この本を読むと得られるもの

  • 自分を磨くのに必要な「人間力」を学べます
  • リピーターで賑わうお店の作り方がわかります
  • メンバーとのコミュニケーションの取り方が学べます

 

「看板のない居酒屋」商売繁盛の前にまずは自分繁盛。技を磨きつつ自分の人間力を鍛えると人は自然と集まります

 

著者の岡村さんは、お母さんが手塩にかけて作り上げた居酒屋を継ぐことになりました。

でもその時は大した料理の知識も、ノウハウもありません。

 

そこでまず岡村さんがしたことは、「超」繁盛店を見に行くことでした。

料理の美味しいお店、洒落たお店、接客が丁寧なお店と、どこもすごいお店ばかりでした。

 

その中で、ある一件に通い始めるようになります。

住んでいる場所からは飲み代より新幹線代の方が高いくらいです。

それでも行きたくなるのです。

 

なんででしょう?

多分岡村さんは料理が食べたいわけでも、お酒が飲みたいわけでもありません。

人に会いに行ってたのでしよう。

 

この気持ちめっちゃわかりますよね。行きつけのお店って、人でしかありません。

この気づきが岡村さんさんの生涯のテーマとなりました。

「人づくり」と偉そうなこと言う前に、まずは自分が成長しないといけません。

そこから岡村さんの「自分づくり」が始まったのです。

 

岡村さんは商売で大切な事は全部お母さんから教わりました。

そんな教えの中でも衝撃的で今でも指針とされているのが、

「あんたが好かれる人間になったら、周りの人は寄ってきてくれるんだよ」

 

お母さんはこう言いました。

「好きな人の家に遊びに行くのが居酒屋だよ。

好かれる人間になって、あんたに会いたいと遊びに来てくれる人がお客さんなんだ。

せっかく来てくれたんだから美味しいものを出そう、楽しんでもらおう、驚かせようと思うんだよ。

来てもらう為にやるんじゃない。

この違いが大切なんだよ」

 

確かに…!

僕も商売に変に慣れてその気持ちを忘れていたかもしれません。

来てもらう為にやってたなあ…。

 

商売繁盛の前に、まずは「自分繁盛」をどうするかを考えないといけないのです。

宣伝なんてしなくても、看板なんてなくても、安売りも必要ありません。

繁盛店の条件はそんなところにありません。

 

この本では、

  1. 自分づくり
  2. 店づくり
  3. 人づくり
  4. コトづくり
  5. 未来づくり

のテーマで、宣伝なしでも行列のできる居酒屋の秘密について語って下さいます。

 

どうやったら「自分繁盛」ってできるのでしょう?

めちゃめちゃ興味があります。

是非、皆さんもこの本で商売の基本であり真髄でもある「人」について学んでみて下さいね。

「自分繁盛」から始めよう

岡村さんはまずはじめに本を読んで読んで勉強する事にしました。

これはヤンキーだった岡村さんにすれば一大事なのです。

自ら勉強の必要性を感じたのでしょうね。

 

無知のせいか、答えを貪欲に求めているためか、本に書いてある事が驚くほど入ってきます。

読む本、読む本が面白いのです。

わかる!今まさに俺それ!無知の知です。

 

斎藤一人さんの本には、

「この世で人生の成功者になるには、ただ一点、感謝です」

とありました。

自分の周りで起こりうる全てのことに感謝せよというのです。

岡村さんも最初は半信半疑でしたが、最後は腑に落ちたのです。

斎藤一人「仕事はおもしろい」成功する秘訣は自分の魅力をひたすら高めていく事なんです

 

一人さんの弟子の一人のはなし。

会社で上司に無視されるなど、いじめにあっている人がいました。

 

一人さんは、その上司に「感謝してます」と言ってごらんとアドバイスされました。

いじめられてる相手に感謝?!

その人も最終的にはこころを決めて、感謝していると伝えたそうです。

 

びっくりして上司はつい挨拶も返すようになり、最終的にはかわいがってくれるようにもなったそうです。

ある意味嫌な上司やな笑。

 

一人さんは言います。

職場には他にもたくさん上司いるが、いじめてこないが当たり前と思ってなかったか?

それはとても幸せな事なんだと。

だから嫌がらせをしない人に感謝してしなきゃいけません。

 

感謝の大切さを教えてくれたのは、自分に嫌がらせする上司でした。

あの人が私を目覚めさせてくれたと考えるのです。深い。

 

そこから岡村さんは「居酒屋づくりは人づくりである」と気付かれました。

もちろんスタッフにはそれまでも感謝していましたが、みんなが輝くようにといつも考えるようになったのです。

うちの店のスタッフは大切な家族なんだと心から言えるようになりました。

 

お釈迦様の教えに「六方拝」というものがあります。

東に向かって両親・ご先祖様に感謝

西に向かって家族・子供・兄弟・親族に感謝

南に向かって恩師・上司に感謝

北に向かってお客様・同僚・友人に感謝

天に向かって太陽・大空・大気に感謝

地に向かって大地・海に感謝

 

これは「自分は生きている」のではなく「生かされている」という考え方です。

これは「会社」「お店」「仕事」にも当てはまります。

 

「社長をしている」のではなく「社長をさせてもらっている」のです。

感謝しないといけない人の名前を書いていくと、本当に感謝の気持ちが湧いてきます。

それと同時に自分の感謝の気持ちと行動が足りないことにも気付きます。

 

もうひとつ言葉があります。

「事実はひとつ。解釈ふたつ」

自分に起こる出来事はひとつだけど、解釈は自分次第でいかようにもなるという意味です。

 

失敗しても、勉強になったから「ツイてる」。怪我しても死ななかったから「ツイてる」。

未来は変えられるが、過去は変えられないと言いますよね。

 

でも、過去の解釈を変えることは出来ます。

辛かったことも意味のあることに変わるのです。

これは西野さんも講演で言ってたなあ。

 

チャップリンも言ってます。

「人生はクローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇」

 

岡田さんは「自分繁盛」とは何かと考えるうちに、ただ単に好かれるだけではダメだなということに気付いたそうです。

え?好かれるだけでもダメなんや。僕も考え方間違ってるかも。

 

「自分繁盛」とは、自分の魅力で人を惹き付ける、ということです。

その魅力は「人気」とは違います。「人望」です。

あなたも人を惹き寄せる!愛される「人たらし道免許皆伝」

 

「人望」とはすなわち、「人間力」です。

人から信頼や尊敬や期待を寄せられることです。

人気って一過性のものですよね。何らかの個性が時流にピッタリと当てはまることです。

 

料理の腕も、お酒の知識も、センスも全て「武器」です。

武器は身に付ければ付けるほど、自分の身を守ってくれます。

しかし武器も使い方を間違ったら凶器になってしまいます。

 

いくら頭が良くても、理屈ばっかり言ってたらイヤな人間になってしまいます。

だから武器の使い方を間違えないために「人間力」をつけるのです。

 

靴を揃える、親に感謝する、「ありがとう」をいう、ゴミを拾う。

このような当たり前のことを、心をこめてやる。

技を磨くのが「表の努力」なら、人間力を高めることが「裏の努力」です。

 

生きていればイヤなこともあるでしょう。

でもダルビッシュ選手でも羽生名人でも乃木坂でも、一流の人たちが「今日は気分乗らねえなあ」と口に出したり行動してて、「応援しよう」「ファンになろう」と思いますか?

 

本物のプロは、イヤなことがあっても、マイナス感情がある時でも、そういう事を口に出さず、顔にも出さず、目の前のお客様やファンを喜ばせるのが使命です。

それは居酒屋でも、販売員でも、社長でも、芸能人でも同じです。

目の前にお客さんや応援してくれる人が一人でもいてくれてる時は、プロに徹します

これはとても大切なことですね。疲れた顔してたわ…反省します。

 

毎日普通に生活していても、1日に200〜300人くらいに影響を与えながら人は生きているそうです。

その中にはこちらの気分を悪くする人もたくさんいます。

運転中に横から割り込みされたり、悪口を聞かされたり。

 

でも逆に道を譲ってくれたり、朝から褒めてくれたりすれば気分も良くなります。

自分から積極的に周りに「いい影響」を与えることができるのです。

「ポジティブ・インパクト」まわりにいい影響をあたえる人が自分の人生もうまくいく!

 

人を叱るのは膨大なエネルギーが必要です。自分の事を叱る人にも、

「嫌な思いをしてまで、自分を叱ってくれて本当にありがとうございます」

と思うことです。

 

人は自分を気持ち良くさせてくれる人やお店に集まります。

1日200人を気持ち良くさせてたらすごいことになりません?

意識して「いい影響」を与えながら生きる。

何も考えずに「悪い影響」を与えながら生きる。

人生は確実に変わっていきます。

 

人に投げかけたものは、自分に返ってくるのですね。

「看板のない居酒屋」を読んでやってみた

楽しい空間を作りたい

実践してみたこと

  • 面白くて、素敵で、より良い商品を追求しよう

 

居酒屋「岡むら」は美味しいのはもちろん、「楽しかった」と言ってもらえるようなお店作りを目指してらっしゃいます。

ラブホの地下にある物件を紹介された時も「ここだ!」と思い、出店されました。

 

確かにお店の場所を伝える時に、「〇〇通りの2丁目です」というよりは「ラブホテル〇〇の地下にあります」と言う方が、どんな店やろ?って気になります。

また、「駅から〇〇分」という表現ではなく、「千鳥足で〇〇歩」って言うそうです。

これ面白いなあ。確かに気になる。

 

人って、ワクワクやドキドキした体験を人に話したくなります。

ビックリさせたい、一緒に気分を共有したい、知ってる自分を自慢したいという感情も働きます。

 

居酒屋に限らず、お店って楽しめるものがいいですよね。

個人的には「水曜日のアリス」さんとか「アール座読書館」さんみたいなお店が大好きです。

 

 

「岡むら」さんには看板もありません。

どこかな〜と探したお店は看板も無く、ほんまにここ?と思いながら入り口をおそるおそる入ってみる。

すると中は元気なスタッフと楽しそうなお客さんで賑わっている。

そんな出会いは、少なからず感動があります。

お客様と相思相愛になれるブランディング「あの小さなお店が儲かり続ける理由」

 

系列店の「兼次郎」も看板はありません。

蔵のような建物にはのぞき穴が3つあるんです。

一番上を覗いてみるとお店の名前が書いてあるんですって。凝ってるなあ。

 

みんな思わず笑いがもれる仕掛けをたくさんされてます。

お客様に楽しんでもらいたくて、色々されてたらお客様がお客様を連れてやって来てくれるようになったんです。

 

僕もお店をやろうとしてます。

古民家を借りて、その一部を店舗にします。

見習って楽しさと、古民家を綺麗に飾り立てた素敵さと、もちろん商品の楽しさも追求していこうと思いました。

 

経営学のような本を期待して読むと全然違うと思います。

人間の中身を磨くことでお店に魅力が出来て、繁盛するという考え方にとても共感出来ました。

素敵な話だと思います。

自分の仕事にも取り入れたい話がたくさんありました。

 

とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!

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