
この本を読むと得られるもの
- 人間関係を広げるための自分の魅力の育て方がわかります
- スーパーコネクターの特性がわかります
- 人間関係でのストレス軽減が出来るようになります
目次
メンタリストDaiGo「超人脈術」自分の性格に合わせたネットワーキングの作り方!スーパーコネクターと繫がろう
友達めっちゃ少ないです
DaiGodさんの友人に「食べること」が大好きで、時間とお金を食に注ぎ込んでいる方がいます。
食べに行った先では、美味しかったという感動を素直に伝え、店主と親しくなり、修行中の若い料理人とも交流します。
そのうち若い料理人が独立すると、いの一番の駆け付けて、料理を味わい、偽りのない感想を伝えます。
そんな中でいくつかのお店は有名になり、予約の取りにくいお店になります。
彼は「昔から知っている」と自慢することもなく、以前と同じように料理人と付き合い、自分のペースでお店に通い、食を楽しんでいます。
ただその結果として、彼はいくつもの「予約の取れないお店」の予約が取れるようになりました。
その中でも、1日1組4人までしか予約が取れないお店があります。
しかもそのお店は基本的に来店した時に次の予約を取れるのです。
そんなお店に彼は季節の変わるタイミングごとに予約を取っています。
そして気の合う仲間に「○日に行かない?」と声を掛けます。
DaiGoさんも声が掛かると「行きます!」と即答して予定をずらします。
なぜなら彼はDaiGoさんが自分では予約の取れないお店の予約を持っているからです。
これが「ネットワーキング」(人脈作り、人間関係の改善)のひとつのゴールの形になります。
この彼のように周りの人から「この人と繋がりたい」と思われるような人間になる事。
つまり「自ら行動し、魅力的な自分を作ることが、あなたの周囲に理想的な人の輪を広げていく最も確実な方法」なのです。
彼のネットワークにつながる人たちに共通しているのは、魅力的な何かを持ち、食を楽しむ時間を大切にしていることだけです。
DaiGoさんだと「人間の心理を知りたい」という知識欲が出発点となっています。
DaiGoさんは友達は少ないけど、仲間の多くはこの本で紹介されている「スーパーコネクター」タイプなので、仲間の向こうにいる仲間とも関係性が成り立っています。
これはDaiGoさんの元々の性格が関係しています。
DaiGoさんは自分では超ネガティブでコミュ障と分析されています。
子供の頃はうまく人間関係が作れませんでしたが、段々と自分で行動を起こすことでしか変化は起こらないという学びを得ます。
その結果、DaiGoさんが見出した方法は「自分の得意なフィールドの話をすること」でした。
ただし、それが自慢話や相手よりも優位に立つ手段となっては逆効果です。
そこで得たコツは「あたなの役に立つ知識をシェアします」でした。
このような「食」や「知識」のようなこだわりがありますか?
そこまで突き抜けたものでなくても大丈夫だそうです。
心が沸き立つ好きなこと。周りの人と喜びを共有したくなること。
そういった何かは「この人と繋がりたい」と思わせる魅力的な人へと育ててくれます。
この本では、
- 人脈を停滞させる5つの誤解
- あなたを幸福にする「ネットワーキング」とは?
- 「スーパーコネクター」とつながるテクニック
- 幸せをもたらす「3人の友達」の作り方
- 人間関係がストレスに変わる罠を見抜く
- カリスマ的な魅力を手に入れる
の項目で、人脈作りのノウハウを伝授してくれます。
ネットワーキングは、土台となる考え方を学び、適切なテクニックを身に付ければ、誰でも望むような形に改善できるんですって。
そうなんです、この本では「ネットワーキング」という言葉が使われています。
よく「人脈」という言葉が使われますが、ここには損得で判断するような響きがありますよね。
「あの人と繋がれたら儲かるかも」
この本はそうした自分を優先する考え方を否定はしていません。
問題は仕事に役立つか?儲けになるか?という「誰かが決めたルール」に沿っていることにあります。
こういう見極め方は長続きしません。
「ネットワーキング」には損得勘定も言葉の範囲に入ってますが、もっと本人の価値観を重視する傾向があります。
簡単に言えば「あなたの魅力を高めたら人は集まってくるよ」という考えが先にあり、その後にテクニックの話になります。
理想の暮らしを実現するには、どうしても人との関わりを切り離すことはできません。
どの論文にも、ネットワーキングは人生の理想を叶える後押しになると指摘しているからです。
- 3人以上の友達がいるだけで、人生の満足度が96%上昇する
- 最高の人脈は、仕事のモチベーションを700%アップさせる
- 孤独だった人の人間関係が充実すると、寿命が15年伸びる
友達がいるかいないかって影響めちゃめちゃデカいですね。
幸福感ってお金や名声でなく、人付き合いで決まるんです。
人間付き合いが嫌いなDaiGoさんも、自分に合った方法を求めてトライ&エラーを繰り返されました。
DaiGoさんは自分の弱点を自覚した上で、付き合うべき人間を見極め、そこに時間諸々をつぎ込むことで、必要な人的ネットワークを築かれたのです。
コンプレックスを乗り越える必要はありません。
この本を読んで、最高のネットワークを築いてみましょう!
幸せになれる「ネットワーキング」ってどんなの?
「職場で良い人間関係ができない」「素敵な異性との出会いがない」
そんな悩みってよく聞きます。
でも、この状況を変えるには、本人の覚悟と行動が不可欠になります。
この対処法は環境を変えるしかありません。
ただし、行った先に理想の環境があるかどうかはわかりません。
ご飯に行く前に食べログで検索して、口コミを調べたりしますよね。これはネットワーキングでも同じなんです。
環境を変える行動を起こしても、人間関係や人脈作りのポイントを押さえていないと、再び同じ悩みにぶち当たります。
自分が目指すべき理想形を把握しておく事が大切です。
- どのような人と付き合いたいのか
- どのような付き合い方をするとネットワークが広がるのか
- 一生モノの友達を作るにはどうすればいいのか
- どのような考え方をすると、人間関係の悩みは無くなるのか
- ストレスにならないネットワークの規模はどれくらいなのか
これら全てに科学的根拠のある取り組み方があるんです。
どんな人付き合いをすると上手くいくのかは、その人の性格によって異なります。
自分が外向的か内向的のどちらかを理解して、適した方法をとっていきます。
内向的な人は「スーパーコネクター」と呼ばれるようなタイプの友達を持つと効果バツグンです。
スーパーコネクターとは、外国の旅先でもネットワークを築いて帰ってくるようなタイプの人です。
確かに僕の周りにも、有名人でもないのにやたら色んなところで知られている人がいます。
つまり、スーパーコネクターとつながる事で、数少ない友達の向こうに、各ジャンルの膨大な数の知人がいる状態を作り上げていけるのです。
内向的な人が外向的な人の真似をしても、望んだ成果をあげられず疲れ果てるだけです。
もちろん、不特定多数の友達と楽しくやるのが合ってるなら、それに適したネットワークの手法があります。
大切なのは「これが正解」と決めつけないで、柔軟に対応することです。
どちらの手法でも、心がけておきたいネットワーキングのルールがあります。
それはベースを今よりも少しずつ広げていくように意識することです。
50人に会って5人の友達になるのと、10人に会って5人の友達を作るのでは、友達の質も変わります。
これがベースを広くするという意識です。
内向的であっても色んな人と出会う機会を作るのは、ネットーワーキングの基本の努力です。
しかし、ベースを広げて、多くの人と薄く広い付き合いをすることは、あまり意味がありません。
収拾がつかなくなってしまいます。
最高のネットワークを作るには、まず自分のネットワーキングの基準を定めておくことが大切です。
アメリカのデューク大学の研究でも、セルフコントロール能力の低い人が、自分より高い仲間たちと過ごすようになると、自分も能力が高くなっていくことがわかりました。
「こいつはすごいな!」と思える人と付き合うようにしましょう。
「超人脈術」を読んでやってみた
まず連絡を取るマメさがないのが致命的
実践してみたこと
- スーパーコネクターぽい事をやってみる
人付き合いにおいて非凡な才能を持っている「スーパーコネクター」。
仲良くなりたいし、その才能の秘密も知りたいです。
イギリスのダンバー教授によると、「私たちが親しい繋がりを持てる相手の人数は150人程度が限界」なんですって。
150人って多くない?って思える僕は間違いなくスーパーコネクターではないです。
スーパーコネクターは関係を維持することに苦痛を感じません。
むしろ喜んで「久しぶり!」と連絡を取って、飲み会やパーティーを主催し、直接顔を合わせる機会を演出します。
一般的な感覚では、しばらく連絡を取っていない人に頼み事って、結構億劫な気持ちになりません?
しかしスーパーコネクターは全く気にせず頼み事が出来ます。
まさに自分の特性を磨き上げた才能です。
スーパーコネクターの才能の凄いところは、知り合った人の名前や肩書などのプロフィールと共に、相手の得意なこと、好きなことを覚えている事なんですって。
もし、自分の好きな事や得意なことに関係する内容で人からお願いされると、ちょっといい気分になりません?
スーパーコネクターがお願い上手なのも、こうした心理を巧みに突いているのですね。
人は得意な事で人に頼られると、自分の存在意義を認められたと感じるんです。
承認欲求が満たされ、一肌脱ぐことが苦痛ではなく、むしろ喜びになります。
だからこそ、スーパーコネクターは頼む人、頼まれる人のどちらからも感謝されます。
しかも双方に「困った事があったら、気軽に連絡してね」と、関係性を持続させる種を蒔きます。
なるほどなあ!
スーパーコネクターとの繋がりを作るのが大切なのはもちろん、自分もこんな風に周りと接する事が出来たらいいなあって思いました。
相手の趣味や得意な事をきっちり覚える。
気軽に声を掛けてもらう種を蒔く。
久しぶりでも臆さず連絡を取る。
ここをやっていきます!
DaiGoさんも自分では苦手と言いながら、めちゃ凄い人脈持ってますもんね。
この方法をマスターすればいいのか。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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人たらしこそ最強のコミュニケーションマスターだと思う。
著書名 コミュ障でも5分で増やせる超人脈術
著者 メンタリストDaiGo
出版社 マキノ出版
