ヒロシです「働き方1.9」は好きな事を発信するだけとです
YouTuberとして開花したヒロシさんに教えてもらおう
この本を読むと得られるもの
- 発信者となる事で決定権を持ちながら働く事が出来るようになります。
- 発信者になる為に必要なものが学べます。
- 自分の可能性を広げながら、楽しく暮らす事が出来る様になります。
「ヒロシです」のネタで一躍人気者になられたヒロシさん。
現在はソロキャンプYouTuberとして人気です。
この活動を始めてから仕事のやり方も変わってきたそうです。
今までは、仕事の受注者(ヒロシさん)は発注者に「こんな良い仕事が出来ますよ」「安くしますよ」という自分の利点を押し出した営業が必要でした。
つまり能力や技術だけでなく営業力の必要だったのです。
しかも決定権は発注者側が持っています。
かたやソロキャンプ動画をアップし始めてからは、受注者は発信者に、発注者は受信者へと関係性が変わります。
今までは営業を掛けていた受注者に、動画を見た受信者が発注してくる形に変わるのです。
発信者は自分の好きなことの能力、知識、技術を高め、ひたすらその魅力を発信し続けるだけです。
そして決定権は発信者のヒロシさんに変わっているのです。
ヒロシさんはこの職人の立場にありながら発信者となる働き方を「職人2.0」と呼んでいます。
これまでのコツコツと仕事をして受注者となる働き方が「職人1.0」とするなら、自分から積極的に発信者となる働き方が「職人2.0」
なんです。
ヒロシさんは一時パニック障害になり、テレビにもほとんど出演されなくなった時期がありました。
そんな時に始められたのがYouTubeです。
最初は趣味でやってたキャンプを、仲間内で観るために始めたもので、自分が撮影者の為、ヒロシさん本人が映らない動画も多いです。
徐々に登録者数も増え、ブレイクしてた時より少ない収入ですが、その頃よりも気持ちよく仕事をする事が出来ているそうです。よかったねえ。
芸能プロダクションを辞めて、自分で小さな会社を立ち上げて2人だけの会社でコツコツ仕事をされてます。
ヒロシさんはそんな働き方を「人生100年時代の新しい働き方」として提案されたいのです。
この本では「何でも屋を諦める」「たくさんのタネを蒔く」「好きなことだけして生きていく」「ひとりことが最強」の項目で書かれてます。
ここでは「たくさんのタネを蒔く」と「好きなことだけして生きていく」に絞って書いていきます。
その他については是非本を読む読んで下さいね。
たくさんのタネを蒔く
発信してたら営業もいらない
ヒロシさんはキャンプが好きで、キャンプをしながら「キャンプ芸人」なんて仕事があったらなあ、と思ってたそう。
でもそれは夢のまた夢という感じでした。
ところが思ってもみなかった形で仕事が舞い込んできました。
YouTubeの動画を見て、アウトドアメーカーからイメージキャラの仕事の依頼が来たのです。
営業してもなかなか仕事にならなかったのに、好きなものを動画で発信してみたら仕事に繋がりました。
営業よりも、YouTubeで好きな事を発信すればよかったのです。
それからは見られる事を意識しながら動画を作られました。
すると、今まで全く良い返事の貰えなかったキャンプ専門誌からも仕事が来ました。
相手から声をかけてくる状況をいかに作るか、そこが大切だったのです。
オールマイティの何でも屋がもてはやされてきた世の中では、ニッチな事に秀でてても注目されませんでした。
しかし現代では山ほど発信出来るツールが増えてきました。
発信し続けていれば注目される機会も増えて、やがて自分のブランドとなります。
しかも好きなことを発信することは、リスクも苦痛もありません。
そこで求められているのも、大衆性よりも、わざわざ見にきてくれるマニアな人を納得させる専門性です。
好きな事を発信することから始めて、それをいかに掘り下げていき凝ったものにするかを重視すべきです。
発信するにはトーク力や文才よりも、その対象への愛が爆発している事が大事なんです。
色んな事に手を出しておこう
「よし、スペシャリストを目指そう!」
そう思って一つの事に集中して育て始めたあなた。
それは危険です。上手くいけばいいけど、ね。
必要なのは「あわよくば」の精神です。「このうちどれか当たれ!」と複数のタネを同時に蒔いて育てましょう。
そのうちの一つが大きくなり始めてから、水を集中すればいいのです。
数年先も見通せない現代では、このやり方が最適です。スペシャリストの分野は初めから決めなくていいのです。
そして、やりたい事があるなら、いつか役立つかもと願って訳の分からない修行を積むよりも、さっさとやりたい事をやるのが一番なんです。
自分を追い込まず逃げ道がほしいなら、こっそり、やりたい事を始めてみましょう。
こっそりやるなら変なプライドも不要です。
周りであれこれ言う奴はやったこともない奴です。そんな声を聞く必要もありません。
そうして蒔いたタネが芽を出したらラッキー!水を与えて逃げ切りましょう!
ヒロシさんのチャンネルがなぜ人気が出たのか。マニアックだし、特に編集凝ってないし、毎日更新でもありません。
本人も支持されるなんて思ってなかったのです。結果的に支持されたという結果だけです。
成功法則なんて後付けです。そんな法則をまとめる前に、やりたい事を全てやればいいのです。試行錯誤こそが唯一の成功法です。
人生100年時代に突入したと言われています。
仮に今50歳でもまだ半分。やっぱりまだ無理はしたくないですよね。
たくさんのタネを蒔くという行為は今すぐでも出来ます。簡単だからこそ先送りせずに今すぐやりましょう。
「定年退職したら好きな事して余生を過ごしたいな」
そんな事言ってる人は、絶対定年退職しても始めません。
今すぐやれるならやり始めましょう。
事故で健康な体を失うかも知れません。早く始めてマイナスになる事ってそう無いです。
人生100年、これから先にまだまだ成功が待ってるかも知れません。
自分の可能性を小さくせず、期待しながらもっとラクに楽しみましょう。
好きな事だけで生きていく
自分は何のスペシャリストなんだろう?
「マイナーな市場に飛び込むことも、専門性が大切なのもわかったけど、自分にとってのそれって何?」
意外とみんなそう思ってますよね?自分もそうです。
まずは自分の中にある好きなことを探してみましょう。
子供の頃からでも、熱狂的にハマったこと、友達と競い合ったこと、金銭的な報酬が無くてもひたすら続けたこと。
もしなかったら、それは試してみた回数が単純に少ないからです。
友達がやってる事、好きな芸能人がやってる事、そんなことを片っ端からやっていきましょう。
こんな動画も参考にしてみては?
やっぱり時代はYouTubeですよねえ。ブログやインスタでやるのも全然良いのですが、波に乗るのも大切だと思います。
インスタからYouTubeに、YouTubeからブログに、という流れを作るのも有効だと思ってます。
そうは言っても、 YouTubeも収益化されるまでには、根気と努力が必要です。
収益化されるにはチャンネル登録者数と再生時間の条件もあります。
ここまでの「好きな事」と言ってたのも、好きじゃ無いとお金にもならない事をコツコツしていくのは不可能に近いからです。
お金が動機で始めても、「全然儲からんやんけ!」と低迷期を乗り切るモチベーションが維持できないんですよね。
今後も新しいネットメディアは次々と登場するでしょう。VR、AR、音声コンテンツのプラットフォームも増えていくと思います。
それらも次々と試していって、自分や自分の顧客に合うものはどんどん取り入れていきます。
そんなチャンスを手に入れるためにも、今からコツコツと継続していくことが大切なんです。
「働き方1.9」を読んでやってみた
ちょっとでも気になることはやってみよう
自分の好きな事を収益性を気にせず色々やっていく。
その中で手応えを感じたものに注力していく。
なるほど。
今、僕がやってるのはこのブログと、奈良を紹介するブログ「ナララク」をやってます。
それとTシャツ作りもやってます。
今気になってるのは、ゲーム配信をしてみたいんですよね。
僕は以前からレトロゲームが好きで、めっちゃソフトも集めてました。
最近は復刻ミニブームで、レトロゲーもHDMIでの録画がやり易くなったみたいです。
これを使って友達と楽しくやってるのを録画しようかなーって思ってます。
レトロゲームってゲーム市場の中でもニッチだと思いますが、気の合う人とはめちゃ盛り上がるネタなんです。
当たる気は全然しないけど、やってみます。
関連まとめ
人生100年時代を生き抜く為に役立つ本のまとめを書きました。
是非合わせて読んでみて下さい。めっちゃ役に立つと思います。
著者 ヒロシ
出版社 講談社