この本を読むと得られるもの

  • 言われてみると意外と知らない日本の文化について学べます
  • 日本文化の成り立ちについてわかります

 

「北欧女子オーサ日本を学ぶ」日本人もなんとなくしか知らない日本の良き文化を再発見!

 

オーサさんはスウェーデンからやって来て、日本で活動されてる漫画家さんです。

幼い頃にスウェーデン語版のセーラームーンのアニメを見たのがきっかけです。

 

数年後、スウェーデンで少女漫画家デビュー!

2011年に来日して、4年後日本でもデビューされました。

 

日本では、藍染や剣道などの日本文化にチャレンジしたことも漫画にされています。

日本での旅や日常生活、全てを漫画にしてこられました。

 

しかしまだまだ難しい日本文化。

ハウスメイトには「畳の縁(へり)は踏んだらダメだよ」と教えられたりもします。

 

「なんで踏んだらダメなの?」

「ん?…さあね…」

日本人だからと言っても、みんな説明できるほど詳しくもないですよね。

僕も今、古民家に住んでいるのですが、余裕で縁の上に家具を置いています。

ちなみに、畳の縁を踏んではいけないのは、畳の縁には家紋が入っており、その家の象徴を踏みつけることになるからです。

 

オーサさんと一緒にプロに日本の文化について勉強してみましょう。

  1. 北欧女子オーサ日本食のマナーを学ぶ
  2. 北欧女子オーサ日本語を学ぶ
  3. 北欧女子オーサお付き合いの作法を学ぶ
  4. 北欧女子オーサお金の習慣を学ぶ

 

確かに言われてみると、お金の習慣とかめっちゃ怪しいです。

水引の意味とか全然知りません。

 

わたくしも古民家暮らしをしている端くれ。

日本文化については詳しくなっておきたいところ。

 

是非この本を読んで、美しい日本の文化を再確認しましょう!

日本の食文化を学ぼう!

 

フランス料理を食べる時のマナーは子供の頃に親に教えてもらったのですが、逆に和食のマナーってよく知りませんでした。

有名なところだと、お箸からお箸に食べ物を渡してはいけません。

これは「箸渡し」と言って、火葬の時に死者の骨を拾う時に行う動作と同じなので、縁起が悪いをされています。

 

他にもご飯にお箸を突き刺す行為。

これは「たて箸」と言って、死者の枕元に供える枕ご飯に箸を突き立てるため、これまたNG行為になります。

 

さて、オーサさんは編集さんと一緒に小倉朋子先生に日本の食事について学ぶこととなりました。

会席料理のお店で実際に食事をしながら教わります。

 

まずオーサさんと編集さんはおしぼりで首元の汗を拭いています。

そこに突き刺さる先生の目。

 

おしぼりはそういう使い方をするものではありません!

おしぼりは日本では手を清める為のものです。

神社で手を洗うのと同じく、神様や全ての生命に敬意を払う行為なのです。

 

もし、テーブルに溢してしまった時は、店員さんを呼ぶか、自分のティッシュなどで拭きましょう。

ナプキンはテーブルクロスの延長上のものなのでまた別です。

おしぼりはお店側からは来てくれたお客様への感謝の気持ちを表すものです。

 

食事がやって来ました。

「いただきます」

 

オーサさんは日本語の挨拶のセットが大好きです。

「いただきます」と「ごちそうさま」

他にも「ただいま」に「おかえり」、「いってきます」に「いってらっしゃい」

え?逆に外国にはこういう挨拶のセットってないの?

 

実際他の言語に翻訳しにくい言葉なんだそうです。

食べる前に神様にお祈りする習慣は様々な国でありますよね。

 

でも「いただきます」には、言葉になっていない部分に深い意味があるのです。

日本では動物や野菜はもちろん、水や土にも生命があると考えられています。

八百万の神ですね。

 

食事はたくさんの生命を頂く瞬間です。

なので「いただきます」には、たくさんの生命に対する感謝の気持ちが込められています。

目の前の料理も生命と捉える日本独自の考え方なんです。

 

上下の優劣もなく、全ての命が等しくつながっているという言葉の意味でもあります。

スウェーデン語では「どうぞ」くらいの言葉だそうです。

 

「ごちそうさま」は漢字で書くとよくわかります。

御馳走様の御と様は丁寧語です。

馳走とは、人が家に来た時に周辺を走り回って食材を探してもてなしたという逸話からきています。

「美味しいものを私のために用意してくれてありがとうございました」という意味が由来です。

 

オーサさんはこの時、ごちそうさまに漢字がある事を初めて知りました。

ここは外国人がときめくポイントだそうです。

 

お箸の持ち方も大切です。

お箸の所作が綺麗な人は、佇まいも美しく見えますよね。めっちゃ好き。

 

よくある失敗はギュッと力を入れてしまうことです。

人差し指に力が入り過ぎて三角になっているのはダメです。

人差し指は緩やかなアーチが理想形です。

 

この方が優雅だけでなく、食べやすくもあります。

ふわーって感じで掴めるんですね。

 

さて、本日の食事は「会席料理」です。

「会席料理」と「懐石料理」は違うんですよ。知らなかった。

 

会席料理は順番に、

先付、吸い物、お造り、煮物、焼き物、オプションで揚げ物、蒸し物、酢の物、お食事となります。

 

懐石料理は、

飯碗・汁碗・向付、煮物碗、焼き物鉢、オプションで預け鉢・強肴、小吸い物碗、八寸、湯桶・香の物となります。

 

会席料理は和食のフルコースです。

旅館やホテルで出される特別な時に食べる料理のことです。

 

懐石料理はお茶会で出される料理のことです。

抹茶を空腹で飲むと胃が荒れるので、軽い「おしのぎ」として作られたんです。

お茶って意外とカフェインが多いんですよね。

 

会席料理はご飯とお味噌汁が最後に出てくるのが特徴です。

もともとは室町時代に始まって、のちに会席と懐石で区別するように漢字も分かれました。

 

会席料理は季節を楽しむ料理です。

器も季節を感じるものが選ばれています。

 

日本は四季がはっきりしているので、夏は冷たいもの、冬は温かいものが出てきます。

この時は2月なので初春を感じれるメニューになってます。

 

先付にはぜんまいなどの山菜が、お造りには春が旬である鯛が使われてました。

お造りには花も添えて春らしくなっています。

デザートには春の果物であるイチゴ。

旬の素材を楽しむのも日本の食文化の特徴です。

 

また、季節にとれるものだけでなく、季節を象徴するものも盛り付けに取り入れられています。

この時のエビは節分のイメージ。

鬼の金棒の形になっていました。

文化も深く楽しめるのが会席料理の魅力のひとつなんです。

 

和食を食べる時の大切なマナーがあります。

それは「左手をテーブルの下に置かないこと」です。

まず左手を使わないと雑な食べ方になってしまいます。

 

それと和食の大きな魅力の一つに「器」があることです。

和食では器を芸術と考えています。まさに海原雄山。

 

色や形も料理に合わせて吟味されているので大切に扱う為です。

したがって必ず右手で持ち上げてから、左手にしっかりと持ち替えます。

 

和食に昔からある技術として「飾り切り」があります。

植物や生き物の形に切って、料理に花を添えます。

 

「飾り切り」は季節感や演技を演出する為のものなんです。

秋だったら紅葉や桔梗の形にしたりします。

 

なんと飾り切りは源氏物語などの平安時代の書物にも登場します。

ニンジンや大根を花の形に切って添えていた事が記載されてるのです。

日本には昔からこんな雅な風習があるのですねえ。

それが現代のキャラ弁にも繋がっているのかも。

 

オーサさんは漫画家だけあって、日本人の「ものにキャラクターを見る」才能に着目されてます。

食材だけでなく、家電や文房具にも日本のものには顔がついてますよね。

絵文字も欧米で笑っている顔は :) です。シンプル。

日本はヾ(๑╹◡╹)ノ” (*’▽’*) ヽ(´▽`)/ ❤(◕‿◕✿)

めっちゃ凝ってる。

 

なぜ日本人は想像力に優れているのでしょう?

漢字文化の影響?日本人特有の気遣い?

ここを掘り下げるのも面白いかもしれませんね。

 

オーサさんは日本文化のほとんどを漫画とアニメから学びました。

お弁当にはタコさんウインナーが入っているんだ!

お茶碗には口をつけてガツガツ食べるんだ!?

みんなトーストは走りながら食べるんだ??

トーストをくわえながら「遅刻遅刻〜」もやりませんし、ガツガツ喰いはマナー違反です。

 

会席料理の最後のメニューは「お食事」です。

ご飯にお味噌汁にお漬物。

 

ご飯は残すと目が潰れると言われて、残すのもマナー違反です。

ご飯を食べる時は、摘むときにお茶碗の内側に沿ってお米を持ち上げると残りません。

 

オーサさんが日本を好きなところは季節のものを食べる事です。

一年中何かしらの季節のものがコンビニにも並びます。

なぜ食べるのか?

もちろん楽しいし、安いし、美味しいというのもあります。

 

しかし、歴史的にはカッコいいと思われたいのと、初物を食べると寿命が伸びるという迷信があったからなんです。

江戸っ子は初物好きで、旬のもの、例えば春に出回る初カツオ。

普段なら200文(2300円)くらいのものが3両(30〜45万くらい)で買って、周りに自慢していたのです。

現代でいうお正月のマグロの初競と同じような感覚ですね。

 

スウェーデンは寒い国ですから、季節は2つぐらいにしか分かれません。

短い夏は新鮮なものが食べれるのですが、長い冬は缶詰などの保存食が多くなるんですって。

日本も昔は寒い季節に備えて、食べ物を干したり酢につけたりして保存食を作っていました。

奈良の柿の葉すしも元々は保存食です。

寿司の楽しみ方、職人技「寿司のこころ」

 

日本食は色々な風習や文化が隠れてて面白いですね!

「北欧女子オーサ日本を学ぶ」を読んでやってみた

日本の文化を見直そう

実践してみたこと

  • お箸の持ち方を矯正してみた
  • 飾り切りを練習してみた

 

読めば読むほど知らなかった日本の文化が知れて面白かったです。

僕も日本の伝統や文化を身に付けていきたいと思っております。

 

そこでまずはお箸の持ち方を強制することにしました。

僕は小さな頃からお箸の持ち方が変なんですよね…。

エレガントに食事がしたい!

 

 

やってみたのですが、なんかめっちゃ難しいです。

1本なら問題なくできるのですが、2本になると動きません。

親指に添えるお箸の持ち方が変なんやな。

 

めっちゃストレスですが、この持ち方で食事しようと思います。

こういうのってある時ふとコツを掴んだりするもんですよね。

 

もう一つ興味を持ったのが「飾り切り」です。

練習したいし、もっと和食の技術について知りたいなとも思いました。

近いうちに和食の本を読んでアップすると思います。

 

外国人の方の目線って、日頃私たちが見過ごしてるものを目敏く発見されるので面白いですよね。

オーサさんの他の書籍も読んでみたいな。

 

グローバル社会になり、日本文化が世界で注目されています。

是非知識としても身に付けておきたいですね。

 

とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!

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著書名 北欧女子オーサ日本を学ぶ【電子特典付き】

著者 オーサ・イェークストロム

出版社 KADOKAWA

 

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