バレットジャーナル

まさに人生を変えるノート術「バレットジャーナル」は進みたい方向へ導いてくれる手引書です!

バレットジャーナルを書くだけで想像を超えていろんな効果が!

バレットジャーナルを知ったのはYouTubeでのがちゃんが紹介していたのを観たのがきっかけです。

最初はノートをデコる技術なのかな?と思っていましたが、スケジュール管理にも効果があるみたい。

のがちゃん流!理想の自分を発見できる素敵な「夢を叶えるマイノートのつくり方」

 

僕も年始に「ほぼ日手帳」を買っていざ!ってなってたけど、いまいち自分のスケジュールが上手く管理出来ないんで悩んでました。

そこで何か良い方法はないかとこの本を読んでみると…これです!

このスケジュール管理を超えた、目標到達へのまさに道しるべとなるノート術でした!これすげえ。

 

バレットジャーナルはアメリカのデザイナー、ライダー・キャロルさんによって発明されました。

キャロルさんは幼少期に注意欠陥障害(ADD)という発達障害に悩んでました。

 

やるべき事をやっていても、注意は次のキラキラと輝くものへと飛んでいき、「しなければならない事」がどんどん膨れ上がり、どうにもならない状態になってしまいます。

そうしてキャロルさんは頭の中を少しでも整理しようと、一つずつ工夫を重ねていきました。

スケジュール管理、日記、ToDoリスト、スケッチブックの機能を1冊のノートにまとめたのです。

このノートを活用してから、だんだん気も散らなくなり、お手上げ状態もなくなりました。

 

デザイナーとして働き出したキャロルさん。

同僚の女性がたくさんの仕事に囲まれていっぱいいっぱいでした。

お世話になってる同僚に恩返ししたく、キャロルさんは「よければ僕のノートの使い方を教えようか?」と言います。

 

藁にもすがる思いで「是非教えて頂戴!」と同僚も興味を持ちます。

キャロルさんが自分で編み出したノート術を教えていくと…。

 

「これ、みんなとシェアしなくちゃダメよ!」

そうして周りのみんなに教えていくと、驚くほどの反響がありました。

まさに日常生活を送るのに苦労したことから、頭のなかを整理するために試行錯誤して編みだした画期的メソッドだったのです。

バレットジャーナルの作り方

ラピッドロギングで思考を「タスク」「イベント」「メモ」に分ける

バレットジャーナルはToDoリストや日記、スケジュール帳など、その全てを1冊にまとめる事が出来ます。

この柔軟性はバレットジャーナルが「組み立てユニット」で構成されてるから可能なのです。

 

必要に応じてピースを組み合わせて、独自のノートにカスタマイズする事も可能です。むしろカスタマイズが本命です。

あなたの進化で、バレットジャーナルも進化するのです。

 

バレットジャーナルは「ラピッドロギング」という形式で記入していきます。

「現在のリスト」として、今の思考を把握して整理するのに有効です。

トピックとページ番号

見返す為の基本ルールとして、ページ上部に「買い物リスト」といった、トピックを記入します。

ポイントを押さえたトピックは、バレットジャーナルを参考書に変身させます。

「10月13日 (木曜日)/本社/プロジェクトの会議/新規プロジェクトの議題」

という感じにすると、あとで見返すときに内容がよくわかります。

 

そしてページ番号をつけておきます。これはバレットジャーナルの住所です。

ページ番号があれば「インデックス」で探しやすくなります。

毎日のデイリーログのトピックは日付だけです。

 

バレットとは箇条書き

ラピッドロギングがバレットジャーナルの言語なら、バレットは構文です。

考えている事を短文にまとめて、箇条書きで記入します

 

前後関係や背景、優先順位が分からなくならないように、ラピッドロギングは簡単な手順で解決します。

 

箇条書きの内容は、

1.しなければならない事=タスク

2.経験する事、した事=イベント

3.忘れたくない情報=メモ

 

それぞれに箇条書き用の印があります。

これを使うと、その内容の前後関係などもまとめられます。

バレットジャーナル

タスクの箇条書き

この下にサブタスクを書いていきます。少し段落を下げて、これも箇条書きで書いていきます

これにより、ひとつのプロジェクトだと認識できます。

 

タスクを記録すると、バレットジャーナルが手元に無い時にもタスクの事を忘れにくくなります。

そして、タスクとその状態を記録すると、自分の行動が保管できます。

とりわけ「振り返り」の際に貴重な意味を持ちます。

 

イベントの書き方

イベントは「○」マークで書きます。あなたの経験に関する事柄です。

イベントは感情に関係なく、出来るだけ短く客観的に記入します。

 

イベントを箇条書きにすると、その経験を一時的に脳から下ろす事ができ、他の優先事項にふたたび集中出来るようになります。

 

客観的に自分の体験を記録しておくと、今後の人生を前進する上で大きな力となります。

数ヶ月後、数年後に人生の旅路の正確なロードマップとなるでしょう。

 

出来事が起きたらなるべく早く記録しましょう。振り返りの時間を利用するのもいいと思います。

来月以降の特待の日イベントはフューチャーログに書き込みます。

 

わすれない「メモ」の書き方

メモは「-」マークで表現します。ここにはアイデアや事実、考えた事など記入します。

メモは短く、必要不可欠なところまで削ぎ落とします

 

例えば「動物が群れをなすと、一風変わった名前で呼ばれるものがある。フラミンゴは「フラミンゴの華麗」パグは「パグの不平」という情報をメモするとします。

効果的でないメモは「群れになると呼び名が変わる動物がいる」になります。

効果的なメモは「パグの群れは不平と呼ばれる」と、簡潔ではあるけれど、個性の強い情報を残しておけば他も思い出す確率が上がります

常に「未来の自分」を頭に描きましょう。

 

書き方の例

バレットジャーナル

バレットジャーナルの4つのコレクション

基盤となる4つのコレクション

バレットジャーナルの核をなす4つのコレクションについて説明します。

「デイリーログ」「マンスリーログ」「フューチャーログ」「インデックス」です。

 

デイリーログ

デイリーログにはその日の日付とページ番号を書きます。

あとは頭に浮かんだ時に、タスクやメモ、イベント、などをラピッドロギング方式で書いていきます。

 

デイリーログはただのToDoリストではありません。

ひらめいた事をいつでも自由に書けます

書くことがなければ白紙で別に構いません。逆に好きなだけ書いてもいいです。

 

マンスリーログ

マンスリーログは新たな月に入る前に、一歩引いて客観的に状況を眺める上で役に立ちます。

やる事を俯瞰できるし、必要な時間もわかります。

 

マンスリーログは未記入の見開きを使います。左側を「カレンダーページ」、右側を「タスクページ」として記入します。

カレンダーページには、その月の日付を書いて、必要に応じて記号を書き込みます。出来るだけ短く書きましょう。

 

タスクページには、今頭の中にある「思考の目録」を書きます。

整理する為の時間を取って、

「今月、重要な事はなんだろう?今月の優先順位の高いのはどれだろう?」

と思考を整理します。

 

そして、先月のタスクでまだ終えていないのを確認します。

重要な項目は新しいマンスリーログのタスクページに「移動」させます

マンスリーログでは、この「移動」を通じて、完了していないタスクを管理します。

 

フューチャーログ

フューチャーログは来月以降の予定を記入しておく場所です。

例えば、10月1日に「12月10日に仕事のプレゼン」という予定が入ったとします。

 

まずはデイリーログにその予定に関する頭に浮かんだことを記入します

「あれが必要…あの人にも連絡とって…いつやろうかな…」

デイリーログを利用すれば、どの内容をどのページに書けばいいかいちいち悩まなくてすむからです。

 

そして振り返りの時間でフューチャーログにタスクを移動します。

デイリーログには移動済みの意味を表す「<」のマークを書きます。

これでしばらくこのタスクについては考えなくて済みます。

フューチャーログは「順番を待っている列」だと思って下さい。

 

そして後日マンスリーログを作ったら、そのタスクをフューチャーログから12月のマンスリーログに移動する、という流れです。

移動させたらフューチャーログに移動の印を書き足します

フューチャーログは将来の計画を示すタイムマシンで、必要に応じて軌道修正もする事が出来ます。

インデックス

バレットジャーナルには好きな時に好きな事を書くことが出来ますが、どこに書いたのか分からなくなったら不便ですよね。

バレットジャーナルではこの問題をインデックスで解決します。

 

インデックスはいわゆる「目次」の役割も果たします。インデックスは他のコレクションを全て保管する場所だと思って下さい。

インデックスにはコレクションのトピックとページ番号を書いていきます。

 

サブコレクション

自分にとって役立つ事は、コレクションとして追加していって下さい。

集めてるアクセサリーの収縮記録、スポーツの対戦記録、食べ歩きのお店など好きにコレクションページを増やしましょう。

 

以上が大まかなバレットジャーナルの流れの説明です。

これで本のページでは30%ほどの割合ですが、使い方の基本は押さえました。

 

あとの使い方の応用は本で確認してください。

使ってるうちに疑問に思う点もあるかと思います。

 

「バレットジャーナル」を読んでやってみた

ほぼ日手帳でやってみた

昨年まで文庫本サイズの「ほぼ日手帳」を使ってました。

バレットジャーナルとして使おうと今年も同じものを注文しました。

楽しみにしていざ届くと、「あれ?でかい!」

カズンというノートサイズのものを間違って買ったのでした。

ううむ、これならモーニングページもこの手帳でやろうかしら?と始めたところ…

めっちゃ良いです!

 

もちろんバレットジャーナル専用の手帳ではないので工夫は必要ですが、それ以上に良いですね!

大きいのでたっぷり使えます。フューチャーログは月別スケジュール表、マンスリーは週別スケジュール表、デイリーは日別でいけます。

モーニングページは足りないなら、別冊にノートも使えば良いです。

紙も手触りが良いので愛着が湧きます。

 

普段だとでかいほぼ日手帳をサッと出すのも難しいので、このモレスキンのメモ帳をいつもポケットに入れて、いざって時にはこいつにメモします。

そして後ほど手帳に記入します。

「メモの魔力」を読んでアイデアをガンガン大量生産!

 


来年もこれでいきます!

 

他にもメモ術を組み合わせて、色んなものを書いています。

他のメモ術もチェックしてみて下さいね。

岡田斗司夫の天才を作るためのノート術「スマートノート」!発想から「わかる」まで

Audible トップ

オーディブル


 

著書名 バレットジャーナル 人生を変えるノート術

著者 ライダー・キャロル

出版社 ダイヤモンド社