明日、会社がなくなっても

「明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?」自分の中の原石を磨いて掛け合わせよう!

自分を変える計画書を作ろう

昨今のコロナウイルスで多くの会社やお店が営業を停止したり、縮小したりしています。

体力の無かった会社は倒産も始まっています。

 

果たしてコロナが収まったら、みんな元通りに働けるのでしょうか?

正直難しいのではないかと思います。

 

「明日自分の働く会社がなくなったら…」

不安になりますよね。自分も不安になります。

 

この本を読む事で、今日から働き方を変え、自分の人生のシナリオを自分で書けるようになれば、不安も減る事でしょう。

自分に自信がある人も、冷静に考えると、自分の実力の何割が会社の看板によるものでしょうか。

 

そう考えると、自分が会社を飛び出す前に準備することがこの本を読むと数多く知ると思います。

さあ、この本を読んで一緒にアクションを起こしましょう!

常にストーリーを意識して仕事をしよう

映画、ゲーム、マンガ。

何でもいいので、ストーリーの主人公を思い浮かべて下さい。

どの主人公も輝いています。どんなピンチに立たされても。

それはなぜか?考えた事がありますか?

 

あなたの仕事にストーリーはありますか?

仕事におけるストーリーとは、仲間や消費者などに向かって語ることで、聞き手の想像力を刺激して共感を呼ぶものです。

自分のやってる仕事にストーリーを意識してすると、仕事のやり方が変わるはずです。

そして差別化も出来ます。

「物を売るバカ」ではなく「物語を売る繁盛店」になろう

 

ストーリーには人を動かす力があります。

相手の感情を動かし、共感してもらう事であなたの仕事は大きく変わります。

 

会社員であろうが経営者であろうが関係ありません。

人生全般にストーリーを導入しましょう。

 

会社員だと「俺はこの会社を改革する物語の主人公なんだ」と自分に言い聞かせます。

「主人公はどんなキャラクターだろう?」

理想のセルフイメージを考え抜きます。

服装や持ち物も変わります。夜型の生活も朝方に完全シフト。勉強も毎日欠かさず。

 

ストーリーの主人公になっている高揚感が、感情を動かして、行動に繋がります。

それが「志」に繋がるのです。

 

「夢をかなえるゾウ」の水野さんは「ドキュメンタリー番組に取材されているつもりで働く」と仰ってました。

これいいですよね。さすが師匠。

変わりたくても変われないあなたに。「夢をかなえるゾウ」

 

主人公のその道のりは必ずしも順風満帆にはいかないでしょう。

でもくじけず、乗り換え、次の目標に向かって突き進む。こんな構成になっているはずです。

 

ストーリーとは

  1. 何かが欠落している主人公が
  2. 何としてもやり遂げたい「志」にむかって
  3. 数多くの葛藤や障害、敵対するものを乗り越えながら進んでいく

という要素が満たされている状態です。

自分自身をマーケティングする

どの型で伸ばそう?

あなたは自分の事がよくわかっていますか?

意外と自分の事ってよくわかっていません。

でもそれは、商品の事を知らずには売れないことと同じなんです。

 

磨くべき自分の原石を探す為には、まずは自分自身を知る作業が必要です。

自分自身をよく知る為には、まずは自分を商品に見立ててマーケティングしてみましょう。

 

あなたは、お客様から求められている商品でしょうか?

とのくらい市場価値があるでしょうか?

誰かの役に立つでしょうか?

 

自分をマーケティングする際には、どういう方向に力を入れれば一番商品価値が高まるかは考えておきましょう。

例えば個人を評価する基準として、「キャリア」「スキル」「人脈」の3方向で分けてみましょう。

 

「キャリア」はその人の実績です。

今までこのレベルをやってたのだから、きっと次もこれぐらいやってくれるだろうという期待に繋がります。

 

「スキル」はその人の個別の能力です。

これだけ持っているのだから、この程度の仕事はこなしてくれるだろうという期待に繋がります。

あなたはどう?「年収300万円はお金を減らす人年収1000万はお金を増やす人年収1億円はお金と時間が増える人」

 

「人脈」はその人が声を掛けたら動いてくれる人たちのパワーの総和です。

例え本人に問題を解決する能力が無くても、誰かに繋がるという期待が持てます。

岡田斗司夫が現代のカリスマを解き明かす「カリスマ論」

 

これを全部持ってたら超一流ですが、そんな人はこのブログを読んでないはず…。

だったら満遍なく引き上げる努力をするよりも、どれか一つに力を入れる方が商品価値は高まります。

 

生き残るのに固いのはスキル型です。

頼む側の立場にたつと要求したレベルはクリアしてくれるので安心です。

しかしスキルはなかなか差別化が難しく、価格競争になりやすいです。

時代の変化にも対応が必要です。

 

人脈型も生き残ります。

世の中の多くの仕事は、ぶっちゃけだれがやってもいいというレベルのものが多いです。

その場合、どうせならあの人にやってもらおうと、顔が浮かぶのが人脈型です。

 

意外と難しいのがキャリア型です。

大きく化ける可能性もありますが、全く仕事が来なくなる可能性もあります。

 

自分の棚卸しをしよう

自分をマーケティングする際には、これまでの人生を振り返って、「影響を受けたもの」「結果が出たもの、出なかったもの」「成功体験、失敗体験」「そこから得た教訓」を、書き出してみましょう。

細かい質問は本に書かれてるので、確認してみて下さい。

 

棚卸しが終わったら、今度はあなたの欲望とエゴを洗い出しましょう。

欲望は「自分が実現させたい事」で、エゴは「自分がやりたくない事」です。

物質的なものから精神的なものまで、思いつく限りを書き出します。

大切なのは、建前では無く、自分の心の奥底の汚い部分にも目を背けないということです。

立派な志だけじゃ成功しません!「非常識な成功法則」で脳に新しい自分を教え込め!

 

その次に自分の「強み」を考えます。

  1. 自分でも知っている強み
  2. 他人から見た強み
  3. 自分も他人もまだ知らない強み

まずは1と2を洗い出していきましょう。

 

そして、強みと強みを掛け合わせて、3に結び付けます。これは正解はないので、強みだと思ってもそうでないこともありえます。

出来れば自分の考えた強みと、他人から見た強みを掛け合わせます。

 

自分をブランディングするのは大変です。

影で「何やってんの?」と馬鹿にされます。

最初は褒められても、直接関わり合いのない人には貶されることも出てくるでしょう。

 

それでも頑張れば、明日、会社が無くなっても、自分の名前で勝負できる人になります。

「明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?」を読んでやってみた

仕事以外も差別化しよう

仕事ではストーリーの主人公になって自分を差別化するんですよね。

さらに会社にいる時間以外をどう過ごすかでも差別化は大きいです。

この本に書いてある差別化をやっていきましょう!

 

テレビを見よう

テレビを見るなって書いてある本とか多いですよね。僕もテレビは持ってません。

でもテレビ程多くのお金と人が関わるメディアもありません。

同年代がテレビを見ないのなら、あえて観ましょう!

でもダラダラ観るのはさすがにダメです。

 

「プロフェショナル」や「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」なんかはいいですよね。

僕はテレビ東京とNHKの有料会員になったので、ネットで観れるようにしました。

 

ビジネス書は読まない

これまた「もっと読め」と書いてあるようなことなのに、読まないの?

この本では、これからの数ヶ月はビジネス書より人文、文芸、実用、法律、政治、科学の本を読みましょうってなってます。

このブログでも最近は、ビジネス書だけでなく、他のジャンルも読み始めてるんです。

探してみて下さいね。

 

交流会、勉強会には参加するな

オンライン、オフライン問わず、最近は交流会とか盛んですよね。コミュニティの時代です。

ここでは参加せず、主催しようと書かれてます。

これからは絆が価値を生む!SHOWROOM前田祐二さんの「人生の勝算」

 

確かに。企画力も集客力もコミュニケーション力も一気に鍛えられそう。

これも会社の同僚とやろうって話してるんです。

コロナが落ち着いたら、企画します。

 

情報発信し続けるのも個人のブランディングでは大切です。

是非この本に書かれてるの項目を実践していって下さいね!

Audible トップ

 

著書名 明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?

著者 川上 徹也

出版社 クロスメディア・パブリッシング