「一緒にいると楽しい人、疲れる人」好かれる人にはチャンスも幸福もやってきます
つまらん人間からの脱出を目指します
この本を読むと得られるもの
コミュニケーションのコツがわかります。
気にしないラクな生き方について学べます。
疲れる人との接し方がわかります。
こういう本を読む読む時って覚悟完了させないといけません。
僕は全くもって「楽しくない人」だからです。
友達の中にも、なぜこいつといてたら楽しいんやろ?なぜこいつの周りにはヒトが集まるんやろ?と思う事が多々あります。
そういう「一緒にいて楽しい人」には、話し方や行動の習慣、考え方の秘訣があるそうです。
あやかりたい。そんな人になりたい。
楽しい人って好感も持たれてるし、いろんな物事もスムーズにいきそう。
この本では、
「会話がはずむ人」になる
「気持ちのいい一日」になる心と行動のクセ
「疲れる人」は、どんな人?
「気にしない人」になる心と行動のクセ
「魅力的な人」には、わけがある
「ほめる人」になる
「疲れる人」への対処法
の項目で書かれています。
なんかもう思い当たることばっかり。
ここでは、楽しくなる為の会話のコツ、気にしない人へのなり方などを要約します。
疲れる人の解説などは是非本で読んでくださいね。
会話上手になるためのコツ
「会話では相手に話をさせよう」
このブログでも度々出てくる、相手と仲良くなるコツです。
かと言って矢継ぎ早に「彼氏いるの?」とか質問連発ふっかけて話させるのは間違いです。
こういう事しちゃうと相手は「あ、はあ…」という感じで弾き気味になります。
「面白い話をしなくちゃ」とか「沈黙の間を作らせてはダメだ」とかも考える必要はありません。
人は自分の話をしている時が一番気持ち良い時です。
相手が興味のある話題を、良いリアクションで返し、そこから話が発展すればお互い「楽しい!」と思えているはずです。
相手にどんどん喋ってもらって、会話を弾ませるには3つの意識を持ってください。
①感情でリアクションする
相手の反応が薄いと会話は全く弾みません。
返す言葉の内容よりも「面白い」「驚いた」「嬉しい」「楽しい」といった感情のリアクションが大切になります。
表情と言葉の組み合わせでオーバーなくらいのリアクションをしましょう。
②すぐに相手に話を振る
自分の話をしていてもすぐに相手に話を振ることを意識しましょう。
楽しい会話のキャッチボールのコツは、自分が長い時間ボールを持たないように。出来るだけ早く相手に返すことです。
「〇〇さんは、こういう時ってどうする?」「〇〇さんは、そんな事ってない?」などですね。
③相手が「話してて楽しくなる話題」を探す
相手に喋らせる天才は間違いなくタモリさんです。
ごく普通の日常会話に見せかけて、相手の会話のスイッチを探しています。
「いい体格してるね。何かスポーツやってたの?」「休みの日は何してるの?温泉?へー!どんな温泉に行くの?」
質問は相手が返しやすいように5W1Hで聞くのがオススメです。
「〜はどうでした?」「〜のことをどう思いますか?」など相手が考えないといけない質問は疲れさせます。
相手の話にリンクさせて自分の話も織り交ぜましょう。
タモリさんも相手に喋らせてから、「温泉なら、あそこが良かったんだよ」みたいに広げていきます。
こうする事で相手の話も先細らないし、疲れさせる事も自分が疲れる事も軽減できます。
会話にユーモアを交えるとさらに楽しい会話になります
- 大袈裟に言う…ちょっと感謝する時に「このご恩は一生忘れません」、ちょっと頑張る時に「全身全霊で」
- ずらす…「彼氏いるの?」に対し「はい、ください」
- 比喩…心地よい時に「実家のような安心感」
「気持ちの良い人」になる為の心掛け
一緒にいてて気持ちよくなる人って魅力的ですよね。
安心したり、癒されたり、元気になったりと良い影響を受けるからです。
そんな人ってどんな行動と心を持ち合わせているのか見ていきましょう。
気持ち良い人は明るい
まずはやっぱり「明るい人」ですよね。
無理して頑張っているでもなく、たくましいわけでもなく、もっと力の抜けた感じなんですよね。
いつも明るく生きているって感じの人は、「何に目を向けているか」に差があります。
旅行に行く時はもちろんどんな旅になるのだろうとワクワクします。
それだけでなく帰る時も、明日からのリフレッシュした仕事や、旅の思い出を振り返ることが楽しみでたまらない。
そこには子供の無邪気さと大人の理性が混在しています。
自分を喜ばせるものを見つけるのは無邪気な好奇心、自分に必要ないものを手放すのが理性です。
気持ちの良い人はフットワークが軽い
「気持ちの良い人」はフットワークも軽いです。
マコなり社長も成功者はみなフットワークが軽いって言ってました。
サクッと行動する人と一緒にいると次々と展開が変わっていくので、こちらもワクワクと元気になれます。
それにたくさんの経験や情報も持っているので話も面白いのです。
チャンスが多く、幸運に恵まれる人もフットワークが軽いです。
フットワークの重い人は「でも忙しいし…」「きっと上手くいかないだろう」とほぼほぼネガティブに考えています。
そんな人にチャンスや幸運が訪れるのも難しいってもんです。
なので少しでもいいので行動することです。
掃除が面倒なら一部だけ片付ける、動画撮影が面倒ならオープニングだけ撮ってみる、パソコン教室に行ってみたいならパンフレットだけもらいに行ってみる。
少しの行動が快感になって、だんだん大きなことにも挑戦できるようになります。
そうなると自分も気持ちが良いし、周りの人も気持ち良くなるのです。
気持ちの良い人は気軽に付き合える
気持ちが良い人は気軽に付き合える人です。
ちょっと連絡してお茶をする、近くを通ったらお土産を持っていく。
気軽に付き合える関係になるには、相手の都合も考えて短時間で切り上げる、服装は相手とのバランスも考えてなどの気配りも必要です。
もちろん断られる事も多々あると思いますが、それも前提です。
「じゃ、また誘うね!」とサラッとね。
気持ちが良い人は不機嫌にならない
気持ちの良い人は「アクシデントに不機嫌」になりません。これわかるわー!
以前お付き合いしていた人の話なんですが、一緒にドライブしててタイヤがパンクしたんですね。
運転下手でタイヤを石に擦ってバーストしたんです。
僕は焦ってタイヤ交換を始めたのですが、その人は嫌な顔全くせず、一緒にタイヤ交換をむしろ楽しそうにやってくれたんです。
その時ほんと気持ちが楽になりました。
人によっては「何やってんのよ!」って言いかねんです。
旅の目的って予定通りに行程をたどるのではなく、旅の時間を楽しむものなんですよね。
これは普段の生活でも言えます。
こういった不機嫌を解消する方法は言葉です。
今日は疲れた→今日はがんばった!
やらかしてしまった…→ま、そんな事もあるよ
心の中に浮かんだネガティブな感情をすぐに言葉にするのではなく、一度受け止めます。
少し前向きなものに変換し発言してみましょう。
すると気持ちも穏やかになり、行動も変わっていきます。
「一緒にいると楽しい人、疲れる人」を読んでやってみた
自由に情熱的に活動できる「気にしない人」になりたい!
実践してみた3つのこと
- 気にしない練習をやってみた
- 「ま、いっか」を口癖にする
- 恩はキッパリと忘れるようにしてみた
-
気にしない練習をやってみた
「気にしい」か「気にしいじゃない」かで言えば間違いなく気にしいです。
他人の一言に反応するし、汗かいたら臭くないかとかずっと気になります。
わかってるんです、他人は僕に興味のない事も。
この本でも「気にしない人」と一緒にいるとラクで安心した気持ちになると書いてあります。
わかる。友達で「気にしない人」がいるんですが、一緒にいてて驚きます。
そしてなんか頼りに見えるんですよね。
「気にしない人」になれると行動の自由度も広がるし、失敗しても前に進める人になれます。
ストレスも少なく、良い気分で過ごせるし、好きな事に情熱を持って取り組めるので成功する人にもなれるやろうなと思います。
「気にしない人」になる為のコツも本に書かれてたのでやってみました。
まずは認めてから。
「自分は今気にしている」ことを認識し、それは自然な事であると理解します。
そして、「でも、大丈夫」と自分に言うんですって。
そしてなぜ気になるのかも自分に問いかけます。
すると、意外とどうでも良い事に悩んでいることに客観的に気付けます。
そこで先程の「誰も私のことなんて気にしていない。気にしても3秒後には忘れてます」と認識します。
これを繰り返すと徐々にですが、性格改善が出来ていくのです。
実際、ちょっとラクになった気がします。
人にその時の気持ちを言うのも自分はラクになりました。
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「ま、いっか」を口癖にする
人に対して「なんでそんな事するの?」と責めたくなる時。
そんな時こそ「ま、いっか」です。
相手のために許すのではなく、自分がラクになる為に許すのです。
「やってもうた!」と自分自身が許せない時にも「ま、いっか」は効果的でした。
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恩はキッパリと忘れるようにしてみた
人に何か嫌な事された時に「あの時してあげたのに恩知らずめ」と思う時ありません?
僕は器が小さいのであります。
でもこれではいけません。まさに「give &give」の精神が足りていません。
まさに「与えた恩は水に流し、受けた恩は石に刻む」の精神です。
御馳走したのに感謝の言葉すらない、とか考えるのも自分を不幸にするだけです。
なので今日から与えた恩は秒で忘れることにしました。
たくさんの項目で「一緒にして楽しい人」について書かれています。
これを全て乗り越えると大きく成長できそうな気がします。
是非本を手に取ってみてくださいね。
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雑談の大切さってリモートワークが浸透してから注目されましたよね。
著書名 一緒にいると楽しい人、疲れる人
著者 有川真由美
出版社 PHP研究所