「ヨガライフ」を読んでやってみた
ヨガとストレッチは大体同じものだと思ってた。なめんな俺
最近やたら自分の周りでよく耳にするバズワード「ヨガ」。
友達も同僚もやってるし、何ならウチのオカンもやってます。
そして皆口を揃えてヨガを絶賛しています。鼻呼吸がどうとか言ってきます。
なんか興味湧いてきたけど、ヨガスタジオって女性ばかりのイメージだし、ぶっちゃけ自分の部屋で出来るやんと声を最小限にして言いたいので、この本を読んでやってみようと思いました。
こちらケン・ハラクマさん著書の「ヨガライフ」です。
ヨガと聞くと大抵の人はマットの上で伸びたりするポーズを思い浮かべると思います。
しかしあれはヨガの一部、「アサナ」と呼ばれる練習なのです。
アサナによって足腰や筋肉が鍛えられると、エネルギーの循環が良くなり、自然の力も得る効果があるのです。
と、ここまで読むと「おいおい、随分スピリチュアルな話になってきたな?」と思うでしょ?
僕も思ったし、正直その辺はあまり理解しきれてません。
ヨガ初心者目線でのこの本でのポイントは「アサナと瞑想はすごい効果があるからやってみよう」です。
マインドもヨガの一部なり
一読ではなかなか難しいかもしれませんが、ヨガを続けるとわかってくる事もあるかと思います。
この本では、ヨガのポーズのやり方というよりは生活面精神面での話もたくさん出てきます。
まさに心身共に健康になろうってコンセプトです。
ヨガには八支則という実践の教えがあります。「ヨーガスートラ」と呼ばれるヨガの経典があるんです。アサナもそのうちの一つ。
他の八支則についても簡単に説明すると、
1.ヤマ(やってはいけない事)には、暴力、嘘、盗み(時間や感情なども)、欲望に溺れるなど
2.ニヤマ(行うべきもの)には、清潔、足るを知る、目標に向かって鍛錬する、学習、献身など
3がアサナ、4がプラナヤマ(呼吸法)、5がプラティャハラ(感情を制御する)
6がダーラナ(心を一点に留めて集中する)、7がディヤーナ(瞑想)、8がサマディ(悟りの境地)となります。
ヨガのイメージが随分変わりますよね。
アサナや瞑想を続けてるとフッと自然と一体になって、「これサマディや…!」となるらしいです。
この辺については本文でかなり詳しく説明して下さるので是非読んでみて下さい。
「ヨガライフ」を読んでヨガをやってみた
呼吸法を意識しよう
ヨガで大切なのはまず呼吸です。
普段無意識にやっている呼吸に意識を向けるのは、脳科学的にも集中力を鍛えるのに良いのです。
アサナでは鼻呼吸を基本とします。ゆっくりと深呼吸を繰り返します。
深呼吸に慣れてくると、ここ一番の場面にも緊張しなくなるそうです。
吸っている時は自分が広がる感覚、吐く時は縮んでいく感覚を意識します。
瞑想をやってみた
ヨガにおける瞑想の定義とは、気持ちがリラックスしていて、意識は覚醒している状態です。
もうすでに難しい。
眠たくなったら寝ても良いそうです。
具体的な方法は、
- 椅子に腰掛ける、もしくは座禅する
- 背筋を伸ばす
- 全身の力を抜く
- 少しあごを引く
- 軽く目と口を閉じて、暗闇を楽に観察する
- 呼吸を静かに
- 鼻からゆっくり吸う。良い気持ちを持ちながらゆったりと
- 吐く時も鼻から。ゆっくりと全部吐く
- 7と8を繰り返す
カウントしながら呼吸をするのもアリです。吐く方を倍くらいにして下さい。
これを僕は朝と夜に15分ずつやってます。慣れるともっと出来るそうですが、今のところここら辺が限界です。
瞑想は脳科学的にも薬物治療と同じくらいの効果があるとされてるんです。すごい。
ストレッチもやってみた
本文では色々な動きが紹介されてるのですが、ここではコツ程度を紹介します。
呼吸しながら、体の一部ずつを意識するんです。ひざの伸びっぷりとか、お腹の脱力感とか。
朝は食事前に行うこと。運動してから瞑想です。
夜は食事して1時間以上たってからです。お風呂から上がってからが理想的。
睡眠の妨げにならない様な緩やかさでやりましょう。
ケンさんまじ凄いっす。ダルシムみたいな動き出来ます。
やってみての感想
元々体がめちゃめちゃ硬いから、毎日やってると着実に柔らかくなっていきました。
ハイキックとか出来る様になりたいです。厨二。
瞑想はまだまだですねー。気が逸れまくりです。
でも集中が途切れてから、また集中しだす時に脳は鍛えられるそうなので、「ナイスリカバリー」と自分を褒めながらやってます。
昼休みとかにも5分ほどやると、脳がかなり回復するのはわかりますよ。
以前は瞑想とか聞くと、仙人目指すの?とか思ってたのですが、確実に意識は変わりました。
ヨガ、特に瞑想とアサナは是非やった方が良いです!
※医学的な分野は個人差もありますし、後に発表された学説で覆ることも多々あります。
このブログだけで鵜呑みにせず、本も読んで新しい情報にもアンテナを貼ってください。
著書名 ヨガライフ 体と心が目覚める生き方
著者 ケン・ハラクマ
出版社 春秋社