新世代CEOの本棚

時代を作るCEOのオススメの本たちを紹介「新世代CEOの本棚」

有名CEOのオススメの本って何か気になる

デキる人達ってどんな本を読んでいるのか気になりますよね。

この本は現在多方面で活躍するCEOがそれぞれのテーマでオススメの本を紹介するものです。

どなたが何のテーマで紹介してるのか順番に見てみましょう。

 

まずは堀江貴文さん。やっぱホリエモンがトップバッターなのね。

テーマは『「ノーベル賞科学者のプロデュース術」を学ぶ』

ビジネスのヒントになる理系の本から、ノンフィクションまで幅広く紹介。アウトプット方法も伝授してくれます。

堀江貴文さんの著書

 

次に森川亮さん。 現C channel CEO。元LINE CEOです。

テーマは『自分の脳を「だます」本で、判断能力を研ぎ澄ます』

自身も「シンプルに考える」という本を書かれていますが、経営者として自分を磨く本を色々紹介されてます。

 

3人目は朝倉祐介さん。ミクシィ元CEOです。

テーマは『組織の「グチャグチャ」は歴史本で擬似体験」

30歳でミクシィCEOに就任。在任中にモンストをヒットさせ、どん底だったミクシィは奇跡の復活。その修羅場を乗り越えるのに役立った本とは?

 

4人目は佐藤航陽さん。メタップスCEOです。

テーマは『「感情」「経済」「テクノロジー」で未来を俯瞰』

人工知能を活かしたフィンテックの最先端のビジネスを展開されてます。ゲノムと宇宙に注目する根拠とは?

 

5人目は出雲充さん。ユーグレナ社長です。

テーマは『ドラゴンボール「仙豆」からユーグレナを着想』

なんと仙豆からヒントを得てミドリムシを事業化されたのです。さらにある本でノーベル平和賞受賞者の弟子にもなったお話。

 

6人目は迫俊亮さん。ミスターミニットCEOです。

テーマは『「とりつかれた読書」から見えてきたもの』

29歳で老舗企業のトップに抜擢されます。経験不足を補うために食費と睡眠を削って本を読みまくってこられました。

 

7人目は石川康晴さん。クロスカンパニー元CEOです。

テーマは『倒産ききを救ってくれた、松下幸之助の「商売心得帖」』

色々あった氏ですが、その経営哲学からは学ぶものが多いです。本からヒントを得たら瞬時に反映されてます。

 

8人目は仲暁子さん。ウォンテッドリーCEOです。

テーマは『「採用」「解雇」の二大難問に答えてくれた本』

国内最大級ビジネスSNSを展開するCEOは、ジョブズなど多くの創業者の本から学んできました。

 

9人目は孫泰蔵さん。Mistletoe CEOです。

テーマは『「ワンピース」はチーム経営の最高の教科書』

孫正義さんの弟で、ガンホーなど多くの起業をブレイクさせた泰蔵さん。なんと経営理念を支えるのはワンピース!

 

最後は佐渡島康平さん。コルクCEOです。

テーマは『ストーリーづくりは「観察力」が9割、「想像力」が1割』

「ドラゴン桜」「宇宙兄弟」などヒット作を世に送り出した名編集者はどんな本が愛読書なのでしょう。コンテンツビジネスの未来に迫ります。

 

以上10名のCEOたちの本が紹介されてます。

テーマからどんな本が紹介されてるか想像するのも面白いよね。

 

ここでは、佐藤航陽さんの本棚を要約して掘り下げていきます。

他の方の本棚は下にまとめておくので、是非読んでくださいね。

CEOの本棚をのぞいてみよう

佐藤航陽さんの本棚

仮説を検証し、これからの2割を見つけ出す

佐藤さんにとって本の情報は、あくまで仮説を立てて、その仮説が正しいかを検証するためのものです。

なので、本を読んで実践してみることがワンセットになっています。

何かを知りたいと思った時は関連書籍を大人買いして、1週間ぐらいこもってガッツリ読むそうです。

アポイントも入れず朝から晩まで読むんですって、すごい。

 

アマゾンで検索したら上位の5、6冊を買って重要な部分をササッと読み概要を掴んでから、気になった著者の本をさらに買われます。

逆に知りたいことがない時は、本は全く読まず実践に集中されます。インとアウトがはっきり分かれてるんですね。

定期的に花に水をあげるように、脳に本を与えて凝り固まった脳をほぐすイメージで読書されてます。

 

本を読み始めたのは会社を立ち上げてからで、自分の知識のなさに気づいたからです。

最初はビジネス関連の本を集中的に読まれました。

特に勉強になったのがジェフリー・ムーアの「キャズム」のシリーズ。

本に出てくる話がことごとく佐藤さんの現実とリンクして、これ自分のこと書いてるんじゃ?と思うほど。

たまたま正解を選んだからよかったものの、別の選択肢を選んでたら…と考えさせられるものも沢山あり、もっと早くに出会えてたらと思う本の1つだそうです。

 

ここ5年ぐらいは、本で読んだ内容を自身の事業で試して、すぐ本当か嘘か分かるようになったそうで、フィードバックのスピードが格段に早くなりました。

気になった本をつまみ食いして、使えそうなことはすぐに取り入れてらっしゃいます。

例えば「ブラック・スワン」を読むと、不確実性やリスクがどういったものかが分かります。

 

事業でも投資でも、安全牌ばかりを選んでいるとそれ自体がリスクになってしまう。

8〜9割は計算できるものに投資しつつ、残りは自分でもよくわからないけど、やってみたい事業に投資する。

これはGoogleの20%ルールにも繋がってますね。

Googleを創った天才2人とそれを見守る天才「How Google Works」

 

「新ネットワーク思考」が示すように、人間は最も古くて実績のある選択肢を選んでしまうので、どうしても「偏り」が生じてしまいます。

その「偏り」をスムーズに見つけることが出来ると、素早く市場を押さえる事ができます。

だからマーケットのデータを全部集めて分析し、2割となるものをいち早く見つける事が大切だそうです。

 

人間の感情を知る

佐藤さんのメタップスは現在世界8か所にオフィスを構え、従業員の6割は外国人です。

そういう環境で働いていると、いかに自分が日本人的な発想で物事を見ていたかわかるそうです。

 

カルチャーの異なる人たちと仕事をするようになって、人間のもっと根源的な共通点、感情のメカニズムや歴史のパターン、資本主義のダイナミズムに興味が湧いたそうです。

人間の感情という点では、突出した人物がどのような感情で動いていたのかを知りたくて、伝記を読むようになりました。

 

例えばウィキークスを創設し、米国の外交機密文書を暴露したジュリアン・アサンジの自伝を読めば、彼の能力のエゲツなさがわかります。

その一方で、経済的な成功を手にしているわけでもない。

そこに彼の一本筋の通った生き方が垣間見えます。

 

日本人では「田中角栄」が面白いそうです。

なぜ角栄が全くのゼロからあんなスピードで総理大臣になったのかがわかります。

世の中は嫉妬とそろばんで動くという話も出てきます。これは人は感情とお金で動くという事です。

お金を受け取る相手の心理まで考えている角栄の人心掌握術の凄さがわかります。

「人をひきよせる天才 田中角栄」多くの格言から学ぶ人心掌握術

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幻冬舎

 

未来予測でしか差別化できない

数年前に流行った「リーン・スタートアップ」、は変化のスピードがあまりに速くなったので、役に立たなくなってきたそうです。

情報と資本の流動が早すぎて、変化に対応して早く行動したつもりでも、既に時代遅れになってしまうのです。

 

その為、未来を見通す力が重要になってきました。

佐藤さんは未来予測には3つのベクトルがあると仰います。

人間の感情と、経済(おカネ)と、テクノロジーです。

 

人間の感情については、前述の通り伝記などで理解を深めます。

おカネについては、資本主義やマネーの歴史を解説した本で勉強します。

中でも、「貨幣論」は昔の本ですが、その時点で電子マネーがどうなるかをかなり正確に予測していて衝撃的な1冊です。

 

ビジネスというのは、そもそも99%の人が負ける世界です。上位1%が総取りする世界なので、他人と同じ事をしている時点で勝ち目がありません。

未来を見通すのに最も効果があるのがテクノロジーに対する理解です。

長い時間軸で情報を得るなら、本は最強の情報源です。

コンピュータの黎明期から現在までの歴史を知っておけば、先の展開が読めて用意も出来ます。

例えば「テクニウム」を読むと、テクノロジーの歴史を俯瞰しつつ、今後の方向性が読み通せます。

マクロウィキノミクス」はインターネット時代のコラボレーションの在り方について深く学べます。

 

これから先どのテクノロジーに投資するかは極めて重要な判断です。

人工知能が発達すると、結局エンタメしか残らんなーって思ったら、コンテンツ産業にシフトします。

ハードにくっつくなら自動運転です。

 

いつの未来になるかはわかりませんが、シリコンバレーの有力企業はみな全て宇宙やゲノムへの投資を強化しています。

タイミングを逃さないためにも、そういう動きは押さえておきましょう。

 

リサ・ランドールの「宇宙の扉をノックする」は宗教から科学までに触れてて、入門書にぴったりです。

難解な相対性理論については、「相対性理論を楽しむ本」が面白く名著です。

「新世代CEOの本棚」を読んでやってみた

賢い人の本の話は面白い

どの人もめちゃめちゃ勉強されてます。当たり前か。

ただ単にオススメのタイトルを教えてくれるだけでなく、経営にどう活かしているのかもわかるのが面白いですね。

 

順番に気になるのを読んでいきます。

各CEOの本棚は本でチェックして下さいね。

Audible トップ

 

著書名 新世代CEOの本棚

著者

出版社 文藝春秋

 

オーディブル
最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて