SEOを知らないと情報発信は誰にも届きません「コンテンツマーケティングの手法88」
藁にもすがる思いで読みました
この本を読むと得られるもの
コンテンツマーケティングについて学べます。
良いwebサイトの作り方がわかります。
メディアの使い分けがわかります。
ネットでコンテンツ系の活動をされてる方ならSEOが気になって仕方ないはず。
もうなんなら呪縛とも言ってよいかと思います。
SEOとはsearch engine optimization の略で、検索エンジン最適化のことです。
検索した時に上位に表示されるように工夫し、クリックされて自分のサイトに流入する可能性を高める作業であります。
自然検索結果には広告費がかからないため、上位に表示されていると無料で多くの人を集めることができます。
SEOで検索ユーザーを待ち集めるには、webコンテンツが必要になります。
では、実際に上位に表示されるコンテンツってどんなのなんでしょう?
検索エンジンには「有益な情報が掲載されているwebコンテンツ」を上位表示されるアルゴリズムが組まれています。
よって、webコンテンツは上位に表示させるのを目的とするのではなく、「ターゲットとなるユーザーの知りたいことをわかりやすく説明する」ことを意識して作るのが重要なのです。
SEOってなんか裏技的なものかと思ってましたが、それはもう昔の話です。
今は地道な作業や思考が求められるものなのです。
この本では、
コンテンツマーケティングとSEOの基本
オウンドメディアとコンテンツ作成
SEOで効果を上げるライティング術
SEOを意識したwebサイトの制作
リスティング広告を使った誘導、集客
の項目で書かれています。
基礎知識がないともうすでに意味がわからないですね。
ここでは、SEOの基本やコンテンツ作成について要約していきます。
詳しくは是非本で勉強してくださいね。
コンテンツマーケティングってどんな事するの?
コンテンツマーケティングって、なんでしょう?
コンテンツマーケティングとは、役に立つコンテンツを作って公開することです。
そのコンテンツを必要とするユーザーを呼び込み、ファンになるように繋げていくことを目的としたマーケティング手法です。
自社のサービスや商品の購入に繋げたり、自社の知名度やブランディングの向上などを狙っています。
コンテンツマーケティングを強化するならオウンドメディアは欠かせません。
とか言いながら、僕はこの本を読むまでこのオウンドメディアという言葉すら知りませんてしたけどね。
オウンドメディアとは、「企業や法人、団体が運営するwebサイト」であり、具体的には「積極的に自社の製品やサービスについて情報発信するメディア」のことです。
利用する目的は、新規顧客の獲得や新商品の認知など色々ありますが、すべてを叶えるのは難しいので、重要な目的に絞るのが肝になってきます。
企業のマーケティング活動に役立つメディアは3つあります。
ひとつは今の「オウンドメディア」。
あとの2つは「ペイドメディア」と「アーンドメディア」です。
「ペイドメディア」とは、広告費を払って拡散するメディアのことです。
テレビやラジオ、紙媒体にネット広告など従来の広告も含まれます。プッシュ型のマーケティングですね。
「アーンドメディア」は、お客さんが感想や意見を情報として発信するメディアです。
口コミサイトやSNS、このブログもそうなりますよね。
アーンドとは「信頼を獲得する」という意味です。
オウンドメディアの特徴的としては、メリットは自社発信なので情報をコントロール出来ること。
デメリットとしては立ち上げても拡散力を手に入れるまで時間が掛かることと、作成にコストが掛かることです。
人の信頼と一緒で、一朝一夕では手に入らないので、オウンドメディアは長い時間をかけてじっくり育てるものなのです。
オウンドメディアはブログ風のものが今の主流ですね。
もちろんしっかりと骨組みを作り、メニューに沿って作る一般的なサイトも健在です。
ブログ風はページ単体で完結するので、バズる可能性が高いのもメリットと言える特徴です。
またコンテンツの管理も容易です。
デメリットとしては、ある程度の頻度で情報発信をしないと寂れた感が出てしまうこと、ある程度の記事の量産が必要になる事があります。
その辺は使い分けで良いかと思います。
コーポレイトサイトと別ドメインである必要もありません。
コーポレイトサイトの一部として機能させることも可能です。
サイトの評価はコンテンツページ単体だけでなく、ドメインごとにも評価されます。
その為、オウンドメディアをコーポレイトサイトのサブディレクトリ配下に設置するとドメインの評価を上げる事も可能です。
しかし、その場合デザインの統一がないと閲覧しているユーザーの混乱を招くので注意が必要です。
サイトの評価を上げるSEOをやってみよう
コンテンツマーケティングにはたくさんのテキストが必要です。
動画もサイトの評価を上げるのに威力を発揮しますが、検索エンジンは今でもやはりテキストが中心になります。
マナブさんも言ってましたが、「文章を書く作業」よりも、「その前の準備」の方が重要であったりします。
文章の目的、ターゲットの絞り込み、検索キーワードの策定などを決めていきます。
まず何よりも大切なのがタイトルです。検索エンジンのクローラーもタイトルから入ってきます。
構成を決めながら、流れを決定したらそれに沿ってタイトルを決めていきます。
ドラマチックにしようと、「驚きの結果!なんと重要なのは…!」という引っ張るタイトルはクローラーには通じませんので、タイトルでネタバレが必要になります。
ターゲットも重要です。ターゲットに届かないとコンテンツもネットのゴミと化してしまいます。
まずはターゲットによって届ける情報が変わってきます。
ここを押さえておかないと、安くて手軽なランチを探している人に、高級フレンチのディナーコースをオススメしてるような感じになってしまいます。
ターゲットによって使う単語も変わってきますし、文体も変わってくると思います。
ファッションサイトで「パンツ」と書くか「ズボン」と書くかで、ずいぶん印象が変わりますよね。
またweb記事は大切なことから書くのが鉄則です。
面白いネタだから、最後に驚かそうという構成はそれまでに離脱されてしまいます。
なので最初に結論を書きましょう。
多くのユーザーはスペックにも興味がありません。
スペックの羅列でなく、それによってユーザーにどのような利益をもたらすのか考えます。
1回の充電で72時間使用可能です→忙しい毎日で充電をし忘れても安心です
あのデザイナー〇〇を起用→洗練された自分をアピール
SEOを意識したwebサイトの制作
まずはユーザーの目的を満たす情報を掲載することが大切でした。
そこからSEOの観点での改善も必要になってきます。
まずはグローバルナビゲーションです。
これはwebサイトの全てのページに共通して設置されるリンクです。
グローバルナビゲーションの項目が決まったらその配下に入る細かい項目を設置していきます。
これはユーザーも見やすいし、検索エンジンにとっても「どんな情報を扱っているサイトか」がわかる構造になります。
「コンテンツマーケティングの手法88」を読んでやってみた
サイトのメンテナンスって重要でした
実践してみた3つのこと
- noindexを使ってみた
- パンくずリストを使ってみた
- block quoteタグを使ってみた
頑張ってサイトを作ってても、知識がないと逆にペナルティをくらったりしてしまいます。
なんてことなの…。
-
noindexを使ってみた
まずは「noindex」の使用です。
これは検索エンジンに「このページはインデックスしないでね」というものです。
せっかく書いたのに?
ページの中には、お客さんへの案内の都合で、お店の住所や電話番号だけ書かれたページなども存在すると思います。
お客さんには親切なページでも、検索エンジンが見ると「情報量の少ないペースでサイトの水増しをしてやがる」と判断される恐れがあるのです。
そうなると最悪ペナルティをくらってサイトの評価が下がってしまうのです。
なのでそんなページにはmetaタグのnoindexを使用します。
nofollow属性も合わせるのも望ましいです。
このサイトもそういうページにはやっておきました。
-
パンくずリストを使ってみた
パンくずリストも設置しました。
名前だけだとなにそれ?って感じですが、これが重要なんです。
このページの上の方にある
がむしゃぼん>情報>「コンテンツマーケティングの〜」
というやつです。
これがあると検索エンジンも情報整理がしやすくなるんですって。
小さいから気にもしなかったですが、やっておかないと!
-
block quoteタグを使ってみた
<block quote>タグも大切です。
これは引用を表す意味があります。
これを使わないと、外部から引用してきた時に、検索エンジンに「コピーコンテンツじゃん!」とみなされペナルティになります。
ただし、これも多用するとそのページ自体がコピーコンテンツとみなされます。
これはSEO目的というより、護身の為のタグですね。
最初は強調目的で使ってたのですが、これもしっかり目的意識を持って使うようにしました。
SEOってほんと難しいですよね…。
全てはGoogle神の思し召しって感じです。
しかし何もしないわけにもいかないので、この本を読んで是非やっておきたいところですね。
関連記事 この投稿も読んでみよう!
情報発信が成功すると企業だけでなく、個人でも無敵の力が手に入ります。
著書名 できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88
著者
出版社 エムディエヌコーポレーション