「週末起業虎の巻」趣味を起業にパワーアップさせて楽しんでやってみよう!
週末だけじゃもの足りなくなる楽しさ
この本を読むと得られるもの
週末起業の楽しさがわかります。
週末起業を始めるにあたってのポイントが学べます。
税金など注意すべき点が学べます。
先日紹介した「大人の週末起業」に続き、この本も紹介したいと思います。
この「週末起業虎の巻」著者の藤井さんも、サラリーマンが週末に起業することをススメてらっしゃいます。
「平日働いて、週末まで働くのかよ。休み無しなんて無理!」
いえ、それは仕事は辛いものという意識からくる誤解です。
週末起業は楽しいです。僕もちょこちょこなんかやってますが、楽しいです!
土日に釣りをする趣味の人が、釣りの疲れをとる為に休みませんよね。
それと一緒です。趣味みたいなものです。
しかも普通の趣味はお金を使うけど、週末起業はお金まで貰えるなんてヤバいでしょ?
「じゃあ週末だけじゃなくて、会社辞めてそればかりやれば良くない?」
確かにそれだけでやるのも良いのですが、それでも週末起業から始めるのがオススメです。
例えば、中小企業診断士を取ってコンサルを目指すとしましょう。
最初はどうやって仕事を取りましょう?営業?
でも、自分から売り込んでくるコンサルにわざわざお願いしますか?どうせなら引っ張りダコの人気のある人に頼みますよね?
その為にみんな本を書いたり、講演をして人気を手に入れようとします。
でも、本を出版しようとしても講演したくても、どこも必要としていません。
ここでも人気のある人に頼みたいはずです。
では、どうやって仕事を取りましょう?
コンサル会社に勤めるか、売れてる人の鞄持ちをするしかありません。
前者は既にサラリーマンだったから無理、後者はまさに下働きとなります。
人気のコンサルの仕事を手伝っても、名前が上がるのは元々人気の人のみ。
なかには「指導料」としてお金を取る人すらいます。
まさに「ヒヨコ食い」です。
これを会社を辞めてやるなんて地獄です。
でも会社に勤めながらなら、まだ心に余裕を持ってじっくり出来そうですよね。
この本では、そんな週末起業について
「週末起業」への招待
「週末起業」の始め方
の二部構成で説明してくれてます。
ここでは、週末起業の始め方について要約してみます。
値付けとか必要なものとか色々知っとかないといけません。詳しくは本を読んでくださいね。
どんな人が週末起業をして、どんな週末を過ごしてるの?
世の中にはたくさんの週末起業家たちが存在します。
収入も本業以上の人がたくさんいます。
彼らに共通するのは、
- 会社を辞めずにやっている
- お金をかけずに始めている
- 自分の好きなことをビジネスにしている
です。
キンコン西野さんも言ってました。
YouTubeを本業にすると、どうしても再生回数を狙うありきたりの動画ばかりになってしまいます。
でも、本業が別にあるYouTuberは、利益度外視の動画を撮れるので、本業の人よりむしろ面白いものが作れるというのです。
本業を辞めるのは次のステップに踏み出す時で大丈夫です。
リスクを恐れて起業出来ないくらいなら、週末起業で始める方がずっとマシです。
多くの会社員は週末をどのように過ごしているのでしょう?
家族とレジャー、昼まで寝ていた、趣味に充てた、など色んな過ごし方があると思います。
でも、それって他にやる事がないからやっているってことないです?
起業家はたいてい早起きです。そしてハードワーカーです。
土日も働くので、周囲は「すごいね、大変だね」と言います。
でも本人は努力しているという感覚がないのです。
むしろ楽しいから、「休むのも寝るのも惜しい」と言って活動しています。
週末起業を始めると、「今日は週末だ!寝るのがもったいない、早く続きをやりたい!」という楽しい終末が過ごせるのです。
よし!週末起業をやってみよう!…何を始めればいいの?
何をしようかなと思って、すぐに思いつくのがあれば、それで全然問題ありません。
とりあえず週末起業では、「好きなこと」をやって起業することを勧めてらっしゃいます。
なぜ好きなことでないとダメなの?
まず、好きじゃないとやる意味がありません。
貴重な週末を使うのだから、寝食を忘れてのめり込めるものじゃないと続きません。
「続く」というのは、週末起業においてとても重要です。
特に好きじゃなくても、儲かるものをやりたいですよね?
でも、あなたがやって儲かるのなら、他の人がやっても同じです。すぐに真似されて価格競争が始まります。
でも、時間を掛けて育てたビジネスは、そう簡単に真似されません。
将来的に独立も視野に入れるなら、真似されにくいビジネス、つまり最初は儲からなくても続ける事が出来るビジネスを作る事が非常に重要です。
やるからには成功を目指しますが、趣味の延長で「楽しい!」というのも報酬と言えますよね。
そして、「好き」に加えて、「出来る」ことと、「時流に乗っている」ことも大切です。
これはヒカルさんも言ってました。
それでも「好きなこと」がわからなかったら、以下の質問で自己分析してみましょう。
- 何も準備しなくても、2時間以上しゃべれる事は何か?
- 今まで一番お金を掛けてやってきたのは何か?
- 今まで、人にやってあげて感謝された事は何か?
- かってどんなアルバイトをやってきたか?
- 20年後はどんな世の中になっているか?
- 最近見つけたヒット商品のヒットの理由は何か?
- 多くの人が困っている事は何かあるか?
ここから見つかった好きなもので「何を売るか」を次に考えましょう。
ほとんどの商品は以下のどれかに当てはまります。
- モノを売る
- スキル、ワザを売る
- 知識、ノウハウを売る
- ネットワーク、場を売る
もし、「山登り」が趣味ならどんな感じになるか考えてみました。
- 山登りグッズの販売、山登りの動画を配信
- 山登りのトレーニングコーチ
- 山登りのノウハウ本の出版、キャンプの講習会
- 山登りオンラインサロンの運営、山登り会の開催
こんな感じでどうでしょう?他にも色々ありそうです。
ここからさらに「誰に売る」かで面白いネタへと進化します。
マニア向け、初心者向け、子供向け、女性向け、カップル向け、高齢者向け。
それぞれを組み合わせると、アイデアは無限に湧いてきます。
その中から、好きなもので出来るもので時流に乗ってるものを選びましょう。
それに、自分オリジナルの商品名を付けてください。
世の中に無い名前が付けれたら最高です。
唯一無二の素敵な商品の完成です!
「週末起業虎の巻」を読んでやってみた
始めるのは簡単、そこからが難しいよね
実践してみた3つのこと
- 税金について調べてみた
- ネット通販に関する事も調べてみた
- ホームページの表記を見直してみた
週末起業を個人事業としてするなら税務署に開業届が、法人としてするなら法務局に登記する必要があります。
売上から原価と経費を引いた「所得」が年間20万までなら無税です。
20万以上なら確定申告が必要です。
僕も申請してきました。青色もセットで提出して下さいね。
個人事業主として届けを出しておくと、売上がゼロだったり、経費の方が多くて赤字の時にトータルの所得金額が下がり、所得税が戻ってくるメリットがあります。
法人化は年間売上が数百万円を超えるようになったら考えましょう。
法人化すると必要経費が認められる範囲が大きくなったりして、税金上のメリットがあったりします。
法人は厚生年金保険や健康保険への加入義務があります。賃金を支払うと、源泉徴収と保険料の支払いも必要になります。
この辺の詳しいところはまた別で本を読む読んだり、人に相談したほうがいいですね。
ネット通販をする時にも、色々法律が関わってきます。
扱う商品によっては、官公庁に届け出が必要だったり、取り扱いや広告表現に対する規制があります。
例えば、アロマを売るなら医薬的な効用を謳うことは出来ません。
〇〇成分でリラックス、とか言ってはいけないのです。
ネットで通販する時には、「特定商取引に関する法律」に基づき、表示義務事項が定められてます。
ホームページとかで記載されている「特商法に基づく表記」がそれです。
無いと法律違反となります。
気を付けないといけないのが、表示義務の中に販売業者の氏名or名称、住所、電話番号があります。
会社バレを気にするなら家族の名前とかで行うと必要があります。
詳しくは「日本通信販売協会」のサイトで確認出来ます。
週末起業自体は難しくなくて、やるかやらないかだけの話です。
腎性が楽しくなると思いますよ!是非本を読んで始めてみて下さいね。
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このロードマップに沿って行動すれば失敗はありません。
著書名 週末起業 虎の巻 会社を辞めずにできる起業の練習帳
著者 藤井孝一
出版社 ごきげんビジネス出版