モチベーション大百科

 

モチベーションをコントロール出来たら何でも出来てしまいそう。その為には心理学が欠かせません。

モチベーションとは行動と感情のメカニズムだからです。

心理学を行動に取り込むと、脳をだまして思い通りの行動を起こす事が出来るし、コミュニケーションに活かす事も出来るのです。

「モチベーション大百科」行動経済学や実験心理学から学ぶモチベーションのメカニズム

モチベーションだけじゃない心理学全般が紹介されてます

この本を読むと得られるもの

  • 心理学の様々な実験が紹介されています
  • 普段の生活に心理学を落とし込む方法が学べます
  • コミュニケーションや目標設定にも心理学を取り入れる事が出来ます

 

よく聞く「モチベーション」とは、何なのでしょう?

そもそも存在しているの?

 

モチベーションは、どこからともなくやってきて、いつの間にやら無くなっています。

もし存在しているなら、思いのままに行動したり、動かない人も腰を上げさせる事が出来るのでは?

 

モチベーションとは、いわば「感情と行動のメカニズム」です。

この本では、

  1. 動機付けのモデルケース
  2. 人材育成のモデルケース
  3. 目標設定のモデルケース
  4. 意思決定のモデルケース
  5. 人脈作りのモデルケース
  6. 自己管理のモデルケース
  7. 発送転換のモデルケース

の項目で、主に行動経済学と実験心理学の見地から、人間の心理と行動について解説されてます。

 

ここでは、人脈作りのチャプターからピックアップしていこうと思います。

心理学って面白いですよね。

この本は非常にたくさんの実験と結果を紹介されているので、是非他の項目も読んでみて下さいね。

コミュニケーションに心理学を取り入れてみよう

返報性の法則

2人1組でニセの実験に参加してもらいました。

1人は被験者で、1人は仕掛け人です。

 

実験の休憩中に、パターンAの被験者には、仕掛け人がコーラを2本買ってきて1本あげます。

パターンBでは、何もしません。

 

実験後、仕掛け人は被験者に「私は個人的に宝くじを売ってるんです。宝くじを何枚か買ってくれませんか?たくさん買ってもらえると嬉しいです」とお願いします。

すると、パターンAの被験者はBの被験者に比べて、2倍の枚数のくじを買ったのです。

しかも、実験前の相手に対する好感度と、購入枚数には、相関関係がありませんでした。

 

つまり、好き嫌いの感情とは関係なく、人は何かをしてもらうと、その分返したい欲求がわくのです。

人の好意を無視する人だとは思われたくないという気持ちが働くのですね。

これを「返報性の法則」といいます。

 

こちらから見返りを求めず、先に「何かをあげる」という好意を示すことが、人間関係を築く基本です。

受け取る側になっても、「受け取る器」が試されます。

 

いちいちお返しをすれば、義理堅いけど窮屈にもなります。

感謝の気持ちを示しながら、頂けるものは何でも気持ちよく受け取る度量があれば、人生はおおらかに豊かになっていきます。

「神トーーク」で相手の心を満たせば人生は思い通り

 

模倣効果

レストランでウエイトレスが仕掛け人となりました。

パターンAは、注文を受けたら一語一句そっくりそのままに復唱します。

パターンBは、少しだけ言い回しを変えて復唱します。

 

結果、AはBより70%多くチップをもらうことが出来たのです。

つまり、相手の行動や癖をそっくり真似ると、相手は自分に好意を持ちやすくなるのです。

ただし、真似がバレると反感を買います…。

 

人間は進化の中で、信用できる人物を見極める為に、「自分に同調している人」を探す能力を身に付けました。

人と接している時に、さりげなーく試してみて下さい。

相手が水を飲んだ時に自分も飲むとか。

 

逆に相手の同調具合を見るのも面白いです。

こちらが頭をかいた時に向こうも無意識に頭を触るようだと、かなり影響を与えてることがわかります。

乾杯は相手と同調するから、気持ちがまとまるのですね。

 

初頭効果

被験者にAさんとBさんの2人の性格を次の順番で説明します。

Aさんは頭がいい、勤勉、直情的、批判的、頑固、嫉妬深い

Bさんは嫉妬深い、頑固、批判的、直情的、勤勉、頭がいい

 

同じ内容でも、順番を変えたのです。

被験者のほとんどは、Aさんに好感を持ちました。

 

つまり、先に掲示された性質は、後で掲示された性質を包括するほど強力な印象を与えるのです。

最初に与えた印象は、後で違う振る舞いをしても印象は変わりにくいとも言えます。

これを「初頭効果」といいます。

 

もちろんこちらから与える印象も同じです。

第一印象は意識して振る舞いましょう。

 

これはコミュニケーションだけの話ではありません。

最初に見せられた情報は、全体の印象を相手に思い描かせます。

例えば一日を振り返る時に、「良かったこと」から思い出すと良い一日として記憶に残ります。

PRやプロフィールは、一番強調したい事を最初に持ってくるのが鉄則です。

「心理学超入門」生活に心理学を取り込もう!悩みも不安も解決できます

 

スポットライト効果

被験者には奇抜なデザインのTシャツを着てもらいます。

その格好でグループの輪に入ってもらい、後からグループの何%が奇抜なTシャツに気付いていたかと質問してみました。

 

被験者たちの予想は平均して50%でした。

でも実際は21%だったのです。

 

つまり、みんな「他人は自分に注意している」と思っているけど、実際には他人は自分に注意を向けていないという事です。

人間は集団で生きる生き物です。

なので、自分以外の誰かにとって、どういう存在かという基準で物事を考えて生きる習性があります。

 

つまり人目が気になるってことですね。

あらゆる日常の行動が、人目によって突き動かされています。

 

しかし、自分が気にするほど周囲はなんとも思っていません。

向こうも同じように「自分が他人にどう思われているか」を気にしているからです。

他人を気にするほど余裕がないわけです。

 

だから、あの人に嫌われたかも、変に思われたかもと心配するのは時間の無駄です。

特別好きか嫌いかでもない限り、自分ごとのように他人にエネルギーを注ぎません。

 

どうせ誰も気にしていないんだから、やりたい事をやりましょう。

そう思うと余計な不安がなくなり、目の前の事にエネルギーを注ぎ込めます。

月に一度は冒険する日を作りましょう。

堀江貴文「時間革命」自分の時間を生きているか?ムダな時間を生きていないか?

 

段階的要請

仕掛人はボランティアとして各家庭を訪問します。

パターンAは、玄関先に「安全運転」の看板を設置させて欲しいとお願いします。

承諾率は17%でした。

 

パターンBは、最初に嘆願書に署名をお願いします。

ほぼ全ての家庭が承諾しました。

その2週間後に先程の看板の設置をお願いします。すると半数の家庭が承諾しました。

 

パターンCは玄関先に「安全運転」の小さなステッカーを貼らせて欲しいとお願いしました。ほぼ全ての家庭が承諾しました。

その2週間後に看板の依頼をすると、76%の家庭が承諾しました。

 

つまり、小さな行動を起こす事で、新しいアイデンティティは作られるということです。

 

人々はアイデンティティを持って行動しています。

自分らしい仕事には反応しますが、自分らしくない仕事には戸惑います。

 

しかし、この日アイデンティティは更新されます。

簡単に出来ることをたった一回お願いされただけで、「その仕事をする人」に変わるのです。

部下任せの上司も、動かない部下も、家事を手伝わないクソ夫も、無理を承知で「簡単なことを少しだけ」お願いしてみる価値はありますよね。

 

そしてこの方法は自分自身にも使えます。

例えば部屋が汚いなとげっそりしている時は、「机の上に上だけ綺麗する」と決めて取り掛かると、いつの間にか夢中になって片付けをやってます。

これは「片付けする俺」という新しいアイデンティティが確立されたからです。

 

周囲の環境を変えるのは大変ですが、自分のアイデンティティは簡単な行動ひとつで変えられます。

お願いは「ちょっとだけ」から初めてみましょう。

「モチベーション大百科」を読んでやってみた

目標を立ててみよう

実践してみたこと

  • 目標設定をしてみる

 

最近どうも行動が行き当たりばったりというか、計画性がないように自分で思います。

堀江さんの本とかでは、長期計画なんて要らねえと書いてありますが、短期目標は無いと迷子になってしまいそうになります。

 

モチベーションを上げる目標の立て方は、「難しいけど可能なもの」で、手順に意識を向けられるものなんですって。

また、誰でもいつでも同じように解釈できるような具体的なものです。

 

「もっとがんばれ」よりも「1日3回、ご飯食べる前にやりましょう」みたいな感じです。

それでいて、手を伸ばせば届きそうで、今のままじゃ出来ない距離感の目標です。

 

そういう目標が立てられると、無意識のうちに選択肢を増やすことになるんです。

選択肢が増えると「できればやりたくない」から「できるのにやらないのはもったいない」に気持ちが変わります。

目標って未来の自分を変えるためって思ってましたが、今の自分の感情を変えるためのものなんですね。

 

また、他者との競争は過信を生みやすく、自分との競争は意欲を生みやすいんですって。

なので、「あいつに勝つぜ」という目標よりも、自分の工夫でどうにかなる目標の方がいいんですね。

 

そして目標達成のカギは、「将来に対する期待」が持てるかどうかなんです。

なので「自分はラッキーだ」と常に考えるようにするといいんです。

神頼みってことではなく、その出来事に対してどういう意味付けをするかということです。

 

ラッキーと思いながら行動すると、脳もそのように働き出すので、今までなら気が付かなかったものにも気付くようになります。

実験でもラッキーだという人の方が、落ちているお金に気付くようになったんですって。

脳科学が教える「世界で通用する人がいつもやっていること」

 

また、目標は長期でなく短期的に細かく区切るほうがいいそうです。

人の脳は「期限が見えないと集中しない」ようにできているんです。

なので今年は〇〇する!という目標はイマイチです。

今週は〇〇する!を積み重ねる方が達成出来ます。

さらに言えばこの1時間は〇〇する!に細分化です。

 

よし、目標を立ててモチベーションを上げていこう。

皆さんも是非この本を読んでモチベ魔人になって下さいね。

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著書名 図解 モチベーション大百科

著者 池田貴将

出版社 サンクチュアリ出版

 

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