超一流の雑談力

 

相づちひとつからスタート!「超一流の雑談力」で仕事も人間関係も変わる!

コミュ障レベルの会話の下手さをどうにかしたい

雑談、苦手なんです。相槌が苦手。興味ない話を聞くのも苦手。

コミュ力が著しく低いので、すがる思いで読んだ本です。

 

そんな奴こそ雑談レベルを上げるとどうなるのか?そこを教えてくれます。

この本では雑談力でこんな効果があると言ってくれてます。

  • 自分に対する印象がガラッと変わる
  • 仕事が驚くほどやりやすくなる
  • 苦手な人人が減っていく
  • どんな場所でも良い縁に恵まれる
  • チャンスに恵まれて食いっぱぐれない

などなど。人生に確変。

 

例えば出会ってすぐにもかかわらず「なんだか感じの良い人だなぁ」っていう経験をした事はないですか?

優秀なビジネスマン、リピーターの多いお店の店員さん、人気のタレントなど世の中にはたった数分で「人に好かれる技術」を持ってる人がいます。

「おはようございます」の一言で好印象を抱く言葉の使い方や物腰。

この技術こそが雑談力の真髄であり、世の中の一流と呼ばれる人が当たりまでに身に付けているスキルなのです。

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超一流の雑談の始め方

適度な自己開示

様々な研究の結果、その人に対するおおむねの評価は会話が始まってから1〜4分と言われています。

これはつまり最初に良い印象与えているかどうかで、その後の関係にかなり響いてくるということです。

 

「どうやったら良い印象与えれるんやろう?」

会話の序盤でぜひやっておきたいテクニックが、適度な自己開示をすることです

自己開示とは「自分はこういう人間です」と相手に伝えることです。

 

具体的なやり方としては「自慢話をしない」「軽い失敗談を話す」が基本になります。

ただし失敗談って言っても「昨日おねしょしちゃいましたよ〜」というような「こいつマジか?」と言うような失敗談はひいてしまいます。

「学生の頃サッカー部だったんですが、今じゃこんなに太ってしまいましたよー」

一流と呼ばれるような人は、この自己開示の具合が実にほど良く、それだけで相手の心を掴んでしまうのです。

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会話を盛り上げるオノマトペ

テレビで芸人が面白エピソードを話すときって、特別面白い経験を語っているわけではありませんよね。

うまく話すことで面白く見せてる、雑談芸なんですよね。

 

そのテクニックの1つとして「オノマトペ」を使うことが挙げられます。

オノマトペはフランス語で音や感情の様子などを表す擬声語です。

「車が突っ込んできて驚いた。危うくひかれそうになった」、も

「車が向こうからブオーンって突っ込んできてん。うわーって驚いたんやけど、キキーーッと目の前で止まった。」

 

話芸の達人は、このオノマトペとさらにその言葉に合わせた身振り手振りを使うことで、話に臨場感を与えるのです。

さらに話を盛り上げるために心がけたい事は次の2つ。

一文を短くすること。リズミカルに話すこと。

 

話し言葉になると、どうしてもダラッと話を続けがちです。

聞き手にとっては一文が長いので文章が頭に入ってきません。リズムも悪いので聞いていて心地良くありません。

 

上手になる方法は、日常から話す練習をしておくことに尽きます。

特に練習もなくうまく話せるようにはなりません。どうしたらうまく伝わるかを考え反応見ながら練習して、改善していくことが必要です。

3回も練習すれば、それは「持ちネタ」としてストックされていきます。

開口一番の挨拶

雑談をする時、意外とできてないのが開口一番の挨拶です。

初対面だと緊張してしまったり、照れたりしてしまうこともありますが、ここが大切。

 

かといって特に難しい事はありません。元気に素敵な笑顔で

「はじめまして〇〇です!本日はお時間いただきまして誠にありがとうございます。よろしくお願いします!」

何を話題にすればいいの?

会話の2つの軸

まず前提として、雑音で大切なのは相手をノセることです。

相手に合わせて話題や接し方を変えて、盛り上がりやすい空気を作っていくのも大切です。

この時大事なのは、会話における「タテ」と「ヨコ」の2つの軸です。

タテは会話の深さの事。これが深まると相手との距離が縮まります。

ヨコは何を話題にするかです。様々な話題を振りながら、何に興味があるのか探っていき、相手がノッてきたところでその話題を深めていきます。

 

注意点として、雑談では出すべきない話題もいくつかあります。

よく言われるのは政治の話や宗教の話です。

個人の思想が深く関わってくるもの、テーマが深すぎるために雑談ではなく議論になってしまうものも避けた方が良いでしょう。

下ネタや恋愛話はケースバイケースですが、難易度が高いのでやめといたほうがいいかも。

ビジネスシーンではニュートラルな会話を心がけたほうが無難です。

 

立軸を深めていくために必要な事は、相手が興味を持つような面白い話をすることです。

でも「芸人がするような笑い話をしないと…」とプレッシャーを感じて会話する必要はありません。

無理に笑い話をしなくても相手が「それ気になるなぁ」と思う話をすれば雑談は盛り上がります。

自分の本業に関わる面白い話、健康の話、スポーツ、最近人気の商品、面白かった映画や本など、相手の年齢や性別を選ばないネタを常時5、6個ストックしときましょう。

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相手が気持ちよくなる聞き方

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個人的には話し方より聞き方の方が大事だと思うのよね。

会話を盛り上げれる奴って絶対聞き上手。

 

人は自分の話を聞いてもらうと安心する、嬉しくなる生き物です。

目安としてはトータルで自分2相手8くらいの会話量を目指すと良いです。

 

会話のリアクションとして最悪なのが「なるほどですね」「そうですね」という返答です。

もうその時点で商談終了。

 

そこで覚えておきたいのが「相槌のさしすせそ

  • さすがですね
  • 知らなかったです
  • 素敵ですね
  • センスがいいですね
  • それはすごいですね

共通するのは「相手の話に価値がある」リアクションということです。

もちろんしっかり話を聞いて、言葉や動きに感情込めてください。

 

話を聞くときは必ずうなずきながら聞く

ソフトに相手の目を見つめながら聞く。この辺りも効果的です。

 

一言足してオウム返し

さっきも言ったように「そうですね」と言う相槌は会話を止めてしまうのでダメです。

「消費税が上がったね」

この雑談にそうですねを返しちゃうと終わりますが

「8%と10%だと体感が違いますよね」

「これでも世界じゃ安い方だけど正直きついですよね」

と返したほうがまだ会話が広がりそうです。

 

「でも相手の話題があんまりよく知らない分野だったりした場合、どうすればいいの?」

そういうときには「必殺オウム返し」です。

「この間ゴルフに行ってきたんだよー」

「え!ゴルフに行ってきたんですか!」

これでもいいんですが、さらに一言付け加えると会話が広がります。

「え!ゴルフに行ってきたんですか!どちらのコースに行かれたんですか?」

という感じです。

 

ここでも注意したいのが「なぜ?」という質問は避けるべきです。

「なぜ?」は考える側にとって大きな負担になるからです。

 

「超一流の雑談力」を読んでやってみた

会話をメモしてみた

僕の行きつけの美容室って、「そういえば前回行くっておっしゃってたお店どうでした?」と、以前の会話の続きを振ってきたりします。

そのたびにいつも感心してたんですけど、これめっちゃ効果的やんと思って始めてみました。

会食したりとか雑談した時に話したネタをスマホにメモるんです。

で、相手の名前をつけて保存しておくとパッと検索できます。

それを会う前に見ておくのです。

 

お勧めの本や映画の話になった時は、それも押さえておきます。

「この前教えてもらった本読んだんですが、めっちゃ面白かったです」

「他にも面白いのあったら教えて下さい!」

これを言うと、相手はとても喜んでくれます。

 

この本には他にも雑談のテクニックが満載です。

面白いのでぜひ本を読んでください。

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著書名 超一流の雑談力

著者 安田正

出版社 文響社