この本を読むと得られるもの

  • 新しい世の中のルールが理解できます
  • クリティカル・シンキングについて学ぶ事が出来ます
  • 行動を起こす思考について学ぶことが出来ます

 

藤原和博「35歳の教科書」クリティカルシンキングで考える今から全然間に合う戦略的人生設計!

 

世の中のルールが変わりました。

「成長社会」から「成熟社会」に入ったからです。

お年寄りが増えるだけでなく、「多様で、複雑で、変化が激しい」世の中になったのです。

それは今までやってた「野球」が「サッカー」に変わるぐらいのものなんです。

そんなに変わるの?もはや別ゲー?

 

時間制限が付き、攻守が目まぐるしく変わり、役割も固定されません。

ルールは野球より単純なのに、複雑なチームプレーが要求されます。

もちろんルールが変わったのだから、戦い方も変えないといけません。

 

まず大きく変わるのは、「財産」とか「資産」というものの捉え方です。

これまでは財産といえば不動産や株式を指すことが多かったのですが、これからの時代に決定的に変わるものがあります。

「借金」と「時間」という資産の扱いです。

 

成長社会では「借金は信用のパラメーター」などと嘯かれていました。

しかしパイの増えない成熟社会では、やっぱり「借金ゼロ」が偉いのです。

 

なぜなら、多様で複雑な成熟社会では、身軽でなければ組織にいいようにやられます。

ローンを借りてしまった身では「よし、次のステージに行こうぜ!」とはなかなかいかないですよね。

 

そして、これからは借りるならお金でなくて「知恵」を借りましょう。

上手いこと言いたかっただけではありません。「知恵」を借りれるネットワークこそが、成熟社会の最大の資産になるのです。

 

次に「時間」という資産についてです。

藤原さんは校長をやってた時に帰りはバスではなくタクシーで帰っていたそうです。

帰りのバスはいつ来るかわからないし、暗がりです。

時間を無駄にするよりは、1000円使ってタクシーで帰った方が時間的に効率的なのです。気分もいいし。

大事な1%に集中すればお金と時間が自由になります!「時給思考」

 

時間で考えると、本当は年収1500万円を稼ぐ能力があっても、

  1. 自分自身の勉強のために文化的な活動もしたいし、読書もしたい
  2. 家族と共に食事をしたり、行事に参加したい

仕事に使える時間3000時間のうち、1000時間を本業に投資し、残りの2000時間を戦略的に別のことに投資する。

 

これまでの社会では考えられませんでしたが、これからは孤立を怖がってはいけません。

それぞれ一人一人の社会になっていく変化の中では、「いい子であること」は正しいこととは言い切れないのです。

うーん、でもやっぱり怖いよなあ。

 

この本ではそんな呪縛から逃れる方法が書かれています。

①を極めて書籍を出したり、コンサルタントとしてもう500万円くらい稼げるようになるかもしれません。

②を極めてローカルビジネスを起こしたり、社会起業家になったりするかもしれませんよ。

 

この本では、

  1. 「みんな一緒」の時代から「それぞれ一人」の時代へ
  2. 宗教的なものを道具で使え
  3. 会社に依存するな
  4. 杉並区・和田中で「そのなか」科を始めた意味
  5. 自ら劇場を作り、自ら演じよ
  6. 「働き方」ではなく「生き方」が問われる
  7. 10代集中、20代夢中、30代五里霧中
  8. 正解主義を捨てて修正主義の人生戦略を
  9. サバイバルするための武器と仲間を持て
  10. 戦略的人生計画の作り方
  11. 演じる力、公共リテラシー、クリティカル・シンキング
  12. 公共性を身につけよ
  13. クリティカル・シンキングで物事を捉えよ
  14. 「ロールプレイ」と「ディベート」で地頭を鍛えよ
  15. 35歳に必要な3つのリテラシー
  16. サラリーマンには虚飾が多い
  17. 自分自身をリストラせよ
  18. リストラ後のあなたの武器は何か?
  19. 組織内個人を目指せ
  20. 会社と個人の新しい関係を築け
  21. 結婚で「ベクトル合わせ」の技を磨け
  22. 家族と仕事以外の「第3の場所」を持て
  23. ポイントは「動機付ける技術」と「戦略的行動力」

の項目で解説されています。

目次を読むだけでも、今からやるべきことが見えてきます。

 

人生にはなぜ戦略が必要なのか?

何を武器にすればいいのか?

迷った時にはこの本を読みましょう!

人生計画を考えよう

引き際を学ぼう

藤原さんは30歳までリクルートで、まさに24時間働く典型的なジャパニーズサラリーマンでした。

朝から晩まで仕事して、遊んで、酒を飲んで、とにかく忙しい日々でした。

 

朝7時に出社して、夜9時に仕事が終了。

そこから勉強会をして、会社を出るのは午前0時過ぎ。

そこからお酒を飲んで、締めにラーメン。そりゃ体も壊れるわな。

 

それでも新規事業の立ち上げの高揚感と緊張で、「疲れた」という感覚はなかったそうです。

仕事の面白さの方が勝っていたのですね。

まさに高揚感はドラッグです。

 

しかし、翌年藤原さんの営業所だけが予算を大きく下回りました。

その頃、早朝出社した藤原さんはオフィスの廊下で立ちすくんでしまいます。

プレッシャーグラフ、今期のスローガン、部屋ではもう誰かが仕事をしているかもしれません。

 

ほんの20mの距離がとてつもなく長く感じられます。

全身が動かず、部屋についた時には脂汗でびっしょり。

その後メニエル病になってしまったのです。

 

藤原さんは「病気はチャンス」を仰います。

確かにその時病気にならず仕事を続けてたら、今の歳まで生きてこれなかったかもしれません。

病気は自分の内面の声に耳を傾ける絶好の機会なのです。

 

成長社会の人たちは「引き際」について考えることがありません。

これは教育を受けてこなかったからです。

 

もちろん「これ」と決めた仕事には全力を傾けます。

ただしその一方で「どこで降りるか」「どこで任せるか」という引き際をいつも意識しないといけません。

今、組織の中で働いているなら、是非引き際について深く考えてみてください。

美しい引き際と、その後の充実した人生を思い描くのです。

「定年後の仕事は40代で決めなさい」定年という人生の節目を前に輝く未来を選択しよう

 

考え方も多様化する

これからの時代、与えられた問題に、教えられた正解を出すだけの子供は弱いです。

一方で、経験したことのない問題にぶつかっても、自分自身が納得できる回答を探せる子供は強いです。

これは大人も同じです。

 

それぞれ一人の時代にシフトしていくと、人々の価値観がますます多様化していきます。

まぶは相手の話をそのまま受け取るのではなく、客観的、分析的に理解する事が大切です。

一方で、相手の意見を受け入れる柔軟性も求められます。

 

いい意見だと判断したら、パクって自分のものにしていきます。

消化した上で、さらに自分流のオリジナルな意見を展開していきます。

そんなプレゼンテーション技術が重要になってきました。

 

クリティカル・シンキングを学ぼう

この「クリティカル・シンキングを中心とした論理的思考」と「相手の話を聞かながら自分の意見を取り入れてプレゼンテーションする技術」こそが、子供にもこれからを生きる大人にも必要不可欠なスキルになります。

もし35歳(以上でも、35歳レベルのみすみすしい感性を持っているなら)でも、まだ十分間に合います。

 

報道も新聞もただ読んでうなずくのはやめましょう。

その裏側の事実を想像します。

そしてあらゆる事に対して推測でもいいので、自分自身の意見を持つ事です。

 

効果的に鍛えられるのは地域社会のコミュニティに入っていく事です。

趣味の集まりはダメです。意気投合し合える仲では緊張感がありません。

 

僕もマンションから古民家に引っ越して、地域社会のコミュニティに参加する事になりました。

最初は正直めんどくさかったのですが、年齢もバックボーンも全然違う人達と親しくなるのは刺激的でした。

特訓の場としては、安上がりで手っ取り早い方法だと思いますよ。

「35歳の教科書」を読んでやってみた

学力テストやってみたい

実践してみたこと

  • クリティカル・シンキングを身に付けよう

 

クリティカル・シンキングを身に付けよう

現代社会とは霧がかかったゴルフコースのようなものです。

上手くいけば一発でグリーンに乗るけど、待っても霧が晴れる様子はありません。

しかも、現代社会のグリーンは打った瞬間にグリーンの位置が変わる仕様です。

 

だったらとりあえず打ってみるしかありません。

しかし、多くの人がクラブを慎重に選び、キャディさんに何回も確認して、ガイドブックを読むばかり。

 

そこに現れた無邪気な子供がお構いなしにクラブを持ってボールを叩きます。

ボールコロコロ転がって、それをまた叩く。

繰り返しているうちにグリーンに近づいていきます。

勝敗は明らかです。

堀江貴文「時間革命」自分の時間を生きているか?ムダな時間を生きていないか?

 

時代は変わりました。

とにかく打った方が勝ち!手数を出した方が勝ち!何回打ってもいいからカップインした方が勝ち!

何かを始めるには、ある種の無謀さが必要になります。

 

もはや「PDCA」では間に合わない感じになりました。

「DADADA」くらいでやっていかないといけません。

失敗しても改善すればいいんやな。とにかく一歩目が大切なんですね。

 

戦略作成の基礎は「クリティカル・シンキング」です。

藤原さんは「複眼思考」と訳されてます。

物事を短絡的なパターン認識で考えてはいけないってことです。

 

「そこには何か裏に事情があるんじゃないか?」

「こっちの視点から見れば全く別のものに見えるんじゃないか?」

といった多面的な複眼思考ができるかどうかが大切な大人の条件です。

 

PISA型学力を鍛えよう

PISAとはOECDが3年ごとに実施している国際的な学力テストです。

街中にある壁への落書き。あれは悪でしょうか?芸術作品でしょうか?

だとしたら通りにたくさんある看板やポスター。あれは求められる存在なのでしょうか?

 

実際に社会で暮らしていると、このような正解のない問題にぶつかることの方が多いはずです。

そうした現状に対応して、入試や入社試験でも「あなた自身の考え」を問いかけて「自分なりの言葉を使って答えよ」という問題が増えています。

上記への僕の意見は「センスのないものはどちらも要らない」です。

 

PISA調査における3つのリテラシーは、

①読解リテラシー

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発展させ、効果的に社会に参加する為に、書かれたテキストを理解して、利用して、熟考する能力。

 

②数学的リテラシー

数学が世界に果たす役割を見つけ理解し、個人や社会生活建設的な関心を持った思慮深い市民としての生活において、数学的根拠に基づき判断を行う能力。

 

③科学的リテラシー

自然界と人間の活動によって起こる自然界の変化について理解し、意思決定する為に、科学的知識を利用して、課題を明確にし、証拠に基づく結論を導き出す能力。

 

日本の学校の勉強とは結構違う。もっと生活と密接していますよね。

この3つのリテラシーは、現代を生きる大人にとっても「獲得しておくべき能力」と言えます。

どれも無いんやけど…。

身に付けていかないといけませんね。

 

藤原さんの3つの「100人の中で一番の能力」を3つ掛け合わせると、唯一無二の「100万人にひとりの能力」になるというお話は僕の目標とするところになってます。

能力って積み重ねて掛け算にするのね。

 

 

この本にも書かれています。

35歳から始めて間に合うの?って感じもしますが、やらないよりは全然良いと思います。

頑張りましょう!

 

とりあえずこの本を読んでやってみよう、な!

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これぞ「必ず食える1%の人になる方法」100人に1人のスキルを3つ持とう!

上記の3つのスキルについて解説された藤原さんの著書です。

好きなことを3つ極めれば良いだけの話です。なんか出来そうな気になるので読んでみて下さいね。

 

Audible トップ

 

著書名 35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画

著者 藤原和博

出版社 幻冬社

 

オーディブル

最近は散歩しながら本を聴いてます。オススメですし、無料で体験できるので是非試してみて