「スッキリした朝に変える睡眠の本」を読んでやってみた
さて、あなたは何個当てはまるでしょうか?
いびきがある、起床4時間後に眠気を感じる。
やる気が出ない、注意力不足。
風邪を引きやすい、血圧や血糖値が高い。
休みの日に昼まで寝る、うたた寝をする。
ベッドに入るとすぐ寝る、目覚ましで起きる。
寝汗でびっしょり、起きると身体が痛い。
これ全部質の悪い睡眠のサインなんですって。
うああ、いびきもかくし、4時間後眠いし、横になった途端に寝てますよ…。
この本にはビシッと書いてあります。
睡眠は量ではなく質である!と。
睡眠不足も質の悪い睡眠もほんと良くないです。
頭の回転鈍くなるし、病気になりやすくなるし。
睡眠には実際悩んでたんで色々な本も読みました。今ではちょっとしたプロ睡眠ですよ。
どうすれば「スッキリした朝に変わる睡眠」をとれるのか
本書では睡眠のメカニズムや、疲れの原因となる行動についても詳しく解説されています。
睡眠をより良くする上で大切なので、是非本を読んで活かして欲しいです。
ここでは具体的な睡眠を良くする方法を書いていきます。
起床時間を統一する
遅く寝たから遅く起きるとかもダメです。それなら睡眠不足の方がマシだそうです。休みの日も同じ時間に起きましょう。
光で目を覚ます
目覚ましは音ではなく、日の出の光で起きるのが理想。
「明日は○時に起きるぞー」と意識するだけでもホルモンはそれに合わせて調整されるんですって。
朝、太陽の光を浴びる
体内時計をリセットする意味もあります。カーテンを開けるだけでも効果があります。外に出なくても室内で充分です。但しライトはダメ
朝食をとる
朝食取る取らない議論は健康関連の本を色々読むとぶち当たる、どっちやねん問題です。
とりあえず本書では乳製品、バナナの朝食を勧めてらっしゃいます。
鶏むね肉を食べる
鳥は長時間羽ばたく為に胸肉には抗疲労物質のイミダペプチドが多いんです。魚は泳ぐので尾の部分に豊富に含まれています。
激しい運動はダメ
疲れさせて寝ようと激しい運動をするのは逆効果。ストレッチなどの軽い運動は助けになります。
15分の昼寝
長い昼寝は夜の睡眠を妨げるのでダメです。時間も15時までにしましょう。
10分程度の昼寝は午後の行動力を回復させるそうです。
夕食後は夕焼け色の照明にする
蛍光灯よりも白熱灯。出来る限り暗くして過ごすのが良いです。
間接照明とか良いみたい。
寝る3時間前に食べない
内臓が活発化するので疲れが取れにくくなります。
寝る1時間前にリラックスタイム
ヨガとかストレッチとか音楽聞いたり瞑想したり。ただし動画を観るとかはダメ。脳が興奮します
寝るとき以外はベッドで寝そべらない
布団の上で本を読んだりもしないこと。場所と行動は一致させると、脳が「布団は寝るとこだー」と認識するそうです。
スマホなど画面を見ない
これ一番効果的だそうです。上記の脳の興奮もありますし、画面の明るい光は脳に昼間だと勘違いさせてしまいます。
「スッキリした朝に変わる睡眠」は欲望との戦い
よし、睡眠を良くするコツはわかった。やっていくぜ。
上記の全てをやりました。生活がガラッと変わるよね。
目覚ましは太陽の光でなるべく起きたいのですが、アップルウォッチの振動で起きるようにしました。
ちょっと寝坊が怖いし、音よりも振動は寝起きは良くなるのだそうです。
夜の明るさ調整と起床時間の統一が効果的だった
特に効果を感じたのが、夜のライトと起床時間の統一です。
夜、電球一個のライトで過ごすと眠気までスムーズになったような気がします。
起床時間を統一すると、寝起きだけでなく1日のリズムが整えられるような感覚です。
逆に今でもなかなか習慣化しないのは、寝る3時間前に食べないってのと夜のスマホ。
仕事遅いんで、帰ってから食べないようにしたいのですが、空腹に負ける…。仕事中にちょこっと食べるようにしたらいいんかな。
スマホはもう金庫にでも入れて海に沈めないと触ってしまうのね。
ブログ書いたり、Tシャツのイラスト描いたりする為にスマホもiPadもフル稼働しております。ダメだ。
でも、睡眠に気を付けてから昼間の睡魔も減ったし、起きてしばらくボーッとする時間も無くなったので良かったと思います。
医学関係は一個の論文でそれまでの通説がコロっと変わったりするので、なるべく新しい情報を多数チェックするのが吉です。
是非この本と他の本も読んで試してみて下さい。
著書名 寝ても寝ても疲れがとれない人のための スッキリした朝に変わる睡眠の本
著者 梶本 修身
出版社 PHP研究所