自分一人で最強の働き方改革!「すごい効率化」で2週間で変わる
行けー!これが俺の働き方改革だ!
働き方改革が叫ばれて久しいです。
どうですか??変わりましたか?
長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を行った会社も多いと思います。
これは、仕事の効率化を図り、生産性を向上させることを目的としています。
でもなんか、残業を減らすことが目的になってて、本当の目的である「残業しないことで増えた時間を有効に活用する」というのが行われてないですよね?
会社のための働き方改革ではなく、自分のための働き方改革をしましょう!
この本では2週間でmy働き方改革を進める提案をしています。
1日目は決まった場所と時間を作る、2日目はパソコン環境整える、3日目は操作と入力をほぼ自動化する、といった具合です。
最終的にはコンディションやコミニケーションにもメスを入れていきます。
ここでは気になったところをピックアップしていきます。他の箇所は本で確認してくださいね
決まった場所と時間を作る
家ってほとんどの人にとってくつろぐ場所です。仕事から帰ってきて、家の方が気合い入る人はほとんどいないはず。
なので自宅以外に作業場所を新しく作りましょう。
自宅だと家族に話しかけられたり、お腹がすいて冷蔵庫開けたりとかしてしまうと思います。
その点多少お金をかけても自宅ではない自分専用の場所を持つ事は、圧倒的に結果が出ます。
自分の事務所とかを借りれたら最高ですけど、ちょっと厳しいと思う人の方が多いと思います。
でも、朝や夜にカフェに通うぐらいならできるはず。
1人で作業するのは孤独と感じるかもしれません。
でも、仕事ができる人というのは孤独な人でもあるのです。
1人でも結果が出せると言う事は、みんながやらないことをやり続けられるからであって、そういう人はどこかで1人孤独に作業しているものです。
お店選びで1番大切なのは、自分専用の席を確保できるかということです。
大切なのは習慣づくりなので、店をあちこち変えてはいけません。
選択を減らすと言うのも重要なことです。今日はこの店とか決める決断も続かなくなる原因の1つになります。
最初は集中できないかもしれませんが、毎日必ず同じ店で同じ注文して、自分の席に座るという環境を作って下さい。
僕は、昼休みは職場の近くのコミュニティーセンターのロビーで作業しています。静かでめちゃめちゃ集中できるのでオススメですよ!
朝活と夜割の時間ですが、それぞれ30分ずつでも大丈夫です。
「それだけ?」と思うかもしれませんが、自分専用の場所で毎日朝晩30分集中するだけで、絶対に今よりも仕事が早く効率的にできるようになります。
「そんな時間だったら家でやってもいいんじゃないの?」
いいえ、誰もがやっているような勉強や努力で1人も結果が出せるでしょうか?
人よりも結果を出す、効率よくするには、みんながやってないことをする方が断然効果が高いのです。
夜に飲み会の予定が入っても、夜活をやってから遅れて参加しましょう!
具体的な働き方改革案
操作と入力を自動化する
仕事でパソコンを使ってる人は多いですが、これまた人と同じやり方では効率化出来ません。
まずはブラインドタッチをマスターしましょう。
朝活の10分だけでも練習に充てると効果が出ます。ひたすら回数をこなすだけの話ですから、やらない手はありません。
次にショートカットキーを覚えましょう。仕事が自分より早い人は間違いなくショートカットしてます。
Carl+CやVのコピペとかは常識ですが、複数のソフトの切り替えやデスクトップ表示などもショートカットが必須です。
スクロールと範囲指定にマウスを使うのもやめましょう。
ダブルクイックで単語選択、Shiftを押しながらの範囲指定、tabキーなども使いましょう。
よく使う返信や単語は単語登録しましょう。
100個は最低限入れておくと、返信も数秒で出来ます。
よく登場する会話は、会話丸ごと単語登録しましょう。
50%で見切り発車する
いまよりも効率化する第一歩が「考えるよりもまず動く」「とにかくすぐやる」です。
そして能力は高いのに、仕事が遅い人に多いのが「完璧主義」です。
動きながら考える、良い意味での「適当」こそが、効率化やスピードアップの秘訣です。
大抵の人は学んでから行動しますが、実際は行動してから学ぶ、という順番の方が圧倒的に結果が出るものです。
スティーブ・ジョブズもサイバーエージェントの藤田さんも、起業のときはまずは仕事を取って動き出して、後から疑問や問題点を解決してました。
「勉強してからやるわ」だと絶対成功してなかったですよね。
報告書などにしても同じです。
完璧に仕上げてから提出するのではなく、まずは書き出して途中で提出して、違うのなら修正できるし、トラブルが起きても対応しやすいです。
しかし、見切り発車だと言っても、50%の完成度で良いというわけではありません。
まずはPDCAではなくCAPDの順で回す事を心掛けてみましょう。
重要なポイントだけはまず押さえ、そこから速攻で取り掛かるのです。
メールの返信も10秒以上考えずに返信します。
そして開いたら必ず返信までやりましょう。
5〜10秒で考えて、その時の状況でわかる範囲で返信します。シンプルに結論だけ書いて送りましょう。
その為には箇条書きで返信します。「下記を参照下さい」で単語としてまとめれば単語登録やテンプレートも使えてより早くなります。
超効率・時間管理術
「なんか忙しいわりに何も出来ていない…」
それめっちゃわかります。それはスケジュール管理に問題があるのかもしれません。
スケジュール管理で大切なのは「まず自分がやることを予定に入れる」ことです。
カレンダーに人との約束やイベントしか書き込んでないってことはないですか?
それ以前に「今やるべきこと」を予定としてスケジュールに入れておきます。
19〜20時は勉強するとスケジュールに入れれば、飲みに誘われても断る習慣が付きます。
これをしないとスケジュールが空いている様な錯覚になり、誘いに乗って結局何もやらなくなります。
以前お金持ちの思考について書かれた本でも、「年収1億円の人は時給で考える」というのがありました。
無駄に過ごしている時間を時給で考えてみるというものです。
「今自分がしていることが何の為の時間なのか」ということを常に意識していると、結果的に無駄な時間がなくなります。
時間を大切にして、意識的に過ごす様になると、自然と考え方も変わってきます。
特に即断即決が出来る様になると思います。
時間を大切にしていると、時間を必要なところにだけ絞り込める習慣が身に付きます。
普段から練習としてランチを選んだり、自動販売機でドリンクを買う時、スーパーでどのブロッコリーにしようかと迷う時。
全てを1秒で決断しましょう。
そして最強の決断は「選ぶまでもなく、すでに決めている」状態です。
西野さんもマナブさんも毎日食べるものはすでに決めているそうです。それすごいよね…。
さあ、あなたも飲み物は水!お菓子は柿の種!お酒はラガー!と全て決めてしまうのです。
「すごい効率化」を読んでやってみた
テレワーク時代にこそ効率化の土台作りを
昨今、テレワークという言葉が飛び交ってます。
「とうとううちの会社も効率化に目覚めたかー」
そう意気込んで初めてみるも、なんかめっちゃしんどいんやけど…ってなってません?
それは食事と運動、睡眠に問題があるのかも知れませんよ。
意外と脳が疲れるテレワーク。コンディションを良くする為にも見直してみました。
まずは食事。
特に一人暮らしだと外食するにも店が閉まってるし、コンビニ弁当ばっかり、ひどいとカップラーメンばっかりみたいな食生活の人もいるかも知れません。
食事はできる限り身体に良いものを選んで食べてます。
今日の朝ごはんはリンゴとトマト。トマトはリコピン豊富な品種にしてね。
お昼はブロッコリーとほうれん草。そこに生ハムを乗せて食べました。ドレッシングは卵とオリーブオイルです。
夜は鶏肉とサーモン。納豆にキムチ。
これが良いメニューかどうかは意見も色々あるでしょうが、確実に良い体型になりました。
運動は散歩とスクワットです。
足の筋肉を鍛えると手っ取り早く全身の筋肉も鍛えられます。
散歩は森の中を歩きましょう。
これをスケジュールに入れて、アラームできっちり守っています。
効率化で疲れた体を癒すのはダラダラするのではなく、運動と睡眠ですよ!
実戦的な秘訣が学べる本でした。
是非読んでみてくださいね。
著書名 すごい効率化
著者 金川顕教
出版社 KADOKAWA