「億万長者のすごい習慣」を学んであなたも2.5%の人間になろう!
お金持ちは器量がでかい。間違いない
3日続けてのお金持ちに関する本です。
もはやお金持ち以上にお金持ちに詳しくなりました。
日本での富裕層の定義としては、野村総合研究所が指針としている「純金融資産1億円以上」があります。
つまり総資産から不動産などを除外した「流動資産」から負債を引いた額が1億円以上の人です。
2017年には富裕層は316万人でした。日本の総人口の2.5%で40人に1人の割合です。
僕の感想は「めっちゃ多いな」です。自分の周りではそんな割合でいないので、自分の人脈って…感じです。
逆に40人に1人なら、なんかなれそうって気持ちにもなりません?
この本はタイトルにある通り、お金持ちに習って、役立つ習慣を身に付けようというものです。
お金持ちの習慣を身に付けるとひとつ上のステージに行けるかも知れません。
仮にお金持ちに出会えても、しょーもない話しか出来ず、つまらない人間だと思われるともったいないです。
相手にとっても「魅力的な友達」になれる様にしたいです。
この本では「仕事と学び」「日常生活」「人間関係」「健康と趣味」「お金」にまつわる習慣が紹介されてます。
ここでは気になったものをピックアップしてみます。是非他の習慣については本で読んで下さいね。
これが億万長者の習慣だ!
億万長者の「仕事と学びの習慣」
驚愕の気前の良さ
よく聞く「お金持ちはケチ」という言葉。
これはすこし違って「お金持ちは無駄遣いしない」だと思ってます。
今まで僕も会ってきたお金持ちは、基本みんな「めちゃ気前が良い」で共通しています。
セコさで言えば、僕も含め貧乏人の方が間違いなくセコいです。
お金の話だけでなく、情報や知識に関しても言えると思います。
著者の岡崎さんは、友人の億万長者と初めて会った時の話を例に出されてます。
「なんでも聞いてくれていいよ」と言われ、面食らいながらもせっかくだからと、「お金の増やし方を教えて下さい」と言ったそうです。
すると「投資だね!わかった」と言い、すぐにファイルを3冊持って来られました。
そして1時間ほど、自身がされてる投資の内容を細かくこともなげに披露されたのです。
何の見返りも無いのに、全公開する器量のデカさですよ。むしろデメリットがあるかも知れない話です。
ビックリするほどの気前の良さがないと、そのレベルまで来れないって事ですね。
凡事”超”徹底
凡事徹底という言葉があります。平凡を非凡に努めるという意味です。
当たり前のことを人が真似出来ないくらい一生懸命にやるという事です。
ホテルに泊まった時、汚いままチェックアウトするのは「金払ってるのに何が悪い」という心だからですよね。
逆に片付ける人からすると「こんな散らかして、レベルの低い人間や」という気持ちです。
要は人が見ていない所でも、ちゃんと出来ているかということなんです。
さらなる凡事”超”徹底は、掃除の人を驚かす勢いでやる人です。
掃除以外も、報告、電話の取り方、毎日の挨拶、お客様へのコーヒーなど、あらゆる事を「ここまでやるか!」と超徹底的にしていきます。
大した仕事でなくても一切手を抜かない。そんな姿勢でいれば、地力がつく事間違いなしです。
普通にやってると人を驚かす事も、成長も出来ません。ここに大きな違いが生まれるのです。
徹底的にメモする
どの億万長者も、メモ魔っぷりがハンパないそうです。
アイデアのメモこそが大金を生み出すのです。
成功者は自分の可能性を微塵も疑わず、毎日朝から晩まで、ビジネスのネタ、新商品のデザイン、メンバーの事などを脈絡もなくずっと考え続けてます。
だからこそメモしないと訳が分からなくなりますよね。
手帳やノートに手書きという人が多いみたいです。まずは手書きして、そこからデジタルに移します。
メモを取り始めると、アイデアが溜まっていくだけでなく、「見る力」も鍛えられます。
そうすると、疑問点が見えてきたり仕事全体に目配り出来たりするようになれるのです。
「何を、どこまで、何冊読んでいるか」で判断される
読書は言うまでもなく、最も効率良く知性を育む手段です。
億万長者の人たちとの会話は、間違いなく読んだ本の話題が出てきます。
そこで相手の趣味趣向がわかり、仲良くなっていくのです。
気になるテーマが出てくれば、「テーマで読破」をやりましょう。
まずは入門書を2冊、あとは新しいものと評価の高いもの、ピンときたものを合わせて10冊。
先ほどの会話で言えば、本のタイトルで相手がどこまで勉強しているのかわかってきます。
つまり、初心者レベルの話は省略しても大丈夫、と判断できます。
億万長者の「日常生活の習慣」
早朝の1時間を大切にする
億万長者のほとんどは早起きです。
朝からバンバンLINEするそうです。相手も早起きなんで問題ありません。
邪魔の入らないこの時間で濃密なコミュニケーションが出来るんですね。
朝一番の脳は空っぽで、これからなんでもインプットできる状態です。
だからこそ早朝は斬新なアイデアが浮かび、サクサク仕事が片付き、大切な案件をじっくり考察出来るんです。
良い事しかないやんね。
朝起床して、まずはミネラルウォーター。そしてジューサーで野菜ジュース。
軽いストレッチをしてからランニング。お気に入りの曲で気分を上げるそうです。
帰宅後シャワーで汗を流して、瞑想します。そこから仕事の開始。
億万長者の朝って大体こんな感じらしいです。かっこいいね。
このブログを今日中に書くぞと夜遅くやってる場合じゃないです。朝書けよって反省してます。
そんな状態で朝起きてもボーッとして生産性は落ちてます。
自分の気持ちをあげる言葉
アファメーションというものがあります。
「肯定的な断言と誓約」という意味で、自分暗示による自分への鼓舞です。
松岡修造とかアニマル浜口をイメージすれば間違いありません。
自己暗示法の創始者エミール・クーエは、
「私はあらゆる面で日に日にますます良くなっていく」
という言葉を推しています。
よく言われるコップ半分に入った水を見て「もう半分しか水が無い」と言うのか、「まだ半分もあるぞー!」と言うのかです。
億万長者の「人間関係の習慣」
プレゼント大好き
お金持ちはどんなプレゼントを好むのでしょう。
まずプレゼントへの意識はかなり高いです。
ワインが好きな人には「なんでこれが欲しかったってわかるの?」と言ってしまうような、観察眼とセンスに驚きます。
そして億万長者はプレゼントの贈り忘れとかは絶対にありません。
去年は送ったけど、今年は無しとかはないのです。
岡崎さんが、とある企業の取締役会に参加した時の話です。
初めての時に会長からさりげなく手土産を渡されました。
「ありがとうございます」と受け取りましたが、この手土産を毎回下さるのです。
しかも同じ手土産が続くことはなく、毎回趣向が凝らしてありました。
負担にならない程度の金額で、いつどの手土産を贈るか、年間できちんとスケジュール化されてるんです。
相手には何を贈ったのか、何を贈られたのかきちんと記録しておきましょう。
そして億万長者は「お返し」を徹底的にしています。
お返しをしない人、つまり返報性を理解していない人が成功することは期待できません。
人からのテイクばかりで人望が育つわけありません。
相手に感謝しても感謝しきれない。だから毎年贈る。こころからの「感謝」の形でないと意味がありません。
「億万長者のすごい習慣」を読んでやってみた
やっぱりデキる人はデキるだけの理由がある
億万長者の習慣が面白いです。
能力とかの前に、人間の器の大きさでまずは成功するかしないかが決まるのねと納得。
上記した事は全部やっていくとして、もう一つやってみました。
それが「個人の年間計画」です。
会社の年間計画みたいな、個人の年間計画は全然ありませんでした。まず個人の計画を立てておかないと、予定がどんどん入って身動きが取れなくなるからです。
よっしゃ、なるほどと初めてみたんですが、1年後になにするかとか全然わからん…。
だからダメ人生なのねと反省して、とりあえずやれてたらいいなレベルで決めてみました。
ルーティンに出来る事はルール化するのですが、結構いい感じに出来ます。
まずはスケジュールの毎月一年後までの更新をやっていきます。
著書名
著者 岡崎太郎
出版社