AIビジネス

来たる時代に備えて!「今こそ知りたいAIビジネス」

AIは全ての業界に変革を与えます!

AIについて聞かない日は無いってぐらいになってきましたね!

皆さんはAIに対してどんな印象をお持ちでしょうか?

 

アメリカとかでは「AIは人間のしなくても良い仕事をしてくれる」ってイメージらしいです。

日本は「仕事が奪われる」と騒いでいたり、逆に人間に変わり世界を支配するかの様な神扱いの時もあります。

実際どうなのでしょう?

 

一方の専門家たちはそういう一般人の考えが理解出来ないみたいです。

AIに対して過剰な期待や不安を持つ一般層と、それを理解出来ない技術者層。

その隔たりが大きくなると日本はAIビジネスにおいて競争力を失うと著者の石角友愛さんは警告されてます。

AIがインフラとなる時代にどう生きるか。

これはもう命題です。

ちなみに私は石角さんのファンです。

 

AIは擬人化で理解してはいけない。道具です

電気やインターネットのように、AIは間違いなく私たちの生活のインフラになります。

でもAIについての理解が出来てないと、これからの働き方の選択肢が極端に狭くなってしまうでしょう。

 

まずはAI=ロボット的な何か、という間違った認識。

AIの擬人化により、AIが物事を行う主体であると考えると、このイメージが機械損失を生みます。

アイデアの制限が生じるのです。

 

AIは電気やインターネットと同じ単なるツールでしかありません。

擬人的に「AIが」でなく、「AIで」という意識が必要です。

AIを神格化するのも間違いです。AIは決して万能ではありません。

 

「いやー、自分が働く業界にAIなんて」

そんな風に考えてる人も多いと思います。

自分もそうです。うちのちっちゃい会社にAIとか導入しないでしょ、みたいな。

 

しかしです。

100年前に電気の登場で全ての業界が変わったように、今後数年間で変革しない業界はありません。

AIの影響なく仕事を続ける事は、あり得ません。

むしろ中小企業ほどAIを高価的に活用出来るのです。

 

AIを導入した時に業績が大きく伸びると予想される業種は実に69%!

こんな数字が出たらどんな経営者でも導入を考えるでしょうよ。

100年寿命の未来を楽しく生きる方法「LIFE SIFT」

 

AIを使うと今までにないビジネスモデルが登場する

具体例でAIの活用を紹介しましょう。

本文で紹介されている企業のひとつに「スティッチフィックス」があります。

アメリカのファッション通販サイトです。

他の例は是非本で読んで下さいね。

 

どんな体験ができるのかな?

まずユーザーは体型や服の好みに関する質問に答えます。

そのデータからオススメを判断。それっぽい服が送られてきます。気に入らないのは返却できます。

このサービスの凄いのは、あらゆるシーンでAIが活用されていることです。

 

この会社には75人のデータサイエンティストが在籍していますが、注目は3500人のスタイリストを雇っている事です。

まずAIが学習機能でレコメンドしています。Pinterestのアカウントからも趣味を分析してます。

すごいのがユーザーが今まで意識してなかったものも、「なんかいいかも」と気付かせてくれるいう現象が起こっているのです。

 

微妙なサイズも学習していきます。曖昧な言語も理解していきます。「デートで使いたい」みたいな。

そしてこのサービスの一番の特徴が、AIのチョイスが素敵なものか最終判断をスタイリストがしていることなのです。

AIはその結果も学習していきます。

 

発送する商品にはスタイリストの「自筆」のコメントが付けられます。「こんなシーンで使ってね」みたいな。

なにこの素敵サービス。

 

商品の発送もAIが管理してます。倉庫内のフォークリフトの渋滞などを予測して倉庫内の商品の配置を考えているのです。

しかもしかも、次のトレンドも予測しています。AIとスタイリストとデータサイエンティストの共同作業です。

 

小売業界にとって顧客中心主義は一番の優先事項です。

手遅れになる前にデータサイエンスを導入しないといけないでしょう。

 

AIと働く社会に必要なものとは

人が得意とする事はコンピューターにとって難しく、コンピューターが得意な事は人にとって難しい。奪い合うのではなく協力する体制が求められます。

例えばAIとARによるメイクのシミュレーション。10本20本と仮想的に試せるようになります。

まずAIビジネスを考える時は、ニーズや課題を抽出する必要があります。

その解決にAIが寄与できると新しいビジネスモデルが生まれます。

 

今後は歴史や哲学、法律や経済学の知識が必要になります。

これらを知らないとAIが社会に融合した時に自分たちが何を作るべきかを議論できないからです。

他に脳科学、心理学、データサイエンス、言語学なども抑えておくべきでしょう。

と言いつつ全部苦手分野なんよなあ…。頑張ろう。

 

つまり、社会人になっても学び直しの時代になります。

今ある仕事の半分は2030年に無くなると言われています。まじで?

消える仕事と伸びる仕事は何?「10年後の仕事図鑑」

 

石角さんは、

これから新しくキャリアを作りたい人は、何かをゼロから作る事、何かを体験してアウトプットする事をお勧めされてます。

 

モノを作るだけでなく、事業の立ち上げや、ブログを書いて読者を集めるのもアウトプットです。

これからはアウトプットのある人と無い人の差が大きくなります。

なぜなら、0と1の差がとてつもなく大きいからです。

 

いくら経験した事があるという1があっても、証明するアウトプットがなければ意味がありません

そこにAIを絡ませたら最強です。

とにかく将来が不安な人、もちろん自分もですが、その不安な気持ちを原動力に変えていきましょう。

仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい

 

「いまこそ知りたいAIビジネス」を読んでやってみた

よし、AIを使いこなすぞ!…どうやって?

これからの時代はAIやで。そこは理解しました。

AIを是非使いこなしたいよね。

 

ん?AIってどうやって使い始めるの?AIはどこで売ってるんや?

いかん、自分はAIに関する知識が無さ過ぎです。

もっと勉強しないといけません。

落合陽一と未来を考えてみると新しい世界には希望しかなかった!「2030年の世界地図帳」

 

AIに関する本を何冊か仕入れてきました。

今後読んだらこのブログでも紹介していきますね。

 

最後に本で石角さんが言ってたように、まずはアウトプットを強化していきます。

最近のアウトプット量はグイグイ増えてますよ!

インプットでは現実は変わらない。アウトプットだけが人生を変える「アウトプット大全」

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著書名 いまこそ知りたいAIビジネス

著者 石角 友愛

出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン