「日本一稼ぐ弁護士の仕事術」ちょっとの意識の変化で人生はがっつり変わる!
意識を変えると習慣も変わるし運命も変わる
この本を読むと得られるもの
仕事や生活の上での上手くいく意識の持ち方が身に付きます
稼ぐ人はどのような思考なのか教授できます
人生の楽しみ方が変わります
著者の福永さんは弁護士であり、実業家でもあり、冒険家でもあります。
…冒険家?!
福永さんは稼ぐ事自体を大切には思っていませんが、人々の悩みを解決し、評価される事が稼ぐ事に繋がるのも事実であると考えておられます。
「稼げない」とは評価されていないという事で、やり甲斐や世の為みたいな自己満に逃げがちになります。
二宮金次郎も「経済なき道徳は寝言である」とさえ言っています。
福永さんは独立2年目にして、ただ一人で課税所得5〜10億円の、弁護士では日本一稼ぐ人になりました。
独立3年目からは冒険家として仕事以外にも熱中されてます。
世界七大陸最高峰の山頂、南極点への到達を達成されました。
冒険家グランドスラム達成まで北極点到達のみとなっています。すげえ。
仕事も、趣味や遊びでも多くの自己実現を果たされ、楽しい人生を送っておられます。
でも本人は特別なスキルがあったわけでは無いと仰ってます。
幼い頃から病弱、高校は常に平均以下、大学も特別有名な学校でもなく、卒業後はリフォーム営業で怠惰な仕事をするのみでした。
その後フリーターとなり、不甲斐ない毎日です。
もちろん「このままでいいのか」と思うようになります。
その後、漫画のカバチタレ!をきっかけに法律の世界に興味を持たれました。
人生をやり直す為に勉強し、ロースクールに進学されたのです。
本には「新しい事にどんどん挑戦して熱中しよう」「挑戦への不安をなくし、楽しみを感じよう」など書かれていて、みんな何度も意識はしています。
それでも人は辛い事は避けるし、飽きるし、姿勢を貫く事も出来ません。
大切なのは、抽象的な考えを、日々自分に言い聞かせられるツールにまで落とし込むことです。
具体化的に言語化し、日々の行動指針にしていくことです。
この本では、
日本一稼ぐ弁護士の「仕事」の考え方
日本一稼ぐ弁護士の「仕事」のやり方
日本一稼ぐ弁護士の「人生」の考え方、楽しみ方
の項目で、意識を変える為の助言をして下さいます。
意識が変われば考えが変わる。
考えが変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば性格が変わる。
性格が変われば人格が変わる。
人格が変われば最後に運命が変わる。
まさに意識を少し変える事が、すべてを変えていきます。
ここでは、仕事の取り組み方について要約します。
実戦的な知識の詰まった本です。是非読んでみて下さいね。
熱中出来る仕事の探し方、取り組み方
ドリアンようかんは好きか?
熱中できるものがない、やりたい事が見つからないという人に、福永さんは
「ドリアンようかんは好きか?」
と質問されます。ほとんどの人は「食べた事なきから、好きかどうかもわからない」と言います。
そこで好きなたへよのを聞くと、みんなそれぞれ答える事が出来ます。
つまり過去に一度でも食べた事がないと、好きかどうかもわからないのです。
仕事や他のことも同じです。
自分の得意分野はこれだと決めてしまい、他の分野を避けていたら、複数の分野で発展した仕事で楽しめることは起きません。
いくら説明を聞いても、食べずにリンゴの味は理解できません。
成功の秘訣は「忙しい」と言わないこと
福永さんの成功の秘訣を聞かれると、
「3年間一度も「忙しい」と言わない生活をすること」
と答えています。
なぜなら、新しい事に挑戦するのを断る理由で一番多いのが「忙しい」だからです。
しかも「忙しい」の理由には中身も伴っていません。
同じように「疲れた」「無理」「体調がイマイチ」も使わない言葉にします。
様々な挑戦や誘いを一旦受けてしまって、タスクをかき集めた上で、どうやってやりくりしようかと考えていきます。
すると、活動時間そのものを増やす事を考えたり、時間の効率化を図ったりするようになります。
時間は「ゴムボール」のようなもので、「一日という箱」の中で満タンに詰まっているように見えても、新しいボールを押し込むと意外と箱に納まってしまうものなのです。
今日から3年間、一度も「忙しい」と言わずに生活をしてみましょう。きっと性格そのものが変わり、周りからの評価も変わり、人生も大きく変わるはずです。
よし、言わずにやっていくぜ!代わりに「余裕」を口グセにしよう。
仕事の対価を自分なりに決めてみる
「仕事の対価は報酬と経験である」
「プロフェッショナルマネージャー」という本に出てくる言葉です。
これを意識してると、「給料が安い」というような、報酬面だけで仕事への満足度が左右されなくなります。
なるほど、確かに。
自分で設定した価値のどれかが満たされている事を意識すれば、楽しく思い切り取り組む事が出来ます。
仕事には本質的な価値として、
- 経済的価値
- 自己実現価値
- 社会的価値
の3つがあります。
世の中にはお金を求める事が悪のような考え方が存在します。
しかし、実際には相手を想う気持ちや信念が無いとお金を稼ぐ仕事すら出来ません。
社会的価値は経済と自己実現を満たし始めると芽生えてきます。
やっぱり心の余裕から生まれるんですね。
スピードは最強の武器となる!
何かに挑戦しようと思い立っても、専門的な知識や特別なスキル、経験が無いという思いで断念する人もいます。
しかし、誰よりも丁寧、誰よりも顧客と感情を共有するといったことでも十分な訴求力になります。
中でもスピードは誰でもすぐに手に入る武器です。
福永さんの先輩にスタープレイヤーとも言える人がいました。
その人はいつでもすぐ海外出張が出来るように、パスポートや着替えをいつも持ち歩いていたのだそうです。
福永さんもその話を聞いて以来、全てのメールに1時間以内に返信するようにしたそうです。
深夜でもメールが来たのがわかると、少し起きて返信します。
相手からすると本当に24時間働いているかのような感じですよね。
でもそんなメールは実際は週に1回あるかってぐらいです。そこに5分ほどの時間を掛ける程度のもの。
それでもこれは相手にエネルギッシュな印象を与え、小さな手間で大きな評価を得られて、とてもお得です。
「日本一稼ぐ弁護士の仕事術」を読んでやってみた
さすが冒険家。めっちゃ体力ある人やと思う
実践してみた3つのこと
- 反対意見は気にしないようにしてみた
- とりあえず選択肢はすべて試してみた
- 24時間フレキシブルにやってみた
確かにちょっと意識を変えるだけで、大きな成果が生まれるんやなと読んでて実感しました。
福永さんもフリーターから弁護士に挑戦する時、周りから反対されました。
不安になりますが、そんな時ある先輩に
「国内で最難関の試験に挑戦する人で、誰にも反対されずに、必ず受かるよとしか言われなかった人がどれくらいいるだろうか」
と後押しされました。
なるほど、確かにそうです。多かれ少なかれ反対されるもの。気にしていてはいけないな。
思い起こせば特に、出来なかった人ややったことない人に反対されるわ。
もちろん心配してくれてるからなんですが、そこは好意だけ受け取ってやるべきですね。
そしてじっくり検討して一つのことを試すより、スピーディーに3つ試そうともありました。
これは孫さんも藤田田さんもホリエモンもみんな言ってます。
60%成功する見込みなら試すべきであります。
もちろん失敗も増えていきます。でも失敗の経験を活かして次の挑戦をすれば良いだけなんですね。
僕もなんか色々やりたい事増えて、どれにしようか迷ってました。
複数の選択肢があって悩むくらいなら、全てやっちゃいます!
24時間を活動時間に充てるというのもやってみました。
これは24時間フルに活動しろなんていうトライアスロンではありません。
24時間フレキシブルに活動時間に充てるというものです。
翌日に仕事があるからと、早めに帰宅して休みを取るなんて生活をしていたら、歳を取るまでの7分の5は体調を整えて終わります。
明日が一世一代の大勝負の日ならまだしも、普段の出社日の為に制限してきたら何も変わりません。
なので朝でも夜でも、マラソンを完走した後でも誘いにはとりあえず拒否はしなくなりました。
この意識をちょっと変えるだけでフットワークはかなり軽くなります。
他にも本にはちょっと意識を変えるコツがたくさん書かれています。
これを全部実践していくと、人生めちゃ変わるかも。
是非読んでみて下さいね。
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こちらはオリラジあっちゃんの思考法です。全部やると人生は激変すると思う。
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