怒りや焦り、緊張などマイナスに作用する事の多い感情をコントロールするにはどうすればいいのでしょう?

そのヒントはトップオブ「心の自由人」であるブッダの教えの中にありました。

自分の感情を俯瞰的に観察して認識する技術を教えてもらえる一冊です。心が保てれば必ず幸せになれます!

「反応しない練習」全ての悩みは心の反応。感情を理解すれば希望に満ちた人生が待っている!

仏教の教えを実践するのはなかなか難しい…!

この本を読むと得られるもの

  • ブッダの教えから一切の悩みを抜ける方法が学べます
  • 心が反応しなくなる行動のコツが学べます
  • 考え方の基準を変える事ができます

 

生きていると色んな悩みに遭遇しますよね。

仕事が好きになれない。

失敗してばかりで落ち込んでいる。

どうしても性格が合わない相手がいる。などなど。

 

どれもこれも解決できそうにない、大変な問題に思えます。

でも、実際はそうでもないんですって。

 

なぜなら、悩みは全て「心の反応」から始まっているからです。

心の反応?

 

通勤電車でゲンナリするのは、「憂鬱」の反応です。

相手の余計な一言にイラッとするのは「怒り」の反応です。

失敗するかもと想像するのは「不安」な反応です。

 

そんな感じで、心はいつも何かに反応しています

ということは、悩みの始まりには、いつもきまって「心の反応」があるのです。

それが悩みを作り出す、「たったひとつのこと」なんです。

 

すると、全ての悩みは無駄な反応をしない事で解決できるということ?

そんな事が可能なんかな?

「反応しない練習」を教えてくれるのはブッダです。

ブッダの教えとは「心の無駄な反応を止める事で、一切の悩みや苦しみを抜ける方法」の事です。

その内容は大きく2つです。

  1. 心の反応をみる。座禅やマインドフルネス、ヴィパッサナー瞑想のこと。
  2. 合理的に考える。目的がかなうように、筋を通して考えること。

 

この本では、

  1. 反応する前に「まず、理解する」
  2. 良し悪しを「判断」しない
  3. マイナスの感情で「損しない」
  4. 他人の目から「自由になる」
  5. 「正しく」競争する
  6. 考える「基準」を持つ

の項目で、ブッダの考え方を「原始仏教」に学ぶというものです。

 

ここでは、どのようにすれば無駄な反応が減るのかについて要約します。

残りのパートは本を読んで是非心を綺麗に整えましょう!

なぜ悩みは尽きないのだろう?

悩みを理解しよう

「悩みの正体」がなんとなくわかってきました。

でも「解決できる考え方」を知らないから、いつまでも満たされないということなのね。

 

ブッダの考え方は、僕らが日頃抱えている「悩み」を理解するところからスタートします。

悩みには理由があって、理由があるから解決策がある。

こうやって順に理解していくことで、どんな悩みも確実に解決てきるというもの。

 

ブッダは人間の悩みを「八つの苦しみ」として表現しました。

  1. 生きること
  2. 老いること
  3. 病にかかること
  4. 死ぬこと
  5. 厭わしい人と出会うこと
  6. 愛する人と別れなければならないこと
  7. 求めるものが得られないこと
  8. ままならない人間の心

 

これまでは「なんとなく悩んでいる」状態でした。

そのためいつまでも気が晴れないのが続いていたのです。

 

でも、悩みがあることを理解してしまえば、「では、どうすれば解決できるのだろう?」と、一歩前に進む事ができます。

まずは理解することから希望への道は始まります。

「人生うまくいく人の感情リセット術」樺沢紫苑先生の脳科学的ノンストレスな暮らし方

 

悩みの正体を考えよう

次は「この悩みの正体(原因)はなんだろう?」と考えます。

ブッダは悩みの解決手順を4つにまとめています。

  1. 生きることには「苦しみ」が伴う
  2. 苦しみには「原因」がある
  3. 苦しみは「取り除く」事が出来る
  4. 苦しみを取り除く「方法」がある

 

なるほど。では、その「原因」って何なのだろう?

それこそが「心の反応」です。

 

人は悩みに直面すると、つい反応して「闘おう」としてしまいます。

なんとか変えてみせよう、打ち勝ってみせよう。

 

しかし、「闘って勝てる事」は、人生にはほとんどありません

どんなに権力や財力を手に入れても、強くなっても「ままならない現実」はいつもそこにあります。

 

よっしゃわかった、反応しないようにしよう!

でも、どうやって?そんなのブッダだから出来たんじゃないの?

 

ブッダは不満や物足りなさの理由について、

苦しみが何ゆえ起こるのかを、理解するがよい。

苦しみをもたらしてものは、快を求めてやまない「求める心」なのだ。

と語っております。

 

求める心は、発生後「七つの欲求」に枝分かれします。

生存欲、睡眠欲、食欲、性欲、怠惰欲、快楽欲、承認欲。

この欲求に反応して、不満が生まれます。

このサイクルを繰り返しているのが、人間の人生なんです。

 

まずは「心とはそういうものなのだ」と理解しておきましょう。

それを理解せずに、真に受けてしまうと、満たされなさに駆られて、求め続けてしまいます。

 

承認欲という「反応の原因」がわかれば随分ラクになります。

「でも、あの人に認められたところで、なんかあるわけ?」と超クールに考えられるようになります。

確かに…。なんの意味もないですよね。

 

こころを正しく理解する事

人が「生まれ変わる」とは、「苦悩し続ける人生」から「希望に満ちた人生」へと変わる事です。

「正しく理解する」力が、それを可能にします。

 

理解する、特に「心の状態を見る」という習慣が大切です。

その方法は、

  1. 言葉で確認する
  2. 感覚を意識する
  3. 分類する

これが無駄な反応を鎮めるのに、絶大な効果を持ってるそうですよ!

 

心の状態を言葉で確認する

例えばプレゼンする時に緊張してしまったら、「あー、今緊張してるな」と確認します。

特に「目をつむって」確認すると、心が落ち着きます。

これを仏教では「ラベリング」と呼びます。

 

ラベリングを日常的にやってみて下さい。

「今、食器を洗っている」「勉強をしている」

こうして、心の状態を客観的に言葉で確かめる習慣です。

 

やっているうちに、言葉で確認すると「反応から抜け出せる」ようになります。

すると心は落ち着きを取り戻します。

 

カラダの感覚を意識する

もうひとつは、「感覚を意識する」という方法です。

ストレスや疲れから心をリフレッシュする抜群の効果があるんですって。

 

まず、「目を閉じて」自分の「手を見つめて」下さい。

暗闇の中に「手の感覚」がありますよね。

その手を「見つめながら」上に挙げてください。

「動く感覚」があります。

 

そのまま脚の上に置いて手を握ったり、開いたりして、感覚を確認します。

立ち上がってみますをカラダの感覚を「見つめながら」歩いてみます。

特に脚の裏の感覚を「見つめながら」歩きます。

こうして呼吸やカラダの感覚を意識しながら感じとるのです。

 

これらはブッダの時代では「サティ」、禅では「念じる」、瞑想では「マインドフルネス」と呼ばれています。

これをやることで、無駄な反応は止まり、深い落ち着きと集中が可能になります。

「マインドフルネス」で集中力や幸福感もアップ!毎日の習慣にしよう

 

アタマの中を分類する

これは言葉で確認すること似てるけど、もう少し大雑把に観念的に理解していきます。

基本は、貪欲、怒り、妄想の3つです。

 

貪欲は、過剰な欲求に駆られている状態です。

焦りや人間関係をめぐる不満は、たいていこの「求めすぎる心」から来ています。

貪欲に支配されると、自分自身が苦しいし、関わる相手も必ず不幸にします。

 

怒りは、不満や不快を感じている状態です。

そんな時は「今、怒りを感じている。でもこの怒りは求める心が作り出してるんやな。じつは根拠のない怒りなのだ」と正しく理解して、心を静めるように心掛けます。

咄嗟に出来るようになるかなあ。

 

「明らかな怒り」がある人は要注意です。

過去への未練、後悔、挫折感。

自己嫌悪にコンプレックス。

こうした怒りを放っておくのは「人生を損している」と考えましょう。

 

というのも、怒りは「理解する」という心の習慣で解消出来るからなんです。

逆に放っておくと蓄積されて、怒りっぽさや欲求不満、気難しい性格など、年をとるごとにややこしい人になっていきます。

怒りがある事を理解して、その怒りを「洗い流して」いけば、心はスッキリと軽くなっていくものです。

 

妄想は、頭の中でぼんやりと想像したり、思い出したり、考えたりする状態です。

集中して物事に取り組めない、という悩みは「妄想」にあります。

 

妄想こそが一日中絶え間なく続けている煩悩です。

楽しい妄想だけならいいけど、不安に駆られたり、過去を振り返って落ち込んだりという心境も妄想から来ています。

無駄な妄想はリセットしたいところ。

 

リセットするのもラベリングが有効です。

でも、難しくない??妄想は無意識でやってるのに、そこで気付いて「妄想してる」とは思わないですよね。

そこで、「妄想している状態」と「妄想以外の状態」とを区別してみましょう。

 

目を閉じてなんでもいいんで想像します。

そして目を開けて前の景色をよく見ます。

そして妄想と視覚、妄想とカラダの感覚の違いを認識しながら、「感覚の方に意識を集中してさせる」練習をすると、妄想から抜ける事が上手になっていきます。

 

本ではここで歩行瞑想も勧めてらっしゃいます。

メンタリストDaiGoさんの動画で確認して下さいね!

「反応しない練習」を読んでやってみた

心のコントロールは修行あるのみ

実践してみたこと

  • 他人からの評価を追いかけない

 

他人の目は気になりますが、かと言って気にするのはしんどいです。

どう思われてるか気にして、疑心暗鬼になったりもします。

そんな他人の目を気にせず、自由に振る舞えたらどんなに気楽か。

ブッダはどんな教えを説いているのかな?

 

他人の目をなぜ気にするのか?

これは逆に他人の前で安心できる状況を想像するとわかってきます。

まさに「この人は自分を好きでいてくれる」「高く評価してくれてる」と思う事が出来れば幸せてすよね。

 

やっぱりキモは承認欲求なのか。

抜け出すコツは「妄想に過ぎない」という自覚なんですやね。

「妄想はもう追いかけません!」という立場に立つと、そのうち必ず心が自由になる時が来るんですって。

 

まだまだ穏やかな心には遠いです。

もっと詳しく教えて欲しい方は是非本を読んで実践して下さいね。

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著書名 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

著者 草薙龍瞬

出版社 KADOKAWA

 

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