定年後はスキルを活かして「大人の週末起業」もちろん若いうちから準備しておこう!
自分で稼げる力を身につけると安心で楽しいです
この本を読むと得られるもの
- 週末起業とは何かを学べます。
- 起業までのステップを解説してもらえます。
- どんな事を仕事にすればいいのか分かります。
「週末起業」という言葉を知ってますか?
この本の著者、藤井さんが20年前ほどに提唱された言葉なんですって。
当時は景気がどん底。リストラや倒産で苦しむ日本のサラリーマン。
そんな時代に週末起業は支持されたそうです。
当時は起業というと、まさに清水の舞台レベルの決心が必要でした。
なので、週末だけ起業するという発想はまさに目からウロコだったんですね。
時は経ち、世の中は人生100年時代となりました。
定年を迎えた人たちが新しい苦難に悩んでいます。
稼ぐ手段がないまま、人生がダラダラと続くのです。
まさに「稼ぐ力」が必要になったのです。
その為には、やはり「週末起業」に行き着きます。
会社にいるうちから、稼げる力を準備するのです。
もちろん、30代、40代もやるべきです。
他人事ではないのです。準備は早いに越したことはありません!
この本では、
- 人生100年時代の衝撃
- 「稼ぐ力」で生き残る
- こんな定年後はイヤだ!
- 小さな起業を成功させる!「大人の週末起業」
- 「大人の週末起業」はこうやる!準備編
- 「大人の週末起業」はこうやる!実践編
- 起業のやってはいけない!10のタブー
という項目で丁寧に解説されてます。
ここでは、週末起業を立ち上げるまでの流れをざっくりと要約しています。
詳しくは是非本を読んでくださいね。
週末起業のススメ
周りの定年くらいの年齢の方たちと話すと、ほぼ確実に
「十分働いたし、もう働きたくない」
と仰います。
仕事は苦行であると思ってらっしゃるのでしょう。確かにそういう時代でした。
しかし堀江さんも言ってました。
我慢とは無縁の仕事の時代がやってくるのです。
好きな事をして、人に感謝されるんです。
間違っても、つまらない仕事を続けて、若い人たちの足を引っ張るのだけは避けるべきです。
「かと言って、今更起業なんて出来ないよ。危険だよ」
これも言われます。
いえ、なんか上場企業を作ろうとか、そんな話と思ってますね、あなた。
フリーランスというイメージの方が近いと思います。
フリーランスと聞くと、お金も掛からなそうだし、いけそうですよね。
経験も豊富なので、講師をしても、コンサルをしても、執筆をしても価値を提供出来るはずです。
もちろんすぐには稼げませんので、会社にいるうちに準備するのです。
どんなに本を読んでも、セミナーに参加しても、稼ぐ力は身に付きません。
稼ぐ力を身に付けるには、少額でもいいので、自分の力だけで実際にやってみるしかありません。
どんな事しようかなって時は、本業の中で問題を見つける方法もあります。
問題意識がありながらも会社の事情で出来ない事を、多くの人が週末起業にされてるのです。
これだとスキルの転用が出来ますし、問題意識がネタの宝庫とは、リクルートの本でも書いてました。
お金をかけてはいけない
週末起業にお金をかけてはいけません。
事務所なんて借りないし、人を雇うなんてダメ、絶対。
ましてや借り入れてやるなんて言語道断。リスクは小さく小さくです。
ぶっちゃけた話、お客様からお金をもらうことはそんなに難しいことではありません。もちろん大きなお金は大変ですが。
面白かったり役に立てば、結構あっさりお金を払ってもらえます。
会社員の方がめっちゃ大変です。
やりたくもない事をきっちり拘束されてやらされるでしょ。
もちろんフリーランスでもやりたくない事はあるでしょうが、むしろやらないといけない事と言えます。
週末起業をやってみよう!
「大人の週末起業」の始め方
無理なく始める大人の週末企業。
大切なのは「プラス思考」と「行動力」です。
軽い気持ちでサクッとやっちゃえばいいんです。
「大人の週末起業」では、次の7つのステップを踏んでいきます。
- 決意する
- 専門分野を決める
- 専門家を名乗る
- 情報を発信する
- 人を集める
- 相談に乗る
- 成約する
このステップがわかっていると、「次はあれをやらんとあかんな」と分かりやすくなります。
手順が分かっていると効率の悪い無駄な時間もなくなります。
まずは決意ですね。
人生100年時代、今が決断の時!と心を決めちゃいましょう。
人はどうしても緊急性がないことは後回しにしてしまいます。
そうならない為にもまずは決意です。
決意を固めたら、計画を立てましょう。
やりたい事を過去に遡って探してみます。ヒントは過去にあるんです。
それにはこの「やりたいことの見つけ方」という本が詳しく書かれています。
頭の中で考えるのではなく、実際に書いてみましょう。
アイデアノートは常に持ち歩いた方がいいです。人と話してるとまじで唐突にアイデアって貰えるんです。
僕も手帳は毎日持ち歩いてます。
「こんなんしょーもないな…」とか「こんなの俺には無理かな」とか先入観はいりません。
なんでもお金にする方法は見つかります。
見つかったら「専門分野」として決めます。
定年まで勤め上げる人生の中で「知識」「能力」「実績」は得てきたはずです。
それを活かしてお客様の問題解決をしていきましょう。
自分がサラリーマンとしての経験からでも、今まで打ち込んできた趣味やこだわりの中にも「スペシャリスト」の種はあります。
組み合わせて考えれば最強です。
よし。では、決まったら「専門家」を名乗りましょう。
そこらへんにある専門家を名乗ってもしょうがないので、自分のビジネスモデルを他人にイメージしてもらえるようなものにしましょう。
資格の名前とか肩書にすると最悪です。一括りにされるし、相場も決定されてしまいます。
「大した事ないのに名乗って、相談に来られたらどうするの?」
心配いりません。誰も来ません。
逆に相談に来られたら、めっちゃ美味しいマーケットを見つけたという事です。
どれがいいか迷ってるなら、とりあえず全部名乗ってみるのもいいと思います。
違うかったら看板を付け替えてばいいだけです。
プロフィールを考えて、SNSやブログにもアップしましょう。
名刺も作ったりとか、専用アカウントも開設しちゃいましょう。
次はお客様を見つけましょう。
と言っても、電話営業とか、DMを送りまくるとか、仕事をくださいと頭を下げて回るとか、絶対してはいけません。
なぜなら「スペシャリスト」ではなく「営業マン」としてお客様は認識してしまうからです。
そんな人にわざわざ相談はしません。
週末起業においてスペシャリストは「先生」と呼ばれる事を目標とします。
「待っててもお客さんは来ないでしょ」
その通り。待ってても来ません。待つのではなく「呼び込む」のです。
あなたの専門知識やスキルを必要としている人を集めて、お客様の方から「売ってください!」と言わせるのです。
それには次の手順です。
- 自分の専門分野に関する情報を発信する
- 情報の受信者向けに講習会などを開催し、参加してもらう
- 希望者の個別相談に応じる
- 相談に乗りながら、相手からコンサルの依頼をされる
これです。
「いやでも、こんな上手くいくんかいな?」
情報発信はブログやメルマガだけでなく、書籍や雑誌でも発信します。
そこに集まってくる人たちは少なくとも、その専門知識に興味のある人たちです。
専門分野で検索した時に、上位になるように頑張りましょう。
顔や名前も出した方が、信頼度はグググっと上がります。
そこで人を集めてみましょう。ツアーでもセミナーでもオンラインサロンでもなんでもいいです。
今までのような一方通行ではなく、対話ができればOKです。
そして個別相談も引き受けましょう。
ポイントは相談を受ける段階でコンサルティングのメニューを用意しておく事です。
向こうからお願いされた時には、速やかに対応できるようにパッケージにしておきます。
流れはこんな感じです。
めっちゃ要約したので、是非とも本で復習してくださいね。
「大人の週末起業」を読んでやってみた
人生100年時代は楽しみすぎる
実践してみた3つのこと
- 名刺を作ってみた
- 情報発信を増やしてみた
- 開業届を提出してみた
好きな事を仕事にできる時代がやってきます。
もちろん大変なんでしょうが、楽しみすぎる。もう大人の週末起業待ったなし。
すぐにでも始めましょ。一緒に頑張りましょ。
まずは早速名刺を作ってみましたよ。
印刷は「ラクスル」にて発注しました。
iPadからもあっさり発注できて、なんて簡単なんだ。
そして情報発信ね。
マイクを買って、音声メディアにも投稿してみようかと思っています。
毎日更新にしようと思ってますが、まだ録音も出来ない状態なので、ちょっと時間かかるかも。
編集の手間を減らせば毎日もできるかな?って感じです。
そしてせっかくなんで、開業届も出してみました。
個人事業主になりました。会社員なので納税は青色でします。
職業はデザイナーで、業務内容は動画、メディア、執筆、コンサルとかにしました。
なんか楽しいので、是非皆さんもこの本読んで週末起業してみてくださいね。
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事務所はもちろん自宅です。
在宅勤務のノウハウも学びましょう。
著書名 大人の週末起業
著者 藤井孝一
出版社 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)