ最高やん!いいなあ。

 

東松さんはサラリーマンが「自分らしい生き方」を見つけるためには3ステップある事を教えてくれました。

  1. 生き方の選択肢を知る
  2. 「自分らしい生き方」について本気で考え抜く
  3. 「自分らしい生き方」を自分に対して証明する

 

「生き方の選択肢」とは、サラリーマン以外も色々あるんじゃない?って事です。

確かに現代では、数年前に無かった生き方が増えたよなーと思います。

親の世代はみんなサラリーマンとして暮らしてきました。

なので相談しても大抵の場合、話しが合わないと思います。

旅に出るのはもちろん、映画でも本でも講演でも、色んなものに触れるべきですね。

 

「自分らしい生き方」を考え抜くって言われても、何が自分らしいのかもよくわかりません。

そんな時は、まずは「人生のゴール」を想像する。

僕はなんか周りの人の役に立ちたいです。人助けというより役に立つ感じ。

会社の中で見つかるなら、それでいいし、無いなら外に周り向けないと。

 

次にすべきは「幸福の規模感」をイメージする事です。

このイメージは、僕はずっと「魔女の宅急便」なんですよね。

…お、おう。

 

あのエンディングのスタッフロールのとこ。

店の前を歩く人達がみんなキキに手を振る、あの感じ!

…お、おう、そうか。

 

そして「自分の強み」も活かせるもの。

これが一番難しい。強みねえ…。

掛け算なんですよね。

努力、そして努力!元大阪府知事橋下徹の生き方。アツい男がリスクを恐れず突き進む「異端のすすめ」

 

ここまでやれば「自分らしい生き方」が見えてきます、はず。

 

最後は「自分に対して」証明すること。

自分の「直感」を信じて挑戦して突き進むのみ。

直感は今までの経験の蓄積による判断でしかありません。ラファエルも言ってたね。

ラファエルの鉄則「秒で決めろ!秒で動け!」全ては決断力

 

その為にも、小さな事でもなんでもやってみる。

そして、なんか違ったら即やめる。

やめても誰も気にもしてないからダサくないです。これは確実。

むしろ次々やった方がいいですよね。

 

サラリーマンという収入があるからこそ攻める事が出来る。

お金儲けする必要もないから、目先にとらわれる事なくやりたい事を長期的プランで出来る。

そんな生き方をこの本で学びましょう!

Audible トップ


 

著書名 サラリーマン2.0 週末だけで世界一周

著者 東松寛文

出版社 河出書房