お坊さんの修行に学ぶていねいな生き方、暮らし方

 

この本を読むと得られるもの

禅宗の精神を学ぶ事が出来ます

提案されるプチ修行をこなすと新しい発見が出来ます

素敵な暮らし方を学べます

 

プチ修行をやろう!「お坊さんの修行に学ぶていねいな生き方、暮らし方」

心穏やかに暮らしてみた

 

著者の泰丘良玄さんは禅宗の臨済宗の僧侶です。

禅宗の修行は坐禅、作務、読経の三要素で成り立ってます。

 

坐禅は脚を組んで座るあれです。作務は掃除や庭仕事、読経は朝昼晩とお経を読む事です。

そして禅宗の修行道場は規則正しい生活をする事を徹底しています。

起きる朝4時から寝る夜9時までのスケジュールが細かく決められています。

 

でも、修行って何の為にするのでしょう?

これはまさしく自分の為です。

自分自身を見つめ直して、本来の自分自身を探す旅が禅の修行です。

 

自分自身で自分を救うのが仏教であり禅であります。

「世界の宗教」を知れば、文化も思想も大切にしているものもわかります

 

この本では、

一日でできるプチ修行

三日でできるプチ修行

一週間でできるプチ修行

一ヶ月でできるプチ修行

のレベル別にプチ修行が解説されています。

 

先日まで入院してたのですが、本を読み、瞑想もし、食事も健康的な生活をしていました。

こんな暮らしもいいなあと思えたので、この本の内容にも興味を持ち読んでみました。

 

ここでは、いくつかのプチ修行をピックアップして紹介しています。

詳しくは是非反対読んでくださいね。

一日プチ修行に取り組んでみた

テレビやスマホを見ない

もちろん禅の修行では、テレビもスマホも使えません。

普段身近にあるものが身近でなくなるのは、もちろん生活にも変化が生まれ、物事への考え方にも影響を与えます

このプチ修行では、一日だけ「テレビやスマホを見ない」というのを実施します。

 

できれば休日で、用事の無い日にやってみます。

用事があったりすると相手にも影響を受けて与えたしまうので、その後の生活にも影響の少ない日にしときましょう。

 

修行の方法はあります簡単でとにかくテレビとスマホを見ません。もちろんiPadもパソコンも使いません。

最初は何かと不便を感じるかもしれません。

ヒマを持て余すひともいるでしょう。

 

でもやってみると、意外と慣れてきます。

読書や趣味の時間にあてたり、何か作業に集中すると一日などすぐです。

家族と食事に行くのもいいですね。スマホも気にせず、会話も弾むかもしれません。

 

そうすると、今まで気付かなかったものにも気付き始めます。

スマホは便利なものですが、その有り難さを再認識するのも大切な事です。

 

寝る前にテレビやスマホを見ると睡眠の質問落ちるので、その効果も実感出来るかも。

一日外部との情報を遮断すると、改めて自分自身を見つめ直すことが出来ます。

リフレッシュできるのでやってみましょう。

 

徹底的に掃除をする

 

修行道場では掃除はとても大切です。

読経と坐禅以外はずっと掃除をしていると言ってもいいくらいです。

 

掃除はきっちり出来てるでしょうか?

僕は全然出来てません…。

少し面倒くさいと思われがちな掃除も、結構良い気分転換になるかもですよ!

 

このプチ修行はそんな掃除を徹底的にしてみるというものです。

大掃除は大晦日だけのものではありません。

 

禅の掃除は「日天掃除」と呼ばれ、毎日毎日繰り返し掃除をします

無限ループを毎日毎日欠かさずする事に、禅的な意味があるのです。

 

掃除はサボろうと思えば、全然サボれます。

すみが汚れてるのを、見て見ぬフリすることも出来ます。

しかし、そこで積極的に掃除していけるかどうかが、自分の成長に繋がります。

 

人が嫌がることや、自分がめんどうだと思うことに、どれだけ手を出せるかどうかです。

そしてこうした気持ちが、自ずと掃除以外の仕事や勉強にも影響を及ぼします。

トイレが綺麗な人は出世する。

この格言もそこからきたのかもですね。

 

一日を掃除のために使うのも良いかもです。

徹底的に掃除をする事で、見えていなかった自分の周りに気付く事が出来ます。

 

一週間プチ修行にも取り組んでみた

朝と夜の坐禅

このプチ修行では、坐禅をやってみます。

朝起きてなるべくすぐと、寝る前の時間です。

 

 

まずは脚を組んで背筋を伸ばして、肩の力を抜いて顎を引きます。

目線は1メートルぐらい先を見て、目は閉じません。

 

姿勢が整ったら、次は呼吸です。

お腹の下の丹田を意識して、そこからゆっくり吐き出し、そして空気を送り込みます。

これを1分に5、6回のペースで繰り返します。

 

呼吸が整ったら、最後に心を整えます。

坐禅中はなるべく何も考えないようにします。

しかしこれは非常に難しいので、あまりとらわれてもいけません。

 

僕はいま、毎日マインドフルネスに取り組んでるんです。

「マインドフルネス」で集中力や幸福感もアップ!毎日の習慣にしよう

 

説明を読んでると、基本は坐禅と同じかなって感じです。

違うのは最後の「こころを整える」ってとこです。

 

あ、でもマインドフルネスは気が散っても元に戻すことで脳が鍛えられるので、坐禅のも気になった事を無視する感じなんかも。

まだ効果は実感してませんが、続けてますよ!

 

間食をやめる

 

禅の修行にも、茶礼と言われる休憩時間があります。

その時にはお茶を飲み、多少の果物やお菓子なども食べるんですって。

 

でもその時と食事以外は一切食べ物を口にしません。

そんな感じでプチ修行をやってみましょう。

 

この前まで腸をやられて入院してしてたんですが、もちろん間食なんてありません。

それまでは腹が減ったらお菓子を食べる生活だったので、まるで別人生活です。

でも、やり始めるとこれもとくに苦労する事なく出来ますよ!

「お坊さんの修行に学ぶていねいな生き方、暮らし方」を読んでやってみた

プチ修行をやってみた

実践してみた3つのこと

  • 一日徹底掃除
  • 蝋燭の明かりで生活してみる
  • 規則正しい生活をしてみる

ロウソクの明かりで生活するというプチ修行もやってみました。

ロウソクというかアロマキャンドルです。

 

夜は暗がりに近いような部屋の明るさです。

確実癒されます。睡眠の質も上がってるような気もします。

 

規則正しい生活プチ修行もやりました。

アップルウォッチにやる事を次々表示するようにしてtodo管理してます。

 

アイコンで次にやる事を結構細かく決めてやるんです。

ご飯→筋トレ→ストレッチは🍚💪🤸‍♀️という感じです。

次、次、という感じでこなしていけますよ。

 

心を穏やかに、当たり前に感じがちな事を改めて感謝する。

プチ修行オススメです。

是非本を読んで修行してくださいね。

関連記事 この投稿も読んでみよう!

当たり前をやめてみる!コミックエッセイ「やめてみた」を読んでみた

捨てる事で新しいものを取り入れる事が出来ます。意外なほど学びが多いですよ!

 

Audible トップ

 

著書名 お坊さんの修行に学ぶていねいな生き方、暮らし方

著者 泰丘良玄

出版社 学研プラス

 

オーディブル
最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて