
この本を読むと得られるもの
- 素人でもできる資産運用がわかります
- ドルコスト平均法について学べます
- 自分の生活を見直すきっかけになります
「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」ドルコスト平均法を学んで資産運用をしていこう
著者の井上さんは手取り22万円で1億円の資産を貯めたそうです。
月いくら節約したらそんか金額を貯金出来るんだ?
もちろんギャンブルで当てたわけでもないし、優しくてお金持ちの親戚がいたわけでもありません。
かといって、仮想通貨でもYouTuberでもありません。
話は、とある一つの発見をされたところから始まります。
その発見があったからこそ「お金を稼ぐ力がなくても、際立った投資のセンスがなくてもお金を増やすことができた」のです。
その発見から10年間でそこまで貯めたそうです。
井上さんは交通事故に遭い、これまでの営業の仕事が出来ない状態になってしまいました。
いやがおうでも今後の人生について考えなくてはならないのです。
時間は有り余っていたので、自分の幸せとは何か、仕事は何にやりがいを感じるのかなど考え抜いたそうです。
紆余曲折の結果、「僕は自分のやるべき仕事を自分で決めれる人間になりたい。そして、それを叶えるために僕は自分の力でお金を稼ぎたい」という答えに行き着いたのです。
つまり、会社に依存しない生き方です。
しかし数ある「お金を稼ぐための方法」を調べていると、わかることがありました。
お金を稼ぐテクニックを実践する上で、本に書いてある通りにやったつもりでも、センスやタイミング次第では、実際にはうまくいかないということ。
いわゆる「お金の法則」などが書かれた本は、具体的にどういう行動を取ればいいのかわからないということ。
井上さんはFXや株のデイトレ、アフェリエイトなどに手を出しましてが、どれもうまくいきません。
奥さんともなんだか険悪な雰囲気…。
うまくいかなかった最大の理由は、「全く楽しくなかったから」でした。
お金目的で始めたものは、稼げないと熱が一気に冷めてしまいます。
ここからわかったのは、「お金を稼ぐには、それをずっと続けたいと思えるくらい楽しいことでないと、途中の障害に簡単に挫折してしまうことでした。
その為には「先立つもの」が必要です。
井上さんは事故に遭う前に発見した「あること」のおかげで、6年間しか働いていないのに2000万円を貯金していました。
井上さんはどのようにしてお金を稼いでいたのでしょう?
この本では、
- 半身不随から始まった僕の1億円への道
- 僕は人生最大の発見をしてお金を増やした
- 僕は、住居費を払いたくなかった
- 億万長者になって具体的に変わったこと
の項目で、それまでの人生について解説してくれています。
めっちゃ気になりますよね。
詳しく知りたい方は是非本で読んでくださいね。
世界はほぼ確実に経済成長する事を発見!
2006年に井上さんはとある記事を目にします。
「世界の人口が66億人を超えた」という内容です。
その記事にはさらにこう付け加えられていました。
「人口の増加に比例するように、世界なGDPもすごい勢いで増えている」
当時よりすでに日本経済は不景気でした。
その上少子高齢化や人口減少、地方の過疎化に年金問題と問題が山積みでした。
そんな中で、世界の人口は増え続けて、さらに成果の経済も成長を続けているというのです。
ここで井上さんは興味を持って持って調べてみます。
このまま世界の人口は2050年に100億人に迫る勢いで増えていくそうです。
これは何か天変地異や世界戦争が起きない限り、ほぼ確定だそうです。
そしてGDPについても調べてみます。
驚くことに1985年には全世界のGDPの合計が13兆ドルだったものが、2005年には47兆ドルを超えていたのです。
およそ20年間で、世界中で稼がれているお金は3.6倍にも増えていたのです。
さらにゴールドマン・サックス社は2050年の世界のGDPは250兆ドルになるだろうと予想しています。
つまり、人口が増え続ける限り、GDPはとんでもなく増えるということがわかったのです。
そしてこのロジックこそが、井上さんがこれまで10年以上続けてきた資産運用の原点であり、この先も揺らぐことのない考え方です。
貯金を同じ期間100万円していても、利息は1000円にもなりません。
しかし、この金額が世界経済と同じように増えていったら、400万円になっているのです。
ここに気付いた井上さんは、生活費を除いた全額を、世界経済に預けるようにしました。
毎月10万円を30年間続けて、3600万円を積み立てられたら、間違いなく億万長者です。
給料が4倍になることはおそらくありませんが、資産が4倍になることは充分にあり得ます。
僕らは2050年までの30年間で、かなり高い確率で誰でも億万長者を目指すことができるのです。
では世界経済に投資するには、何から始めたらいいのか?
それまで井上さんは世界経済に全くの無知でした。
実際僕もどの国のどの株を買うべきかなんてわかりません。
しかし、いろいろな本を読むなどしてわかってきたことがあります。
「素人には、投資信託の積立運用が向いていそう」
働きながら片手間で出来る世界経済への投資方法は、むしろこの選択肢しかないと言えます。
世界経済の成長に合わせて、価値が上がりそうな投資信託という金融商品を、毎月購入し続けて、積み立てていく資産運用です。
億万長者になる為には、たった2つのことをコツコツと続けていくだけです。
- お得な節約情報はとことん調べて実践する
- 毎月自動で投資できる仕組みを作る
「能力の低いサラリーマンも、毎月の給料の余りを世界経済に預ければいつの間にか億万長者に!」みたいな甘い話があるはずないです。
お金を増やしていく為には元手が必要です。
必要な元手を節約するのは手取り20万そこそこのサラリーマンなら、絶対必要条件なのです。
毎月投資する仕組み作りは簡単で、銀行口座に給料が入ったら、毎月○日に○万円を証券口座に自動引き落とし設定して、毎月○日に○万円分の投資信託を自動購入するというものです。
井上さんは節約して20万円の給料から、毎月10万円分の投資信託を購入することを1年目から続けてきました。
この投資法のことを「ドルコスト平均法」といいます。
勝間和代さんも絶賛オススメされている投資方法です。
景気や株価を読んで投資して成果を上げれるのは、ごく一部の投資のセンスのある人だけです。
素人が底値や高値を予測できるはずないのです。
情報集めに必死になって、本業が手につかなくなるかもしれませんし。
ドルコスト平均法なら、精神的負担も少なく済みます。
また分散投資なので、万が一のリスクにも強いはずです。
世界的には強いと言われてても、自分の全財産を日本円だけで持つことは、とても危険です。
さらに持株制度などで、自分の資産の多くを自分が働く会社の下部に変えるなんて、もっと危険な行為です。
「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」を読んでやってみた
目の付け所が素晴らしいのよね
実践してみたこと
- 証券会社に口座を開設しよう
僕はこの本を受けて、まずはSBI証券に口座を開設しました。
楽天と迷ったのですが、出口さんや色んな方がここが良いと言っていたので便乗しました。
口座は「特定口座(源泉あり)」を選びます。
これにより確定申告の手間が省けます。
井上さんはNISAは後からでも良いって書いてらしたけど、一緒に開設することにしました。
後は継続的にお金を入れていけばそれでOKです。
好景気不景気の波はありながらも、人口増加に伴って右肩上がりで増えていくはずです。
不景気に入ると数年間は下がり続けますが、めげずに投資し続けます。
毎月、月初に運用記録もつけることにしました。
積立金、評価額、損益を記録していきます。
まず必要になるのは節約生活です。
僕の少ない給料からなるべく多くのお金を投資に回していかないとですね。
とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!
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