怒られる技術

 

ジョーブログさんもプロ奢ラレヤーそんも、なんか常に怒られてるイメージです。

なぜそんなに怒られているのか?怒られるのが嫌ではないのか?

それは2人がブルーオーシャンを常に歩いているから起きる現象でした。

いかに上手く怒られていくか。批判をいかに上手く利用するか。そこが怒られる技術です。

ジョーブログ×プロ奢ラレヤー「怒られる技術」またそんなこと言うと怒られるよ!いえ、アンチのおかげでメシウマです

この本を読むと得られるもの

  • アンチが出てからが本当の活躍だとわかります
  • 人が批判する心理が理解できます
  • 人の批判を上手く口コミに変える方法が学べます

 

 

 

ジョーブログさんとプロ奢ラレヤーさんの共著が出ました。

簡単に二人を紹介します。

 

「ジョーブログ」さんは、チャンネル登録者数137万人(2021年1月現在)の人気YouTuberさんです。

アフリカ横断や南米横断、西成潜入など、ぶっ飛んだ企画でチャレンジを繰り返してる方です。

僕はアメリカ0円横断の時に知ったのかな。めっちゃめちゃ面白くて一晩中動画をみてました。

 

もちろんそんな活動を続けてらっしゃるので、常に何かしらで怒られている人です。

 

もうひとりの「プロ奢ラレヤー」さんは名前からもわかるように奢られることで生活している人です。

正直どういうことなのかよくわかりません。

是非こちらの紹介を読んでみてください。

「プロ奢ラレイヤーのあきらめ戦略」諦めは人生を豊かにする。諦めたくないモノの見つけ方

 

ご飯と宿を奢ってもらうために、主にツイッターで活動されています。

当然こんな生き方はダメだと常に怒られています。

 

面白いのはこの本は#怒られる技術でツイートすると、ジョーブログさんやプロ奢ラレヤーさんから返信がきて、書籍に掲載されることです。

イラストや漫画なんかもほぼ必ず掲載されます。

つまりどんどん更新される本なのです。

 

そんな奇抜なこの本では、

  1. 批判者はハエ
  2. アンチいない奴はフェイク野郎
  3. 怒られない奴は無価値
  4. アンチのおかげで今日もメシウマ
  5. おまけや追記

の項目で今日も炎に薪をくべています。

 

この出る杭は打たれる日本においてどのような主張をされているのか興味津々です。

是非本で読んでみて下さいね。

怒られたくないから何もしないのが良くない

やっぱり人に怒られるのって嫌ですよね。

出来るだけ波風立てず、失敗せずに生きていくのが日本人的スタイルです。

 

そして人の失敗や突飛な行動に対して徹底的に叩くのも日本人的スタイルです。

なぜそんなに叩くのでしょうか?

 

しかしそもそも、そんなに怒られることが良くない事なのでしょうか?

実際本当に怒られているのかもよく分かっていないのかもしれません。

 

怒られることに敏感になり過ぎて、必要以上に傷ついている可能性があります。

シカトしてもいいような事も多いですし、もう少し鈍感になっても大丈夫なんです。

「怒られる」とは、自分の全てが否定されているのではないのです。

 

接する人間が増えると、必然的に怒られる事も増えていきます。

そうなると自分の中での正解が無くなっていきます。

「怒られないように」としていくと結局は「動かない」が最適解になってしまうのです。

そうすると怒られる事も無くなりますが。本当に何もできなくなってしまいます。

 

言い換えれば、みんなに好まれる事に大した価値はないのです。

批判する人たちから何を言われようが、大した意味もありません。

無視する力が重要になるのです。言わば「慣れ」です。

 

それが出来ないと、他人から批判された時に世界から批判されているような気持ちになってしまいかねません。

それこそ危険です。

自分の軸さえしっかり持っていればいいのですが…。

 

キンコン西野さんも「オセロの角を取っているからひっくり返されても怖くない」と言っています。

西野さんも何年も世間から何をしても叩かれる時期がありました。

でも他人の感情などの自分ではコントロール出来ないものに、気持ちが持っていかれてはいけないのです。

キングコング西野亮廣「ゴミ人間」初エッセイ!夢へと続く軌跡

 

犬に吠えられて落ち込む人はあまりいません。

批判の声もほとんどが特別意味のない騒音だと思えばいいのです。

腹が立ってリアクションを返しても、批判する人間は面白がるだけなんです。

 

批判のひとつの形は「価値観の押し付け」です。

批判する人自身が「お金は汚いものだ」という価値観なら、お金儲けに努力している人に向かって「守銭奴」のように叩きます。

批判する人が「仕事は我慢してするものだ」という価値観なら、好きなことをして稼いでいる人に「真面目に仕事しろ」と言うわけです。

自分の中で「正しい」と思っていることを他人にも求めているわけです。

 

もう一つの批判の形が「嫉妬や憧れ」から来るものです。

本当は自分もそういう人になりたかったけど、諦めているから不満を埋めるために文句を言う。

お金を持っていないから、お金持ちの行動に対して文句を言う。

勉強が出来ないから、頭の良い人を変人扱いする。

 

自分の持っていないものを持っている人を羨ましいと思う気持ちはみんなにあります。

しかし、その持っている人を批判しても自分は何も得られません。

 

3つめに「好みの違いを尊重できない」人です。

肉が好きな人に「健康に良くない」と主張するような人たちです。

自分が好きなものもあれば嫌いなものもあります。

その好みの差をあれこれ言ってもこれもしょうがないことです。

 

あとは単なる「野次馬」の場合です。

炎上してるブログやツイッターを見ては「そうだそうだ」と言ってる人です。

こう言う人たちは基本何も考えていません。

暇なだけの人なので全く気にする必要がありません。

 

批判される人はすごい人

有名になりたい、成功したい、尊敬されたい。

そういう自己顕示欲が強い人や、自分に自信のない人ほど「批判」という行動で自分の存在を誇示しがちです。

 

なので批判のほとんどは無知で無責任なものです。

なのでそれらは全て匿名です。

 

なのでジョーさんとかも、こんなに批判されているのに、街で直接批判してくる人はほとんどいないそうです。

声をかけてくるのは応援者ばかり。

なるほど、どういうものなのか。

 

実際怒っている人も、「嫌なタイプの中で、悪口を言っても実生活で支障の無い人」にしか言いません。

お金が汚いと思っている人でも、出会った大富豪に罵声は浴びせないのです。

 

自分が活動を始めると、SNSなどで批判が飛んでくる事もあります。

でも安心して下さい。

その人たちはあなたの行動の価値をほとんど理解していないし、あなた以上の行動はしていません。

与沢翼「ブチ抜く力」とは目標達成の為に全てを注ぎ込むことである

 

もちろん、良いアドバイスや批判もあります。

そういうものに耳を傾けるのも大切ですが、そのほとんどもあなたよりあなたがやっている活動のことは分かっていません。

なので恐れることは何もありません。

あなたの活動におけるフィールドでは、あなたが一番強いのです。

 

どうすれば「正しく怒られる」のでしょうか。

もちろん社会秩序に反することをやって怒られるのは論外です。

 

怒られるのを追い風にできる一番の怒られ方は、

「みんなが理解できないけど正しいこと」をやったら勝手に怒られる

ということです。

 

最初はYouTuberもクラファンもオンラインサロンも全部批判され怒られました。

でも今その分野での第一人者は全員成功しています。

 

みんなが理解していることだけが正しいことではありません。

「怒られる」ことは完全にブルーオーシャンなんです。

みんながやりたがらないからこそ価値が生まれます。

 

自分が間違っていないと確信を持てることは絶対にやるべきです。

怒られても、自分に問題がないことなら、それはやった方がいいことです。

 

ブルーオーシャンの見つけ方として「怒られる」というのは一つのポイントになり得ます。

逆にブルーオーシャンに足を踏み入れると大体怒られます。

 

みんなが賛同することって、結局みんなができることなんです。

もちろん正しいことなので賛同してくれる人はいますが、それを理解できていない人がどれだけいるかという事をするかが基盤になります。

 

肩書を飛び越えてやることは大体怒られます。

「〇〇もくせにやるな」みたいな感じです。

「会社員のくせに副業するな」「先生のくせにYouTubeするな」「学生のくせにクラファンするな」

一貫していないと人は怒ります。

でも敢えて肩書を飛び越えてやることが重要になってきます。

「怒られる技術」を読んでやってみた

だんだん怒られるようになってきました

実践してみたこと

  • 怒られたらそれを上手く発信しよう

 

最近TwitterとかInstagramの投稿を増やしているのですが、たまに面倒だなと思うコメントが来るようになりました。

普通に無視していたのですが、これも言葉は悪いですが、使い様なんだなとわかりました。

 

フォロワーが多い人のツイートを調べてみても、これは僕ならイラッとしてるだろうなあってコメントも非常に上手く返信しているのです。

これは上手に出していくと自分の株がグッと上がります。

 

さらに批判のコメントと賛同が半分ずつの時でも「批判されている」のを上手に演出に使っています。

これは口コミの効果が抜群にあるなあと思いました。

鎮火させたければ無視が一番手取り早いのですが、それだともったいない。

 

そこを上手に話題にして話を盛り上げていくことで、エネルギーが増畜されていくわけです。

ここまで出来たら怒られ上級者ですよね。

 

非常にハイテクニックですが、今後批判がきたら意識して発信していこうと思います。

 

意外と言っては失礼ですが、非常に論理的かつ有効的に批判を考えてらっしゃいました。

もっとゴリゴリと薪をくべることを書いてらっしゃるのかと思ったのですが、批判のメカニズムは面白かったです。

怒られたことをいかに活かしていくか。

是非この本を読んで考えてみて下さい。

 

とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!

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ちきりん「自分メディアはこう作る!」メディアの価値を高める方法論とみんなのためのネットへの変化

ちきりんさんのブログも最初は批判から注目されるようになりました。

炎上を狙ったわけでは無いのですが、批判を上手に使うことで一気にアクセスが伸びたそうです。

まさに怒られの達人です。

 

Audible トップ

 

著書名 怒られる技術

著者 ジョーブログ プロ奢ラレヤー

出版社

 

オーディブル
最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて