瞑想ことマインドフルネスはGoogleでも取り入れられいる訓練です。
マインドフルネスを続けると前頭葉が鍛えられて集中力や安心感、効率的な睡眠など数多くの恩恵があります。
これはやらない手はありません。ここではメンタリストDaiGoさんの瞑想法を教わります。
「マインドフルネス」で集中力や幸福感もアップ!毎日の習慣にしよう
メンタリストDaiGoさんの瞑想法
この本を読むと得られるもの
- マインドフルネスの基本を学ぶ事が出来ます。
- 宗教や学術的など多様な視点で知る事が出来ます。
- 科学的にもマインドフルネスへの理解が深まります。
仏教瞑想と聞くと、「何かが見えるようになりました」「霊との交信をしています」みたいな人が浮かんでしまいます。
それで「瞑想うさんくせー」と思うのはもったいない!
瞑想は基本的に科学的なものです。
1日20分の瞑想で前頭葉が鍛えられて、共感力が向上し、8週間続けると感情や情動を司っている扁桃体に変化が現れるそうです。
この瞑想をやらない訳にはいきません。
この本では、
- メンタリストDaiGoインタビュー
- マインドフルネスの実践と理論
- 日本における臨床医療の現場でのマインドフルネス実践を先導するクリニックの試み
- グーグルのマインドフルネスを体験してみる
- ビジネスパーソンも注目するマインドフルネスプラクティス
など、他にも多方面から多くの人のインタビューを集めたムック本です。
瞑想は奥が深いなあ。
ここではDaiGoさんのインタビューと、Googleのマインドフルネスをやってみました。
かなり読み応えのある一冊です。
ぜひ読んでみてくださいね。
メンタリストDaiGoとマインドフルネス
瞑想の効果はどう?
DaiGoさんはニコ生でも瞑想の話を良くされてます。
特に好きなのはこの歩行瞑想の回。最強やん。
DaiGoさんはシンプルに科学的に根拠のある瞑想を中心にやってらっしゃいます。
意志力研究の論文を読んで、瞑想の凄さに気付かれたそうです。
意志力と集中力は同じ概念です。前頭葉の力のことを意志力と言います。
瞑想中にリラックスしやすいのは、副交感神経が優位になっているからです。
負の感情をコントロールする前頭葉の部位が大きくなるので、心理的にポジティブにもなります。
デヒドロエピアンドロステロンという脳の成長を促し、免疫力を高める物質があります。
瞑想によって、この物質の分泌量が40〜90%増えるとも言われています。
他にもダイエット効果もアンチエイジング効果もあります。
瞑想どんなけすごいんですか。
でも、瞑想は基本的に1日に20〜30分やらないと効果がないそうです。
DaiGoさんは瞑想を始めてから、集中力が上がったそうです。
余計なことが気にならなくなり、決断力も上がったので、本当に大切なこと以外には振り回されなくなりました。
物欲も無くなりました。
と言ってもDaiGoさんは書籍に多い時で月100万ぐらい使われるので、それ以外に興味が無くなったという感じです。
時計や車などのある意味嗜好品に興味がなくなったんですって。
まさに瞑想は「前頭葉を鍛える為の科学的なトレーニング」ですね。
楽に生きるとは集中して生きるということ
般若心経とは「楽に生きられる方法」を伝えたものです。
瞑想もまさにこれです。
楽に生きることは、集中することであるとDaiGoさんは言います。
心理学者のミハイさんは「フローに入っている状態が一番幸せである」と証明しています。
DaiGoさんが集中力を上げるために瞑想しているのも、それにより人生をより充実させて楽に生きるための方法だからです。
一日の中でも結構長い時間DaiGoさんはフローの状態に入っています。
それはフローを妨げるものを、環境から排除しているからです。
余計なものは全部捨ててしまえばいいのです。
「捨てる」というのは、瞑想ととても関係があります。
瞑想とは特定の何かに集中するための技術です。
瞑想では何かに注意を向けて、注意がそれたら元に戻す、ということを繰り返します。
環境も同じで、「これがあると気が逸れるなあ」と思ったら、捨ててしまえばいいのです。
お寺で掃除をする修行がありますが、あれも集中力を削ぐものを減らしていく作業ではないかと思います。
本当に大切なのは「いらないものをどう捨てるか」ではなく、「いるものを捨てる技術」の方です。
世の中はものに溢れていますが、自分にとって本当に大切なものは、ほんの少しです。
ちょっと良いものはめちゃめちゃあります。そのせいで本当に良いものがどこにあるかわからなくなります。
ちょっと良いものをいかに捨てるかが大切です。
本当に集中すべきものを見つけて、それに全てを集中する、集約させるというのが瞑想の極意です。
片付けでも、人間関係でも、仕事でも悩みは同じです。
大事なものだけを選択していけば、フロー状態が長く続くので楽しく生きられます。
宗教と瞑想
DaiGoさんの瞑想には宗教的要素は入っていません。
しかし、ブッダが、
「自分で瞑想すれば悟りにたどり着く。瞑想によって悟りの境地から答えが見えるようになる」
と言っているのは、前頭葉がガンガンに鍛え上げられて、自己コントロール能力が手に入っている状態であると言えます。
瞑想すれば、究極の集中状態が手に入ると言っているのです。
スリランカの僧侶であるスマナサーラさんの言っていることも共感されてます。
しかし、DaiGoさんは後からくっついてきた宗教には興味があまりありません。
宗教の教えに惹かれて集まってきた人たちを動かしたいという欲望が強く、親近感を感じることが出来ないからです。
スマナサーラさんの本に書いてあるような考え方であれば、権力がどうのとかにはならないと思います。
元々ブッダも「仏様を拝みなさい」とは仰ってません。
DaiGoさんに学ぶ瞑想のやり方
まずは少しでも良いので続けないと意味がありません。
続けるコツは、小さく初めて習慣化することです。
瞑想をいきなり一時間毎日やるぜーと言って始めても、まあ続きません。
ロンドン大学の研究では、約66日続けると習慣化できるそうです。
なのでどんなに忙しくても、どんなに疲れてても66日間は絶対に続けられる量から始めるのが大切です。
瞑想のやり方は簡単です。
ポイントは3つあります。
- 姿勢
- 呼吸
- 注意
まず、姿勢は、お腹を突き出すような感じで、背筋を伸ばします。
姿勢を良くしないと横隔膜がぺちゃんこになります。
そうなると呼吸が浅くなって前頭葉に送られる酸素の量が減るので、誘惑に弱くなります。
脳に酸素がたくさん送り込まれると、集中力が高まったり、瞑想の効果が高まったりします。
二つ目のポイントは呼吸です。
心理学的には1回の呼吸に10秒以上かけてやるのが大切であると言われています。
5秒で吸って7秒で吐く、というふうに呼吸を1分間で4〜6回に落とします。
3つ目は注意のコントロールです。
瞑想にありがちな「無になろう」とかは無理です。それよりも何かに集中した方が良いと思います。
DaiGoさんは基本的に呼吸に集中されてます。
もし注意がそれたら、また呼吸に意識を戻します。カウントすると集中しやすいです。
慣れてきたらカウントせず感覚に意識を持っていきます。その方が効果が高いと言われてるんです。
科学的には注意がそれて戻す時に、脳が鍛えられます。
なので注意が逸れるのは全く問題ありません。むしろそっちの方が効果があります。
「マインドフルネス」を読んでやってみた
瞑想をやっております
僕の最近のモーニングルーティンは、朝起きて
- 水を飲む
- ストレッチ体操をする
- 瞑想をする
です。
ストレッチ体操はのがちゃんのこの動画でやってます。
瞑想は「瞑想なう」というアプリでやってます。
最近、疲れが溜まってきたのか慢性的な目眩が続いていたのですが、睡眠、運動、瞑想を意識してやるようになってから、マシになったような気がします。
樺沢先生も推奨されているので、是非やってみて下さいね。
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