「働き方改革」により、サラリーマンも副業が求められる時代になりました。
起業と聞くとリスクが怖いからと動かない方も多いでしょうが、現代はそんなこともありません。
むしろ会社勤めをしながらじっくりとコンサルタントやセミナーなどの自分のビジネスを育てましょう。
会社にいながら起業しよう!これからの働き方「新しい起業のかたち」
ノーリスクで起業できる時代になったのか…!
この本を読むと得られるもの
- リスクなく副業を立ち上げることが出来ます。
- コンサルタント、セミナー、先生を副業にしたい方に特におすすめです。
- オンラインサロンについても学べます。
資金も人脈もアイデアもない、そんな人間も会社を辞めずとも着実に成功する起業が出来る…。
「世の中そんな甘くねえ!わしゃ騙されへんぞ!」と思いつつ、この本を読んでみました。
確かにこのご時世、いつ放り出されても大丈夫なように稼ぎ口はたくさん持っておきたいです。
でもさすがにレアなスキルも潤沢な軍資金も必要でしょうよ。
退職金狙いの詐欺もあるでしょうよ。
この本を読めば、それでも一念発起も必要ない起業が可能とのこと。
なんなら「背水の陣」で挑む戦いは、歴史上でもほぼ全て負け戦です。
そう考えるとちょっと興味も湧いてきます。
この本では、
- 起業に必要な「考え方」
- 商品・サービスを開発する
- セミナーを開催する
- 集客とセールス
- オンラインサロンを持つ
- 情報発信を続ける
- 一生稼げる次のステップ
の項目について書かれています。
ここでは、起業に必要な考え方について要約してみます。
気になった方は是非本を読んで実践してみて下さいね。
そもそもなぜ起業?働き方改革?
サラリーマンって安心安全!って思ってる人います?
会社が潰れなくても、クビになるし、絶対嫌な部署への異動もあるし、上司と揉めたら終わりやし…。
根本の問題は、会社に依存しきっている事です。それじゃ完全に言いなりです。
そして税金も変わってきます。詳しくはこの投稿を読んで下さい。
起業家はかなり税制上での優遇があるのです。
そして「働き方改革」です。
副業が出来るようになったよ、働く時間が減ったよ程度に考えている人は正直お花畑です。
これは解雇規制の緩和です。
雇用の流動性を高め、高齢化が進む社会に対応する為です。
現代はバブル期のような会社の成長も見込めません。会社の体力が無くなっても、現在の日本の法律では基本的に解雇出来ないからです。
その為の「働き方改革」です。
わかりました、起業が今後の活路になるのは理解しました。
でもリスクでかくない?
起業のリスクはこんな感じです。
- 会社を辞めると生活費がなくなる
- 設立するのに費用がかかる
- 税務がわからない
- オフィスの家賃がかかる
- 人件費がかかる
まあ大体こんな感じですよね。
まず会社ですが、辞める必要はありません。これが最大のリスクだったと思うのでもう大丈夫です。
副業から始めましょう!
会社設立費用も高かったのは昔の話。全部合わせても30万円くらいです。
税務は、法人なら税理士さんに頼んで年間10万前後です。個人だと会計ソフトで出来ます。
オフィスも敷金礼金が必要とか考えてたら、かなり古いです。シェアオフィスか、個人なら自宅で充分です。
設備投資も必要のない副業から始めましょう。
人件費は論外です。人を雇うビジネスは避けましょう。必要ならココナラとか覗いてみて下さい。
副業解禁で堂々と出来るうえに、リスクも無いなら逆にやらない理由がありませんね。
コソコソと会社にバレないように物販やネットビジネスも古いです。…すみません、自分はやってます!
堂々と名前を出して、個人のブランディングをしていきましょう。
会社にとっても「稼げる個人」は使えるので大歓迎なのです。
起業に必要な考え方
「早く稼ぎ方を教えて!」となりますが、まずはマインドの話です。
マインドなくして方法を知っても、続きませんから意味なしです。
と言っても「死ぬ気で頑張れ」みたいな根性論でもありません。
むしろ長く働けばたくさんお金が貰えるというのは、サラリーマン発想です。
労働時間と稼ぎは関係ない
「西野さんも前田さんもめっちゃ長い時間働いてるやん?」
それは結果として長くなってるだけで、起業家が受け取るのは労働時間の対価ではありません。価値を提供した対価です。
サラリーマンはお金を稼いでいるのではなく、時間を売って我慢料を貰っているのです。
給料を貰うのとお金を稼ぐのでは、まったく別の能力が必要なのです。
背水の陣はやってはいけない
起業において背水の陣を敷く人は、会社を辞めたいとか、会社が悪いとか、人のせいにしている人が多いです。
「今の環境だと結果が出ないけど、本気になれば自分は凄いのだ!」と思いたいのです。
そのような人は辞めても必死にならないし、むしろダラけます。
まずはキャッシュフローを確保しながら、しっかりと自分のことビジネスを育てましょう。
スティーブ・ジョブズもラリー・ペイジも堀江さんも西野さんもみんな最初はこの方法です。
ラクして儲かる仕事は長続きしない
もう一つやめないと行けないのは、「楽して儲かる」ビジネスを探す事です。
今おいしいと始めてもすぐおいしくなくなるので、長続きしないし、上手くもいかないでしょう。
「好きなことをやる」はその通りなのですが、間違って「つらいことは一切やらない」と受け取る人がいます。
そこをやらないともはや奇跡を待つしかありません。
本来の奇跡とは「人事を尽くして天命を待つ」です。やるべき事はやってから好きな事に集中力がしましょう。
一番必要なのは提供価値
サラリーマンから起業家になる為に一番必要な考え方が「提供価値こそが稼ぎを生む」です。
会社勤めだと、汗水垂らしてる感じが評価され、一息サボる要領の良さはマイナスになったりします。
これも起業では全く意味がありません。
昼まで寝てようが、1日1時間しか働いてなかろうが、結果が出てれば問題ありません。
逆に長く働いてても、価値を提供出来てなければ、時間の使い方を考え直す必要があります。
サラリーマンにはこの「稼ぐ力」がありません。
「俺年収2000万やし!稼いでるし!」
でも、労働時間に対してお金を貰っているうちは、自分で稼いでいるのとは違います。
この労働時間と時給をベースにした考えのままだと、「1時間のセミナーが1万円って高くない??」などと考えてしまいます。
価値を高めて値上げする考えではなく、単価は安くてもどんどん仕事を引き受けて、忙しくなる事で安心するという悪いスパイラルにハマってしまいます。
これ危険!
ブルーオーシャンを探さない
「ブルーオーシャン戦略」は大切です。
しかし、このせいで「勝てる方法が見つかるまで探そう」として、動けなくなる人がいます。
それを考えるだけで見つける事が出来る人は天才です。仮にそれっぽい場所を見つけても、誰もお客さんがいない可能性がデカいです。
本来は、レッドオーシャンで頑張ってもがいているうちに、「あれ、ここちょっと青くない?」と見つけるのがブルーオーシャンです。
のび太くんがドラえもんに「泳げるようになるまでプールに行かない!」と言うのと同じなのです…!
自分の強みを探さない
USPも誤解している人もいます。
「あなたにしかない圧倒的な強み」と誤解して、そんなの無いわ…と諦めてしまうパターンです。
目立ってる起業家がS級モンスターなのでそう思うのも無理はありません。
実際のスモールビジネスでは、特別な才能などなくても成功している人は沢山います。
S級を目指すのはスモールビジネスで成功してからでも遅くありません。
資格も必要ありません。資格を公表すると、逆に収入が減ったりしてしまいます。
「中小企業診断士だと〇〇円」みたいな、相場で見られてしまうからです。
勉強するのはもちろん良い事なんですが、〇〇の資格を取ってから、と考えるなら別の事をして「稼ぐ力」を身に付けましょう。
「新しい起業のかたち」を読んでやってみた
セミナーって何?
この本で気になったのが、「セミナーを開催する」って項目です。
…セミナー?
商工会とかが開催してる勉強会には行った事あるけど、また別モノなんかな…?
奈良の田舎にはセミナーなんてもんあるのか?
この本では「セミナーを主催しましょう」と書いてあります。
なるほど、無料お試しキャンペーン的な感じですね。
amity_senseiの、無料の動画から会員制のipadmateへの流れに近いイメージです。これが作れたら最強!
このブログでセミナーを開催するとしたら、何に繋がるのか考えないといけないですね。
ポイントはセミナーの講師になる事で「教えてくれる先生」のポジションを作れるかどうからしいです。
…読書でセミナーってめっちゃ難しくない?
いやいや、それならベタですがブログをテーマにして、文章の書き方やSEOを教える方が需要あるかな…?
うん。、まだそっちの方が教えれることも多いですね。
その方向でやってみます!
時代はもう副業ではなく「複業」待ったなしです。
この本でバッチリ対応しましょう!
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